伊吹山 2020.01.25

この時期に雪が全くない伊吹山も異常ですが
初心者オヤジの歩きも足が攣りまくりで
異常なカッコの歩きとなりました
親父の山歩き報告(NO.239)


伊吹山 山頂
タケルチャンもリラックス(今年はあったかいなあ~よしよし)


2020年1月25日(土)

アクセス:
・名神高速―米原インター上野登山口みこと屋駐車場(えらい端折るな)まあ毎回なんで


コース:
上野登山口から山頂完全往復


 今日は洛西オヤジです。昨年の10月31日に白山に行ってからほとんど山らしい山には行けていません。11月は毎年恒例の野暮用ラッシュで仕方ないのですが12月からは(寒いのいや!雪いや!)の冬ごもりですが実は年末から体調が悪く、(うそやろ)正月が明けても良くならないので検査したところ以前から高かった血糖値が以上に高くなっていました、ドクター曰く「こりゃ入院レベルです」(またまたほんまかいな)。

 「先生様、今私が入院したらアルバイトの日銭が入らないので生活できないのです~何とか入院せずに治していただけないでしょうか、お願いします、先生様~」(相変わらず貧乏くさい話やなあ~)「まあとにかく1週間薬を飲んでその間にださい」とのことでした。もちろん山歩きなどとゆうのは持っての外で「山歩きなどしたら、脳梗塞起こすリスクが大です。」と言われ「まだ死にたくありません、ヨイヨイもいやです」「だから入院して」「入院もいやです。ウワ~ン、ア~ン」(大の大人が泣くなあ!)。

 一週間後、なんと、なんとなんと、ドクターも驚く数値がほぼ通常値に戻って「どうしたんですか、これは薬が効いた次元ではない下がり方ですね。」「はい比叡山千日回峰行の堂入りみたいな生活で、水だけ飲んで写経に励み一日2万歩き」「あんたホンマに死ぬよ、そんなことしてたら」。「先生様入院は」「ああしなくていいです、とゆうよりそんな患者こちらが拒否します」とまあこの辺りは創作も交えて(あほか!メチャクチャ書くなあ!)。

 相変わらず今年も前ぶりが永くなりました。(あ~あもうそのままあの世に行けば師匠も手間が省けるのに)そんなわけで先ずは伊吹の雪渓(?)歩きだあ!(おまえホンマに極楽とんぼやなあ~今年雪渓があるわけないやろ!)おっしゃる通り、毎度の上野に向かう途中で見る伊吹山に白い色は全く見えません。

いつもの撮影ポイントからですが
白い色は何處にも見えません~

 お馴染みみこと屋の駐車場に車を入れるといつものおばちゃんが出てきて「お久しぶり」「おばちゃん元気やったか」「いやもう歳でアカン、」「上はどうなん、アイゼンいるのか」「いらん、いらん、いるのはスパッツだけ」「そうか~ほんま異常気象やな~」おばちゃんの人生でもこの時期にこんなに雪が少ないとゆうのは初めての経験だそうです。おばちゃんにアメチャン(大阪風やな)とミカンと毎度の南京豆をもらい、何か気が抜けてしまいましたがせっかく来たのです。チンタラチンタラ参りましょう。

 とにかく毎度のとりつきからヨタヨタと、あまりにも長いブランクでいつもにまして老いぼれ歩きが際立って先が思いやられます。1合目にようやく着いて、は~(なにゆうてんねん、まだこれからやろが!)ヨタヨタ進みます。比較的に早く取りついたので前後に人影はなかったのですがそのうちにどんどん追い抜かれていきます。 は~雪がなくても結構皆さん来るのや~そうか~今日は土曜日か!。

ほなボチボチいきまひょか パラグライダー基地に着きました
さすがに霜は降りていますが ホンマに1月かいな

 霜は降りています、登山道も今は凍てていますが降りてくるときはおそらくドタドタの泥田やろな~。3合目に着くまでに何人の登山者に追い抜かれたことやら、皆さんの(老いぼれが大丈夫かいな)とゆう心配?そうな視線を感じながら「おはようございます」などと無理に笑顔で挨拶しながらは~、今年1年こんな感じで歩くのやろなあ~(そうやであるけるかどうかはわからんけどな~)。

いつもは結構吹だまるあたりですが春の雰囲気 霊仙も白いものは見えません
膝上まで沈み込みながら歩いたのは
#いつのひ~か?(童謡調やなあ~)
3合目です。くどいようですが1月ですよ! → 昨年の写真です

