伊吹山 / 2019.07.31


 
キムケン&ユッキーさんと一緒に
急いで上野道を下っていく


2019.07.31 (水) 晴れ   哲、道

行き:JR京都 7:10 = JR関ヶ原9:30 - 伊吹山山頂駐車場
帰り:伊吹登山口 14:32 - JR近江長岡15:06 = JR京都駅


コース:
伊吹山山頂駐車場~西遊歩道~山頂広場~△伊吹山~上野登山道下山口~上野登山道~三合目~登山口~三宮神社~登山口バス停





 梅雨も明け、伊吹山 夏の野草観察に出かける。昨年は夏と秋の中間に出かけ中途半端な野草観察になったので、今年は例年通りの時期に出かける。

 米原から関ケ原へ向かう電車、伊吹山頂はガスで覆われ「野草観察には丁度いい!」と哲郎。関ケ原で降り、伊吹山登山バス停へ向かい列に並ぶと、列の6,7番目で・・・、列の前方から声がかかる。キムケン&ユッキーさんである、その前先頭にはなんとJOEさんがいるではないか。偶然出会ったメンバーが5人揃うことは珍しい!。

 暑さも忘れメンバーはバス停で話し込んでしまう。近鉄名阪バス、平日だが大垣からの客が多く、皆乗ってほぼ満席で出発する。山頂に着き、JOEさんは「駐車場横の花を見て遊歩道を往復します!」と、キムケン&ユッキーさんは山頂でお昼をと、西遊歩道へ向かう。我々は駐車場横の食堂に入り早い昼食とする。

 デッキでいつものように伊吹山菜そば+持参したオニギリでゆっくりと昼食。ここで準備しトイレを済まし西遊歩道へ向かう。西遊歩道のお花は例年より少し遅れていて、キオンは丁度見ごろ、シモツケソウやクガイソウはこれから・・という状態だが、ガスも漂ってきて心地よく山頂へ向かう。

キムケン&ユッキーさんは西遊歩道へ
まずは入山協力金を投入
キヌタソウ
クガイソウ キンバイソウ
キオン シモツケ
イワアカバナ キリンソウ
西遊歩道を歩く
メタカラコウ
シモツケソウ保護区
満開はもうすぐ

 お花畑の保護区に着きゲートから侵入する。今年は遅れているのだろう、シモツケソウのピンクはまだ咲きそろってはいない。「あれ~クモキリソウは?」と哲郎、「もう過ぎたよ!」と道子、花は終わっているかもしれないが今年は確認できなかった。

 やっと緩やかになり、山頂お花畑が広がってくる。でも雑草が茂っていて色鮮やかとは言えない。ツリガネニンジンやルリトラノオが広がる秋のほうが咲きそろっているのかもしれない。

 前方に山頂の建物が見えてくるが、ガスが切れてきて暑そう。山頂でトイレ休憩、12時下山開始まで、山頂の野草観察に出かける。

ヒヨクソウ ルリトラノオ
イブキフウロ ヒメフウロ

 ここで再び、キムケン&ユッキーさんやJOEさんに出会う。JOEさんは今から上野道を下って、登山口からJR近江長岡駅まで歩き14時30分の電車に乗るという。この暑さの中で他の4人は「信じられない~!」と。

 再び別れ山頂広場のお花畑を観察するが、目的の花はまだまだのようだ。「もういいだろう」と下山口へ向かう。途中の売店でイモズル(一束120円)を見つける道子はこれを買う。はたして美味しいかどうか?は道子次第だ。

 上野道登山口から下り始める。まだまだたくさんの人が登ってくる。今日は登山道が乾いていて歩きやすい。9合目の分岐から上野道を下り始める。崖状のゴロゴロ石道が続き嫌なとことだ。ふと後ろを振り向くとキムケン&ユッキーさん、結局一緒に下ることになる。

山頂への登山道
平日なので登山客は少ない
9合目からゴロゴロ石道を下る
ヤマホタルブクロ イブキトラノオ
シモツケソウ ウツボグサ
オオダイコンソウ コバノミミノグリ
イブキジャコウソウ カワラナデシコ

 登山口14時32分発のバスに乗るため、4人は急いで下っていくが、キムケン&ユッキーさんの足取りは早い。彼らはいつも比良のゴロゴロ道で歩きなれているからだろう。でもゆっくりの我々2人の歩きでもバスには十分間に合うのだが・・・。

 「そうかシデシャジンか!と哲郎「、急ぐ理由が分かったようだ。群生地迄往復10分、鑑賞に5分で、「今日は+15分必要なのだ」と、我々も急ぎ足で下ることにする。。

 下るに連れ暑くなり給水が必要なのだが、キムケン&ユッキーさんは給水が少ないようだ。我々は500ml×3本、ユッキーさんは500ml×1本、これまた信じられない哲郎と道子。JOEさんも給水が少ないが、ユッキーさんも同じように汗をかかないタイプなのだろうか。でも伊吹は途中に自動販売機があるので、荷を少しでも軽くしたかったのかもしれない。

 途中でシデシャジンの群生地による。「あれ、まだ咲いていない!」と哲郎、諦めて引き返そうとするとき、「咲いている!」とユッキーさん、上の方に2株咲いていた。でも咲き始めなのでまだ美しいとは言えない。

5合目で飲水休憩 1合目から登山道を下る

 今日は急ぐということで1合目から登山道を下る。キムケンさんは急いで下って見えなくなる。ユッキーさんと道子も着替えがあるので急ぎ足、一人ユックリ下る哲郎、バスには十分間に合うようだ。

 上野登山口に着くと道子が伊吹牛乳を買ってくるが、「ビールのほうが・・・」と哲郎だが、まだ帰路が長いので我慢することにする。定刻にやってきたバスでJR近江長岡駅へ向かう。電車まで時間があるので駅でスポーツドリンクを1本飲み干す哲郎、これが後でひどいことになる。

 米原行きの電車に乗り「ヤレヤレ」と帰路に着く4人、米原で1分の乗り換えで新快速へ・・・、「えっ!なぜ!」と、新快速のドアが閉まっている。「ただいま点検中」の放送があり・・・、やっとドアが開き4人は座席を確保する。

 これからがいけません!!。冷房が入りません、そのうちにと思うが、なかなか冷たい風はやってきません。そのうちに、そのうちにと我慢していると、とうとう京都駅に着いてしまう。おかげで新快速に乗る前に大量の水分補給した哲郎は着替えたTシャツが汗で濡れている。

 折角、野草観察を楽しんだ所なのに、相変わらずのJRの対応の悪さだけが記憶に残った1日となってしまった。








主が声を出すと、
水のざわめきが天に起こる。
主は地の果てから雲を上らせ、
雨のためにいなずまを造り、
その倉から風を出される。


エレミヤ書 【10-13】
咲き始めのシデシャジン