鈴鹿 大瀞から釈迦ヶ岳稜線

2020年12月02日(洛西オヤジ No.278)

釈迦ヶ岳山頂、何年振り?10年?


2020年12月2日(水)   洛西オヤジ

アクセス:
・名神―新名神―菰野IC-朝明キャンプ場

コース:
・朝明キャンプ場駐車場―根の平峠―タケ谷―神崎川左岸―右岸(渡渉数回)クラシ谷出会いーオゾ谷出会い―大瀞―右岸―中峠―金山―ハト峰―猫岳―薬師岳―中尾根ルートー朝明バス停―駐車場




・初心者オヤジまたしても鈴鹿前回のおさらいと久しぶりに7(セブン)稜線ちょっとだけ歩いてきました。




 今日は洛西オヤジです。何とか野暮用の間隙を縫って山歩きをするぞ!。天気よいし、久しぶりに比良に、しかしキムケンサンの報告で雪が降ったとのことで雪はいややあ~寒そうやし、性懲りもなく先日のおさらいで鈴鹿神崎川沿いを大瀞まで行くことにしました。

 夜、野暮用会議が東ICのすぐそばであるので何とか間に合うようにと前回より少し早い目に出発、今日は三重県側から取りつく事にしました。菰野ICから朝明のキャンプ場を目指します。R306から朝明、八風、宇賀渓、南には宮妻狭、いろいろなキャンプ場があります。

 それぞれ鈴鹿7と呼ばれる山々に入る拠点になっています、今回は朝明(アサケ)キャンプ場駐車所に7時半ごろ到着、オッチャンが寄ってきて¥500貧乏なオヤジから搾取していきました。(当たり前なんや、仕事やから)モタモタ準備8時前にアスフアルトの道をヨタモタスタートです。

ボチボチ行きますかあ~ 案内板に導かれ取りつきです

 先ずは定番根の平峠を目指します。もちろん中峠、薬師ヶ岳への取り付きもありますが、第一目標前回のタケ谷出会いポイントから大瀞を目指すので根の平峠に向かうため定番伊勢谷登山道をチンタラです。比較的整備されたコースです。登りも緩やかオヤジ向きです。

 駐車場から同じルートに向かった男女のカップル?ご夫婦?がいたはずですが見えません、(あんたと同じようにヨタヨタ歩いたはらへん!さっさと気合入れて歩いたはる)スンマセン。何とかチンタラ1時間以上かかって根の平峠とうちゃこ~。

朝日渓谷から伊勢谷沿いをヨタヨタです 比較的整備されたコースです
根の平峠直下 根の平峠とうちゃこ~

 そのまままっすぐタケ谷へ向かいます。すぐにタケ谷分岐ですが先行の男女ペアーさんがいろいろ検討中みたいです。女性の方が「すみませんここからクラシ、イブネに行きたいのですが」と聞いてこられました。男性が何やら手書きの地図を見ながら検討中みたいです。神崎川が書いてないのでわからないのですが、どうやら直接本小峠からの尾根で取り付く計画見たいです。

 「う~ん行けないことはないですが、分かりにくいですよ、本小峠への取り付きがおそらく判らないと思います」(そらアンタ実感しているわなあ~経験者語るやなあ~)ひやかさんといて!「何處から取りつくかですが、一番わかりやすいのはこのまま千草街道をコクイ谷の出会いに向かいそのまま杉峠、タイジョウ分岐、イブネが一番わかりやすいです。

根の平峠からタケ谷向かいます 千草街道のタケ谷分岐

 「下山に本小峠に向われたらどうですか」(おまええらそうに、ゆうなあ~)。「その他にも私がこれから向かう大瀞方面からも行けますが相当距離が伸びますね~」[そうですか杉峠から向かいます]とゆうことで右左に別れてスタートです。えらそうに言った割にはオヤジもタケ谷にまともに入るのは初めてです。

 前回は左の尾根から降りてきました、予想どうり案内の標識があり少し先にオヤジが間違ったポイントがあり、すぐにタケ谷出会いの野営地に出ました。結局ナンヤあ~ちょっと気を付けたらまともにタケ谷に入れたのに~(今更遅い、ボーと歩いているさかいや~)はいはい復習はここまで第二目標大瀞に向かいます。

根の平峠から神崎川へのタケ谷登山道 タケ谷出会いの野営地
大瀞へは神崎川を渡って左岸へ 左岸にある標識
神崎川左岸、大瀞への道

 (瀞とは水に浸食された深い淵で流れが緩やかなところ)とありますが、神崎川を何回左岸右岸渡渉したかなあ~、3~4回?(覚えてへんのかい!)左岸側がほとんどですがやがてクラシ谷出会いの案内、ここから直接クラシに行く強者もいるみたいですが、もちろんバリバリでしょうが。

 続いてオゾ谷出会いここからはルートが確立されているみたいでワサビ峠経由クラシが定番みたいですが案内表示があるわけではないです(オゾ谷出会いの表示はあります)。やがて大瀞の吊り橋渡れません~案内看板が出てきます。

クラシ谷出会い オゾ谷出会い
大瀞上部吊り橋取りつき部 何年前から通行できなくなったのでしょうか?