 はあはあゼイゼイ、5合目から6合目の避難小屋に向かいいよいよ急登が始まります。途中もう下山の人に出会います。「早いですね~ご来光ですか」「はい、寒かったです~」すごいですね~しかし考えようによっては雪がないので普通の夜間登山と変わらないのですね?(あんたには無理やで~)そうですね~今でももう帰りたい~。

サラッと5合目です。ホンマはもう帰りたい~
6合目避難小屋例年なら右のほうの斜面を
通過しているところですが
この斜面を登りに来たのですがね~
今日は無理です
(別に雪があるか無いかだけの事やと
思うけど~)

 いよいよ正念場の8合目からの急登です。いきなり来ました!(何がや?)足が攣りだしました~。おそらく下山で攣るやろなあ~と予想はしていましたがこの時点で攣るとは、イタイ!アカン!死ぬ!(はいそれだけゆうたら気が済んだやろ、サッサと行かんかい)。

 鬼!ホンマ痛いのやあ!スピード一段と遅くなり追い抜く人が「大丈夫ですか」と声をかけてくれるありさまです。ミミズが這うみたいにそれでも何とか9合目の稜線に出ました~ヤレヤレ、周遊道で今日初めて残雪を見ました。昨年コースを外れて腰まで沈んだところです。

ようやく8合目ここから一段と急登になります
突然足が攣りだしました~
(ちょっと予想より早いな~登りからとは)
9合目稜線に着きました~
わ~今日初めての残雪~

 約4時間弱、山頂付近の神社も店ももちろんタケルチャン像も雪が何いのでなんか違和感があります。なんと三角点の標識が見えるのには参りました。通常は絶対雪ノ下ですものね。しかし360度のパノラマ展望、白山、御岳、北、南、中央、「あれ槍ちゃうか」の声、なるほどそれらしき陰が?マッチの先ほどですが見られます。遠くの山の雪化粧が今回のみどころでした。

 北も南もどれぐらいの積雪なんでしょうかね~、こうして遠望するといってみたい衝動にかられます。(無理無理、あんた伊吹でこのザマやで)は~そうやなあ~。風を避けてラーメンタイムです。

昨年の写真と比べてください → 昨年の写真
昨年も雪は少ないといわれていたのですが
本日一番の見どころ白山、行きたいなあ~ 御岳も真っ白
この時期に三角標識が見えるとは
びっくり。
富士山は~(見えるかあ!)
おばちゃんの心ずかいの南京豆

 もち入りラーメン炊いて。おばちゃんの南京豆ポリポリ。ミカンも食べてよっしゃ~戻るかあ~(フン足が攣ってまともにあるけへんで~)そんな予想は当たります。小てつさんの競馬予想より確実です。降りだしてすぐに来ましたあ~。

 しばらくジーと痛みに耐えて、ボチボチヨタヨタ、右左と均等に何回も(そんなもん均等違ってええのんや~)激痛に耐えながら何とか3時間弱もかかって降りてきました。まあ一からトレーニングしなおさんとあきませんな~。

琵琶湖方面
奥の比良にも白いものは見えません
この急降下ドタドタでヤバい! → 昨年の写真  同じアングルから
残念でしたね~尻スキーは いつも思うのですがここまで一般車は入れるの
(まあ洒落やがな、シャレ!)
いつものワンチャン
今日は顔を見せてくれません
アスフアルトの方も足が痛いので考えましたが
通常の登山道で
ようやく降りてきました。は~ みこと屋名物用水路でブラシを使って靴洗い
太い針金は泥落としに威力を発揮します。

 靴とストックを洗っておばちゃんに「ま~ひどいもんやね~何にもあらへん」「そやろ~年々少なくなってきているけどここまで少ないのは私も初めてや」「まあ今度は花の時期にくるわ~しかし咲くのかなあ~いつもの時期に」「わからんな~」「気おつけて帰ってや~」挨拶交わして帰路に着きます。

 温泉はあねがわ温泉か健康パークあざいにするか土曜日やしあねがわは混んでるかなとあざいに向かいます。久しぶりの温泉でゆっくり浸かって毎度のさざなみ街道、琵琶湖大橋経由で帰宅しました。

 カーチャンただいまあ~は19時、土曜の割には早く帰宅出来ました。約2ヶ月のブランク、12月は体調悪くまともにトレーニングできずもろに足が攣る洗礼を受けましたが、まあ何よりもドクターストップかかっていたことを思えばヨタヨタよれよれ7時間弱の歩きができたことに  感謝 感謝。

                             【洛西オヤジ記】