湖南アルプス 堂山(384m)
(低山と思えない高度感と展望良好)


堂山の峰々が見えた


2020年2月2日(日) 晴れ  森の旅人M

コース:
・富川道分岐駐車場~迎不動明王~迎不動堰堤~鎧堰堤~広河原~堂山取付~堂山~支流谷堰堤~天神川~市道~富川道分岐駐車場





 湖南アルプスへ行こうと多数の山から行き先を決める,okaokaメンバーがよく行っている笠間ヶ岳のすぐ近くにある堂山が面白そうなので登ってきました。

 宇治川ラインから鹿跳橋を渡り新しくできたトンネルを抜けるとあっさりと田上の里へ,市道109号も山に入ると林道のように細くなる。笠間ヶ岳分岐となる富川道分岐にある駐車場に到着。駐車場が少ないので心配したが一番乗りで駐車場所を確保。登山準備を終えてから市道を上って行くと迎不動明王がある。その先に堂山への標識が立っている。

迎不動明王: 堂山の取付き

 天神川を渡るために飛び石が置かれ右岸へ着く。すぐに岩のデコボコしている坂道が続く。両脇になぜかテープが張り巡らされてあり登って行く。これでは迷うことなく最初のポイント迎不動堰堤を通過。何度も渡渉を繰り返して行くがこの間は緩やかだ。

 次のポイントは鎧堰堤,両側のテープはなお続いている。このテープは登山者への案内テープと思っていたがテープにぶら下がっているビラを見ると地主が松茸が取れる時期にテープで囲まれた以外に山に入ることを禁じる告知であった。坂道を登ると鎧堰堤の見学用のステージがあり石組の鎧堰堤を覗き込むことができる。金勝の堰堤より幅は狭いが高さがある。両側のテープはここまで続いていた。

飛び石を渡る 迎不動堰堤
山道の両側にはテープが続く 沢の渡渉を繰り返す
鎧堰堤 鎧堰堤から広河原へ下る

 堰堤上流に下りて堂山を目指す,溜まった砂原が広く続いている。踏み跡も上流側に向かっている。地元小学校の松の植樹帯があり道がやや不明確になる。更に先に行くと森の少し奥に堂山への標識が立っている。しばらく谷間の緩やかな坂道を歩く。堂山が晴天の下はっきり見える素晴らしい尾根に出る。これから歩くコースを一望,同じような標高の山が連なっており北端が堂山である。

広河原右岸側を歩く 広河原から堂山取付き

 これまでの道ではなく花崗岩のザレ場道に変わる。滑らないように気をつけて進む。登って行く途中で初めて単独男性に出会う。少し登るとまた単独男性だ,太神山へのコースを聞かれるが説明できず。急坂道の花崗岩の大岩群に入っていく。アップダウンの尾根が岩場登りとなり南からの最初のピークは程なくたどり着けた。三上山と比叡山が途中で遠望できる。

堂山のアップ ザレ場の尾根を山頂へ向かう
急坂のザレ場を下る 下っては登り返す
三上山遠望 比叡山遠望

 次の峰へは一旦下って登り返しを行く,その度に険しくなる。この尾根はずっと周囲の景色を見ることができる。二つ目の峰に到着。ここからは堂山が目前に見えておりそのまま行こうとすると急斜の岩盤を下ることになる,さすがに危険と思い戻り返すと横道があった。しかし,ここでは大岩の隙間を抜けることになりひと苦労。下った後ロープの坂を上がる,さらにロープが見えて今度は岩場だ。ロープを頼らないと登れない。登りきるとようやく堂山山頂であった。

大岩の脇を通過,一番緊張した 二つ目のピーク
前方に堂山が見える 横道を行く
大岩の隙間を下って来た 山頂直下の岩場のロープ登り

 山頂は周囲を岩で囲まれて広くはない,展望はほぼ360度で良好だ。比叡山,遠くに雲を被った比良山地,手前に琵琶湖と大津市街が見える。昼食には時間が早いのでおにぎり一つだけ食べる。

堂山山頂 行き違いの三人

 天神川堰堤に下る周回コースのため北へ下って行く。岩の飛び出したザレ場の下りに入ると下から3人組が上がって来た。下り優先ですれ違う。下りきった先の天神川の堰堤が見える。ここを過ぎれば危険個所は無いはず,少しほっとする。踏み跡もしっかりしている。やがて支流谷にある堰堤前を渡渉。この堰堤がユニークで目と口のような顔をしている。

堰堤に目と口が シダ道

 シダ道となりまた渡渉が始まる。こちらは岩盤の渡渉を繰り返すので気を使う。単独の神戸から来た男性と出会う。下流で道が不明確で手こずったようだ。天神川沿いで上流に向かって中洲に出る道を説明してくれた。30人近い子供がいると言う。

 天神川に出るがそこでは渡渉できない。右岸沿いに上流に向かうと例の子供の声が聞こえる。この渡渉場所にも飛び石が置かれ左岸に移る。近くの土手を上がると市道に出た。富川道分岐駐車場まで戻りました。昼食は結局車の中で摂り,無事帰宅しました。

岩場の渡渉が多い 飛び石を渡り天神川左岸へ

 堂山は低山ながらコース変化に富んで楽しめました,また展望も良くお薦めの山です。


                           【 記: 森の旅人M 】