番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
056 来迎寺本堂 | 享保16年 (1731) |
内陣及び外陣よりなる 内陣:正面三間、背面五間、側面四間、一重裳階付、宝形造、取合を含む 外陣:正面七間、側面四間、一重、寄棟造、向拝三間、背面左右脇壇付、総本瓦葺 |
特徴等 |
来迎寺は永正年間(1504-1521)の創建と伝わり、もとは松ヶ島にあったが、天正16年(1588)蒲生氏郷による松坂城築城に伴い現在地に移った。本堂は享保元年(1716)の松阪大火による焼失の後、享保16年(1731)に再建されたもので、再建には松阪の豪商三井家が深くかかわったという。堂宇は内陣と外陣を前後に繋いだ複合仏堂で、外陣は正面7間、側面4間の寄棟造、前面に向拝3間を付け、内陣は身舎方3間の方形造、周囲に裳階を巡らせている。特徴ある外観と雄大な空間構成をもつ優れた建造物である。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/松坂市HP 2009-2-24 |
三重県の重要文化財建造物 2017-12-14 現在 |