南奥駆け 玉置山から如意宝珠岳 2018.12.02

初心者オヤジ終わったあ~(なにがや)
展示会ラッシュ(何のこっちゃ?)
約一月ほど野暮用に追われていました
久しぶりに足慣らしハイキングです
親父の山歩き報告(NO.198)


 
玉置山 山頂です(一等三角点)
今日は(いつもですが)熊野灘は見えません


2018年12月2日

アクセス:
・京奈和乗り継ぎ五條インター十津川街道(R168)-折立ー玉置神社車参道ー玉置神社駐車場
・帰路はR425で白谷トンネルを通り下北山村ーR169で吉野ー橿原ー京奈和で帰宅 (とんでもない遠回り)


コース:
・玉置神社駐車場ー奥駆け道分岐ーかつえ坂ー世界遺産記念碑ー展望台ー花折塚ー稚児の森ー蜘蛛ノ口(岩の口)-如意宝珠岳まで
・同じルートを戻り玉置山によって駐車場に戻る。アスフアルト林道に並行した奥駆けらしからぬハイキングコースでした




 こんにちはお久しぶりです、洛西オヤジです。前回武奈山頂でかおりさんやお仲間の皆さんとお会いして以来約1ヶ月、なんやかやと浮世の義理やしがらみにドップリ沈められてなかなか山歩きできませんでした。やっと解放されてさ~行くぞ~となったのですが奥の山はもちろん白山さえも登山口には近ずけず、いや~どないすんねんもう紅葉は終わり、おまけに北山は台風後は初心者オヤジなどが行ける状況ではないようです。

 幸いまだ奈良の方面は雪もまだらしくひょっとすると紅葉なんかが見れるかなと、以前から気になっていた玉置から順峰歩きで未踏のルートに行くことにしました。あまり地図も確認せずに(相変わらずやのう~)できたらあのつらい思い出の(肋骨骨折)地蔵ヶ岳まで往復するか!、などと大雑把な考えはどうもこの齢になると改めようもないみたいで(他人事みたいにゆうなあ!)おまけにまた寝坊して出発4時のつもりが6時前になりました。(フンもう聞き飽きたわ!)。

 なんとか身支度だけはして買い置きの食パンそのままかじりながら(エ~そんなんおいしくないやろ)何ゆうてんねん、戦後の食糧難の時はそれでもごちそうやったんや!(あんたいつの時代の話や)。まあ何とか京奈和延長のおかげで(日曜日とゆうこともあり奈良の市内も混んでいませんでした)十津川街道に思ったよりは早く入れました。

いつも撮ります五条インターから吉野方面 十津川街道をひたすら南に
まだ紅葉が残っています おなじみのアングル谷瀬の釣り橋
折立 玉置神社への車参道とりつき部 折立集落を眼下にドンドン上部へ

 ひたすら十津川の折立めざし車を走らせます。ほとんど行き交う車もなく走りやすいです。いつもの谷瀬の吊り橋をパチリ(へたくそなんやからやめたら、なんでいつもわざわざ撮るの?)まあ習慣ですね。やっと折立に到着、ここは面白いのです車参道とりつきからしばらくが狭く走りにくいのですが上部に行くほど広く走りやすくなります。

 やがて駐車場到着結構参拝者の車が停まっています。ただ山歩きの格好をしているのはオヤジだけです。ヨタヨタ準備をして出発です、今日は神社に向かわず目の前の玉置山登山口の斜面に向かいます。登り始めてすぐに奥駆け道に出合います。

 これがうれしいですね~大概は下からエッチラエッチラ、やっとの思いでとりつく奥駆けの尾根ですがここは駐車場から10分です。オヤジが何回もこの駐車場に来るのがお分かりになっていただけるのではないでしょうか(どうでもええのんや)。

 今回初めてかつえ坂と呼ばれている左の方向に進みます。一番最初に折立から歩いて玉置山に来る計画を立てたときに歩くはずだったので、オヤジの頭の隅にこだわりがあったのですが、今回はそれを解消するための歩きみたいなものです(ほんまけったいなことにこだわるなあ~)。

到着した駐車場から西の方面 果無の奥の高野の峰々
神社への参道入り口今日はいきません 登山道とりつき
奥駆け道出会い 右玉置山頂左かつえ坂
かつえ坂 初冬の雰囲気がうれしいじゃないですが

 かつえ坂を下るとすぐにアスフアルト道に出合います。結局今日はこのパタ~ンの繰り返し、アスフアルトの林道に出てはすぐに奥駆け道に入るとゆうことを何回か繰り返します。だんだんテンションが下がってきます。

 奥駆け記念碑、展望台、花折塚と進みますが淡々とした道で展望なくもちろん花もなく紅葉もなく奥駆け道もいろいろあります。とにかく常にアスフアルト道と並行して奥駆け道が続くとゆうのはなんだかね~(なにゆうてんねんそれであんたにはちょうどええセッティングや)。

大峰奥駆け世界遺産記念碑 南東方面今日は熊野灘は見えません
展望台への入り口 同じく
また顔が見えません(よかった) 西の方面果無、まだ行ったことがない冷水

 さてところで今何時なんや、大体何時に取りついたんやろな(え~そんな事も分からんのかい)。岩の口からしばらく急登を進みピークに着いたところで休憩、時刻はもう11時半を回っています。地図を取り出し、先の状況を確認まだ最初思っていた地蔵岳までは相当あるなあ~2時間以上かなあ~。ここから往復3時間半から4時間ぐらいかな~。ここまでテンション下がりぱなしで歩いてきたオヤジ{今日は気がのらんやんぺ}(は~なんやねんこんな中途半端なところで)。