 本流への案内で激下りで河原に降ります。そのまま河原に降りずにまっすぐ進むと(オヤジが行きたいなあ~と思っている)(やめとき!)お金明神経由お金峠―ワサビ峠―クラシのルートになるわけですね~行きたいなあ~。今日は大瀞から中峠に向います。河原からボロボロになった吊り橋が見えます。

河原に激下りです 大瀞上流方面です
上部に釣り橋が見えます

 何年前まで渡れたのかなあ~2006年版(古い~)高原社のマップでは吊り橋危険となっていますが、とにかく神崎川大瀞ポイントを恐々渡渉して向かいの斜面をよじ登り(そんな大層なもんかい)後は比較的にルンルンで中峠に向います。

大瀞下流方面です 対岸の斜面をよじ登ります

 (下水晶谷とゆうらしいですが上水晶谷より歩きやすい感じです)大瀞から30~40分でしょうか中峠とうちゃこ~。

下水晶谷を登っていきます 明るく広く上水晶谷よりは歩きやすいです
中峠が見えてきましたあ~ 中峠とうちゃこ~

 さ~ここから今日の第三目的鈴鹿7稜線歩き~ひさしぶりですなあ~。先ずは金山~次はハト峰~簡単に書いてますがアップダウンがありシンドイ~いややあ~です。

 お馴染みハト峰のザレ場でちょうど正午になったのでお昼ご飯にしましょう~ですが(なんやねん!)大笑い!携帯コンロ持ってきてない~。ハッハッは~(あほらしい、ようそんなけドジるなあ~)仕方がない生でインスタントラーメン、ボリボリッ(え~ホンマかい)嘘です。

 たまたま一つ持ってきていた7イレの御赤飯おにぎり1っ個とカロリーメイトをボリボリ(それで充分やろがあ!)まあそうなんですが。

先ずは金山、後方は釈迦ヶ岳 ハト峰峠
羽鳥峰 石文字絵
大ガレ(大蔭)のキレット

 はいはい次は何年ぶりか釈迦ヶ岳にヨタヨタ向かいます、先ずは猫岳~ええ天気やなあ~ヨタヨタ右手に釈迦ヶ岳直下の激岩場が見えています。あ~あんなとこ行くのいややなあ~ゾクゾクするなあ~(どっちやねん)ヘロヘロになりながら釈迦ヶ岳三角点と釈迦ヶ岳最高点の分岐にとうちゃこ~。

 一応山頂へ(下山は最高点からです)久しぶりの山頂前回?前々回?八風からでしたかね~(覚えてへん~)。

猫岳への道 猫岳
駿河湾 釈迦岳稜線山頂と最高点分岐にとうちゃこ~
最高点に戻って下山です

 とにかく最高点に戻って下山もちろん中尾根白毫ルート、超有名な激下りとその先のU鞍部ザレ岩場(どおゆう表現やねん)まあ怖い事でおマス(ここはホンマにキツイデス、堂満南東よりも激ですただ短いですが)、恐る恐るへっぴり腰でクリアーして何とか普通の登山道に出て下山です。

 がこれがまた長い~、いやになるほど長いのです~、は~強烈な下りしかも非常にヤバイ箇所があるので下りといえども時間がかかるコースです。それにしてもチンタラ長いので疲れましたあ~。

中尾根コース激下り
ちょっと恐怖心を感じますね~
鞍部です、ヤレヤレ
降りてきたところを見上げます
怖わあ
中尾根コース白毫出会い
庵座谷上部付近の登山道

 アカンあかん今晩野暮用会議があるやんか汗くさいゆうて怒られるで~風呂入らなアカン、チンタラしてたらあかんで~。案内板に惑わされてバス停ひとつ遠回りしてしまいましたが何とか戻ってきました~。

ようやく取りつき部に降りてきました 林道へが正解です

 (アレー朝のあの杉峠からイブネ、クラシを教えてあげたあのご夫婦?カップルさんまだ下山していないなあ~)還り支度をモタモタしているとトレランの男性が伊勢谷の方から降りてきました。男女の登山者がいなかったか聞くと 「あーもうそこまで降りてきています」との事でした。このトレランの男性とも稜線であっていたのですがこの時間まで何處を走っていたのやら。

 ほどなくあのタケ谷分岐で分かれた男女カップルさんが戻ってきました。「はーいお疲れさん、分かりましたか」「はい言われた通り杉峠に向い、そこからイブネに行って尾根を本小峠まで降りてあのロープがぶら下がっているところを神崎川に降りて根の平から戻ってきました」。

 「いやあの本小峠からの激下りは参りましたあ~」「そうですか、よかったです、まだ戻ってこられてないので心配しました」「やはり本小峠へ直接向かうのはあれでは初めてのものはわかりませんね~杉峠に向って正解でした~」との事ですが偉いものですちゃんと本小峠への稜線に乗って降りられたのですから、オヤジはそれすら迷ってうろうろしました。はいはい何はともあれ今日も無事に回ってこられました。

あ~あバス停一つ分戻ります ここに戻らないといけないのです~

 帰路久しぶりにグリンーホテルの温泉に向かいました。改装していたので何年振りでしょうか、フロントで最近定番検温を受けてゆっくり浸かって帰路に着きました。。

 驚いたのはホテルを出るときに大きな観光バスが2台団体さんが到着、GOTOなんでしょうね~。さて無事に野暮用会議にも間に合いヤレヤレ。そうか~次の会議はもう新年ナンヤ~今年もあとわずか  感謝  感謝。



【 記:洛西オヤジ 】