比良 武奈ヶ岳 2020年6月29日
(洛西オヤジ No.263)

石川県から来た男性とシャッター交換


2020年6月29日(月)   洛西オヤジ

アクセス:
朝一番の桂川行きのバスに乗って(新鮮な経験でした)京都駅―湖西線比良駅(どこで降りるのかイマイチわかっていない)

コース:
・JR比良駅―徒歩イン谷(皆さんそれが普通なんや)-正面谷-青ガレ-金糞峠-奥の深谷テン泊地-正面突破四つ辻-コヤマノ岳-武奈ヶ岳山頂パラダイスコース-八雲ヶ原-北比良峠-ダケ道(ここで悲劇が起きました)(ええぞーええぞ!)-大山口-イン谷-JR比良駅


■ 初心者オヤジ珍しくJR比良駅から歩いて武奈へ、珍しい事をしたら皆さんお喜びください、全治?の重症?元に戻ることはありません。(左肩亜脱臼、靭帯損傷、一部骨折?)(ばんざ~い、バンザイ~ざま~みろ~)グスン!これがもう最後の報告になるかもしれません。




 今日は洛西オヤジです。ここしばらく大人気の金勝アルプスですが、オヤジも行きたいなあ~と思うのですが、行き方もわからへん~(以前2回ほど行ったやろ)行ってもどこに咲いてるかわからへん~(聞いてるやろ)

 今回は汽車に(古い言い方や!横浜新橋間開通の時代か)乗って武奈ヶ岳へ行きます。(どないしたんや)いや皆さんがどれだけシンドイ目をして、武奈に登っておられるかを体験したくて朝一番のバスに乗って、いや~新鮮な体験でした~(かおり御大に笑われるわ)

 JRも朝早くから沢山の人が乗っておられますね~、最も湖西線の上り?下り?高島の方に行くのは空いていますね~、恥ずかしい話ですがJRの何駅で降りるのかわからないのです~(はあ~)いや湖西線は大津駅ではなく大津京駅なんですね~(いちびっとるなあ~)そやけど海水浴(琵琶湖ですが)に行くのに江若鉄道の時代しか知らんもんなあ~(嘘つけ!いつの時代やあ~)

 比良駅到着~あれ~駅員さんいな~いキップどないすんねん~{ご不要のキップはここへ入れてください}ナンヤ入場券で来られるんやあ~(あほな事書いたらアカン!怒られるで!)

かおり御大のマネして車窓からエエナあ~
汽車の旅やなあ~
改めてへ~比良駅~なんや若い人がウロウロ
大学?大学があるの~
うわ~遠いなあ~
普通はこんなとこ誰も撮らあらへんな~
どこから行くのかなあ~
確か神社通り抜けたんかな
(抜けへん、抜けへん、行ったらあかん)

 さ~チンタラチンタラ、イン谷に向かいますがイン谷から来たことはあるのですが、駅からイン谷はウ~ン初めてかなあ~覚えてないなあ~、神社の中通ったかな~アカンな~ウロウロ、とにかく山に向かえばええのんやろうが、ウロウロしながら何とか桜の馬場からイン谷到着~。

おーこの上をいつも走ってるのやあ~
(しらこい事何書いてんねん)
やっとイン谷もう疲れてしもたあ~

 うわ~小1時間かかったあ~30分ぐらいで皆さん来られるみたいですが、もう疲れたあ~(アホカあ!今からやろがあ!)正面谷チンタラ、チンタラ、シンドイ~暑い~大山口到着しましたー。どうしょうな~キムケンさんはいつも青ガレ、金糞やなあ~真似してオヤジも正面谷を詰めていきます。

いつもは車がたくさん停まってるのに~
みんな金勝山に行ってるのかなあ~
大山口どっちに行くか迷うなあ~

 青ガレの下について、いややなあ~しんどいやろなあ~(何ごちゃごちゃゆうてんねん、しょうがないやろが)よれよれ、みんなこんなシンドイところいとも簡単に金糞峠に着きました~と書いたはるな~、ヘロヘロになってオヤジ到着。

