花紀行 梅雨の花(京都府立植物園)
2020.07.12


ヒオウギ//四季彩の丘で


■ 降り続く雨も上がったが、山行きは諦め京都府立植物園へ野草観察に出かける。北山門から入園すると目の前には色鮮やかな園芸種が目を楽しませてくれる。野草観察のため植物生態園へ向かう。今はハンゲショウが見ごろ、ユキミバナが咲きはじめている。梅雨だが予想以上にたくさん咲いている野草を楽しむことができた。昨年見たヒオウギが見当たらなく係員に尋ね四季彩の丘へ向かう。たくさん咲いているヒオウギは伊吹山で見るより黄色くさっぱりしていた。「昨年、どこで見たのやら?」と。





ユキミバナ

■ 雪が降り始めるころまで咲くと言われている。似ているスズムシソウに比べ全体に小ぶりで、花の筒部にはっきりとした模様が見えるので分かる。



ハンゲショウ

■ 群生地の周りは写真家でいっぱい!。夏至から11日目が半夏生、このころ花が咲き葉が白くなる⇒ハンゲショウ。



ヤブカンゾウ


シマジタムラソウ

■ 環境省絶滅危惧Ⅱ類



スズカケソウ

■ 竹林にまれに生える多年草でクマガイソウ属です。分布は岐阜県と狭いようです。



ラセイタソウ

■ 当然のようにイラクサ科です。



ヤマユリ


ヤマユリ(紅筋)


イヌヌマトラノオ

■ イヌがついているので、ヌマトラノオに似ているが偽物?。花穂の様子などはオカトラノオに近いが湿地に生殖するので⇒イヌヌマトラノオ。



ハナイカダ

■ 葉の表面に花が咲き果実が・・・、最初に見たときは目を疑った哲郎であるが、最近北山であまり見かけなくなった。



ヒメカラマツ


トウギボウシ

■ オオバギボウシや~、と思ったらトウギボウシとある。他のオオバギボウシより心形の葉がちょっと丸いかな?トウギボウシは日本海側、オオバギボウシは太平洋側と諸説あるが、ここは植物園なので「トウギボウシ」です。



イヌゴマ
エゾカワラナデシコ


カワラナデシコ


ツガルフジ





------------------   園芸品種も綺麗に咲いています   ------------------

ルリトラノオ

■ 伊吹山の花に比べ綺麗すぎて品がないと哲郎?。



コオニユリ


パッシフロラ

■ トケイソウ科です。



リリウム


アリストロメリア






■ 梅雨の時期も十分楽しめます京都府立植物園です。まだまだたくさんの野草が咲いていましたが、編集に疲れましたのでこれくらいにしておきましょう。