2014年06月04日(水)





【お願い】

「美山トレイル」のテープを外してください


美山トレイルのテープ



美山トレイルのテープ





●先日、芦生研究林の南尾根(P951~△小野村割岳~赤崎中尾根分岐)を散策しましたた。その尾根で写真のような「美山トレイル」と書かれたテープが樹木にまかれ10m間隔で延々と続いていて、静かな山歩きはできませんでした。これでは山から「癒し」を頂く事はできません。

●これらのテープは尾根の景観を悪くするだけでなく、将来的には山のゴミとなります。また樹木にテープを巻くことにより樹木を痛めます。付けた方はテープを外すようお願いします。

●ネット情報によると、このテープ群は芦生研究林の南尾根だけでなく、高島トレイルや南丹市を取り巻く山々に付けてあるようです。これは美山の「恥」、京都の「恥」です!。

●登山は基本的に登山地図と標識で行い、難易度により磁石と地形図、GPSを併用して行います。決してテープに頼ってはいけません。

●「美山トレイル」のテープが巻かれている山々は南丹市景観計画の景観計画区域内にあります。「美山トレイル」が南丹市の関連団体であれば市の方へ改善依頼をしたいところですが、「美山トレイル」の企画書も開示されていなくその存在がまだはっきりしません。南丹市に高島トレイルのような構想があるのであれば、最適な標識の設置(地権者の許可が必要です)、登山口のトイレ建設、登山地図の作成等、高島トレイルを見習って景観や自然保護に配慮して頂きたい。

●芦生研究林周辺の山々にはクマが出没します。また多くの初心者のハイカーが入山することにより、大切な希少植物に影響を与えることでしょう。芦生周辺の山々への入山には一定の装備が必要で初心者のハイカーが簡単に入山するようなところではありません。芦生研究林内には立入禁止区域もあります。

●このサイトをご覧の皆様も景観や自然保護に配慮して登山を楽しんで頂くようお願いいたします。

記:okaokaclub 哲郎