まあちょっとぐらい彩に バラです へ~宝くじで植林ですか
2本ぐらいはオヤジの分やな
(どれだけ買ってんねん)
再び奥駆け道に
こんな状況がこの後何度も出てきます
花折塚の案内板
同じく花折塚 同じような雰囲気の道が続来ます
稚児の森の案内
特別変わったところではありません
蜘蛛の口(岩の口)上葛川からの登山道出合

 第十一番靡如意宝珠岳ここまで~ラーメン食べてかえろ~カエルがなくからかーえろ!(久しぶりのフレーズやな)。

 大体寝坊したんがあかんのや!(また自分のずぼらさを言い訳の出汁にしてあかんやろ!)。いえいえ今日は久しぶりの歩きですこれで十分、(自分で納得せんとしょうがない)別に奥駆け道が悪いわけやないアスフアルト道が悪いわけでもない。久しぶりやしオヤジがバテいるだけです。(そうは見えんけどなあ~)。

 ラーメン炊いておもちを入れて(最近の流行りですね~)ゆっくり休憩後同じところを戻ります。一度だけアスフアルト道を歩きましたがかえってしんどい、やはり地面を歩くのが楽です。

蜘蛛の口上部のピーク如意宝珠岳です
今日はここから戻りました
定番ラーメンしゃぶしゃぶおもち入り
また同じ道を戻ります
ね~この状態じゃテンション下がりますよね
やけくその花を(やけくそで載せんといて!)
戻ってきました駐車場からの出合 いつも撮りますね、電波塔?テレビ?
玉置神社(山)の代名詞シャクナゲトンネル 宝冠の森、一瞬行くかあ!と思いましたが
(フン思うだけかい)

 まあとにかく今日のコースを歩くのはよほどの物好きか、それこそ奥駆けを縦走している人しか歩かないでしょうね~(あんたがその物好きな代表や)。すんませんね~退屈な報告にお付き合いしていただいて陳謝。

 さて駐車場に戻ってきました。今日は神社はスルーです、思ったより結構時間がかかりました(そらチンタラチンタラ年寄りの徘徊歩き並みの歩きやんか)。駐車場からの展望も朝とは雰囲気が変わっています。相変わらず結構参拝客の姿が多く見られます。いつもなら車のところでドンジョイ外すのですが今日は好奇の目で見られるのがわかっているのでトイレで外しました。

 さて帰宅ですがその前のやはり温泉ですね~、今日はそれが一番楽しみになりました。本来はR168十津川街道で戻りまた西吉野温泉に向かい,そうや今日はワンちゃんのおやつも持ってきているのですがそれよりオヤジには苦い思い出の地蔵ヶ岳で肋骨を骨折した時に寄った下北山のきなりの湯とゆう温泉が印象に残っているのです。

 よい温泉やなあ~と思いながらも骨折の痛さで十分楽しむことができなかったので 良しちょっと遠回りになるかも(実際はちょっとどころではなくものすごい遠回りでした)しれないがR425で山越えして下北山に行くかあ!(あ~あおまえ山歩きに来てんのか温泉巡りしてるのかどっちやねん)。

戻ってきましたあ~ 朝とは違う雰囲気の展望をしばし楽しみます
予報どうり天気小春日和、初冬の空です 山の夕暮れは早いです

 まずはR425を目指して下ります、目安は21世紀の森公園です。折立とは反対の方向、上葛川のトンネルに向かいます。実はここでトンネルを抜けて葛川に抜けたほうがよかったのですが、とにかく白谷トンネルを越えることばかり頭にあったので、ま~長かったあ~R425。

 おまけに今日は通れましたが、工事で白谷トンネルの先で工事で通行止めになっていたようです。ラッキーでした、あそこからまた戻ることを考えるとギヤーやめて!でした。山の中で日没を迎え車を走らせていますがとにかく対向車が来ないので心細いことこの上ない走行です。

 白谷トンネルの入り口付近でようやく一台軽四と離合、ヤレヤレこのままオカルトの世界に突っ走る事は無いみたいです(フンオカルト映画の見過ぎや)。懐かしいとゆうか痛かった思い出の白谷トンネルを抜け下北山の明かりが見えてホットしました。

上葛川の隧道トンネル
この向こうに玉置山や地蔵ヶ岳の
登山口があるはずです
R425夕日に映える紅葉
しばし見とれます
ついに日没早いですね~

 とっぷりと日が暮れたころになんとかきなりの郷に着きました。ここの温泉は泉質はぬめり感が強く施設の中も充実していますし、何より遅くまで(22時過ぎ)まで営業しているのがうれしいです。前回はとにかくわき腹の痛さで服を脱ぐのもつらかったのを思い出します。痛さをこらえて入ったのですが今日はゆっくり浸かりこれからの帰宅までの長い運転に備えます。

きなり温泉 きなり温泉

 さて今日は久しぶりの山歩き、いそいそと胸躍らし朝から奈良に出張ってきましたが、いまいちの歩きとなりました、下調べもなく時間もいい加減な判断で、まあ当たり前といえば当たり前です。

 いつも書きますが奈良の奥に来るのは時間がかかります、おそらく上高地や白山あたりと同じくらいかかる事があります。今日は山歩きより車の運転で疲れました、見ていただいている皆さんには退屈な報告お付き合いいただき 感謝 感謝であります。

                             【 記:洛西オヤジ 】