雪のないルンゼ登る人いるのかなあ~ 青ガレ~もう帰ろうかな~しんどそうやなあ~
ここかあ~岩がゴロゴロ落ちてきたところは ようやく金糞峠到着~ドテー

 深谷テン場でラーメン用の水を汲んで、さーどこから行きましょうか、やはり皆さんがいかれる正面突破かな~(まあ皆さんのしんどさを味わいなさい)は~いといったもののやっぱりしんどいね~。

テン場の修復(何度も)された橋
(ありがとうございます)
奥の深谷流れ橋とゆうのでしょうか
四つ辻
ちょっと花らしい雰囲気も載せていただいて
(もっといっぱいいろいろ咲いてるやろが)
これもクラウンみたいやなあ~
(勝手につけるなあ!)

 何とかコヤマノ岳にたどり着いて一本立てていると単の男性が「武奈ヶ岳はこちらですか」と聞かれて来られました。「あ~反対です、反対に来られています、この先がコヤマノ岳です」「そうですか、ありがとうございます。ちょっと見てきます」と反対の方にいかれました。

コヤマノ岳とうちゃこ~もうバテました
もうしんどいです
久しぶりですね~2月以来?

 オヤジがイブルキ分岐からヨタヨタと登っていると、先ほどの男性がアッとゆう間に追いついてこられて、オヤジはもちろん先に行ってもらいますが、そのスピードたるや、それと相当歩きなれた人やなあ~と感じたのは、遠くの時は鈴の音がしていたのですが、近くになるとおそらく意識して音を留められていました。

 先に山頂に到着しておられた男性とシャッター交換(もういいでしょうー)石川県から来られた方で武奈は初めてだそうです。いつもはもう奥の山に入っているとの事ですが、今年はまだみたいです。もちろん白山がホームグランドみたいですが、先日オヤジが行った美濃禅道のルートの事でえらい盛り上がって話をしました。

あんまりスカー!とはいきませんね~ コヤマノ岳の遥か向こうにかおり御大
山休さんがおられたのですね~
オ~イ(シラー)

 やはり一日で南竜はキツいみたいです。残雪時の状況もよくご存じで、オヤジの無謀さにあきれておられました。これから堂満を回ってイン谷に降りたいとゆうことです、だいたいのルートの説明をして山頂でおわかれです。オヤジはゆっくりラーメン炊いて、コーヒも飲んで、結構山頂に後から到着する人がありましたが、面白い事にすべて単の男性でした。

 下山もどうしょうか迷いましたが、石川県の男性みたいに堂満に回る気力、体力無く、さりとてキムケンさんみたいに北周りで戻るのもしんどいし。(ユッキーさん病み上がりでよくぞいかれました)結局パラダイス、八雲、北比良とゆうルートになりますね~。

パラダイスコース(わかってる!) 八雲です(わかってる!)

 八雲からはゲレンデ跡は暑いので、久しぶりに木の陰が多い旧道で北比良に直接向かいましたが、大昔の案内板などが懐かしかったです。キムケンさん今日は残念ながら熊ちゃんはいませんでした、その代わり5Mぐらいの(嘘つけ50Cmほどやろ)大蛇がまあ意識もうろうとしながら歩いているので幻を(どうでもええのんや、それよりえらい事になったんやろ、早よそれ書け、皆さん期待しておられるのやあ!早よドジった様子を言え!)そんな人の不幸を喜んで!ええ死に方せんよ。宝くじも、競馬も当たらんよ!

これが八雲で休憩中に
なぜか撮れているのです
(なんのこっちゃ)
いや悲劇のスパッツです
(ハアー?)
ゲレンデは暑いので
懐かしい案内のあるゴンドラ駅からの散策路
(古いなあ~いつの話やあ!)
北比良峠です(わかってる!) こんな普通の遊歩道みたいなところで
悲劇は起きました~

 ダケ道をチンタラ戻ります、本当に歩きやすくなりました~以前はダケ道はなるべく下らないようにしていましたが、ここ何年前ぐらいからでしょうか、熱意と努力と時間を費やして整備していただいて、見違えるほど歩きやすい本当に比良登山道とゆうのにふさわしいコースになりました、ありがとうございます。(わかった、分かった、それでどないしたんや)

 いや全く整備されたところとは関係ない普通の平坦な道でボーと歩いていたら、右のスパッツのひもに左のスパッツ掛けの金具が引っ掛かり(どんな歩き方してんねん!お山みたいに、内またで歩いてんのかあ!)自分でもわからへん、雪のある時にアイゼンをよく引っ掛けることはあるけど、そんなうまい事引っ掛けるとは?、左肩からもんどり打って、(あ~あ~お気の毒に)気の毒やとゆう気持ちが全く感じられんなあ~(何ドジってんねん、考えられんわあ~)

カモシカ台ではどうにもこうにも痛くて
リュックを降ろしますが、今度担ぐとき激痛が
ね~こんなに丁寧に
ボランティアさんの汗と努力の結晶に
いかなる時でも感謝!感謝!

 しばらく痛さで身動きとれませんでした、よほど打ちどころが、いや全く普通の平坦な道で気が緩んでいたのでしょうね~、山で転倒慣れしているオヤジですが、今回はまともに地面に左肩から打ち付けるように倒れこみました。何とか起き上がって足は大丈夫だったのですが、左肩が痛くリュックを降ろして回してみたのですが、何とか動くのでとにかくヨタヨタと歩き出しますが、段々と左肩の痛さが増してきてカモシカ台でリュックを降ろして、今度担ぐときにはあまりの痛さに(いた~い~おかあちゃん~、イタイ~川島センセ~イ)(誰やねん!)

ようやく大山口に下りてきました
一度時間をかけて状態の確認をします
今日に限って
ここからまだ歩かないといけません
ハア~神も仏も(ないない、歩かんかい!)

 何とか降りてきた大川口で上半身脱いで肩の状態を見ます、極端に腫れてはいないので、まあ粉砕骨折(アホカあ!大層にゆうなあ!)は免れているようです。(当たり前じゃ~)今日に限って車ではないのでイン谷から比良駅までの辛い事(やはり日頃の行いやなあ~天が与えた試練やなあ~)あんな!他人事やおもて!そんなカッコええもんやないの、イタイの!リュックが肩に食い込んでいる感じ!

いつもやったら上を車でしゃあ~と
帰るのやけどなあ~
あ~あJR比良駅は遠かったあ~
意識が遠のき、ドテー!
きれいなご婦人が「大丈夫ですか、もしもし、」
(お前一人芝居で何寅さんやってるねん、)

 比良駅の階段上るときは冷や汗が出ました、駅で何とかリュックを降ろしてからは担がず、カーチャンに桂川まで迎えに来てもらいそのまま近所の行きつけの整形医院に連れて行ってもらいました。カーチャンあきれて言葉なし!すんません。

 行きつけの整形の先生「また山かいな、今日はどないしたんや」「先生様、イタイ~肩が痛~い、死ぬ~」「そんな簡単に死ねへんの」膝の靭帯損傷の時からお世話になってる先生です。レントゲン、「まー例の箇所やなあ~」元々オヤジは山歩きで何度も何度も、しりもちをついて肘をついてコケています。

 上腕骨近位端の骨折とゆうか跳ね上がり骨折(脱臼)とゆうやつでスポーツ選手がよくなるみたいですが、右も左も異常に肩の末端が飛び出ています。飛び出している部分を思い切り打ちつけたのですから痛い!となります。我慢するしかないみたいです。

 まあもっと正確に診断するにはCTでしょうが、もともと以前から手術しても完全には治らんよ、我慢しながら無茶せんとくしかないね~と言われています、シップ張って痛み止め飲んでまあ日にち薬やな~、今回も細かい骨折はあるやろうがイタイの我慢するしかないね~、あんたの事やからギブスで固めてもあかんやろ、三角巾もせんやろな~」よくよくご存じで、「先生様~これからも山に行けるでしょうか」「そんな事わかるかいな、痛いのはあんたしかわからへん、まあ完全に痛みが取れるのは~う~んわからんなあ~半年ぐらいかかるかも、ズーと治らんかも」え~え~リュック担げるようになるのはいつの事やら。

 しばらく山歩きは、いやいやもうこのまま引退になるかもしれません。(バンザ~いばんざ~い)   長い間の皆様のご厚情に  感謝  感謝。



【 記:洛西オヤジ 】