初心者オヤジ今年も綺麗なおなごはんに逢いたくて
奈良弥山八経ヶ岳熊渡から
2018年6月26日
そんな不純な思いで奥駆けに行くと痛い目にあいます
今回も又(骨折かあ!バンザイ)いえムチ打ち症みたいです
親父の山歩き報告(NO.185)

奥駆けの弥山八経に美女軍団見に出かける
オオヤマレンゲ


2018年6月26日   洛西オヤジ


アクセス:
毎度おなじみです京奈和ー奈良市内ー橿原ーR309-天川川合ー熊渡 前日車中泊

コース:
・熊渡ー林道ー金引橋登山道取りつきー栃尾辻からの尾根出合ー高崎横手ー日置山ー明星ヶ岳分岐(奥駆け道出合)-八経ヶ岳ー弥山ー狼平ー高崎横手ー往路を同じく金引橋ー林道で熊渡





 こんにちは洛西オヤジです。梅雨ですね~皆さん雨にも負けず、又間隙をぬって歩いておられます。いいね!拍手!(ツイッターか!)

 今年も又奥駆けの弥山八経に美女軍団が現れているとの事で、ヨタヨタと前日から(そんなときだけ張り切って前日から行くのんかい)いえそおゆうわけではないのですが、なにぶんロングなコースなんで(トンネル西まで行きゃええやんか)いえ人が多そうではずかしい(ハ~なんやて)。

 最近は車停めるとお金要るみたい(セコ~なんやねん、)まあ熊渡からの方が人が少なく、ヨタヨタ行けるので最近は大概こちらからです。

 ただロングなんでそれがね~(どうやねん)老いぼれにはつらい。はいはいまあ今回も前日19時ころ出発、前日ワールドカップの盛り上がりを実体験、日本、セネガル戦(勝ててたな~)応援Tシャツ着て(え~ウソやろ)いやホンマに寝不足でウトウトしながら、何処をどう走ったか覚えてないけど(危ないがな)とにかく到着。

 珍しく今日はオヤジだけが車中泊みたいです。(みんな自信あるから朝にきやはるのんや)3時間ぐらいで到着したみたいで、22時過ぎにお休みなさい。

 やはり前日からの寝不足が響いたのか、5時ころにお目覚め(はいはいお上品な事)今日はおにぎりではなくカーチャン手作り朝食弁当イタダキま~す。(感謝せ~よ)は~い歯磨き、洗顔、リュックを作り、歩きのお仕度できました。みんなで仲良く歩きましょ(お前ひとりちゃうのんかい)。

今朝はオヤジだけでした お馴染み熊渡橋の上から
出発です、時刻は6時過ぎ これもおなじみ奈良の明王林道
(なんのこっちゃい)

 出発は予定より少し遅れましたが、6時過ぎチンタラチンタラ、ここは明王林道ちゃうのやぞと(わかってる、誰が坊村と間違うねん)言い聞かせながら。すぐに以前から崩壊があった箇所ですが、なんと完全に分断、だんだんと崩壊が進んでいます。

 まあ最近の三十三間山への林道までは行きませんが、とにかく林道は一度崩れるとそのまま放置が多いです、林業の衰退も影響しているのでしょうか、京都の近辺も同じことが起きています。

 まあそれはともかく林道終点金引き橋に到着、まあ何とか40分ぐらいでしょうか、ここから尾根出合までがきついですね~、老いぼれが歩くのにはきつすぎますが、登るしかありません。

おーなかなかの雰囲気取りつき口 最初はまあ緩やかなんですが

 途中気の迷いとゆうか、何とか楽なトラバースをと、知ったかぶりして登ったルートがとんでもない、毎度の巨木ゾーンに出たあ~と思いましたが、どうもちゃうなあ~(フン方向オンチがなにするねん、それ見た事か)。

いつもと違う巨木ゾーン 又引き返します

 しょうがない、いつもの地点まで戻る羽目に30分以上のロス。しんどいなあ~感が半端ではないところ、何とか巨木ゾーンから少し進んだ斜面で(なんでもないないポイントでしたが)事件が起きました(やったあ!ええぞええぞー)。

 バランス崩して斜面に後ろ向きに倒れて転後頭部かな?を打ち首にも衝撃が。何とか2~3回転で止まりましたが、岩場や高所なら完全に(OKAOKAの皆さんお世話になりました)でしょうね~。

 とにかく首が痛くてしばらく立ち上がれない状態で、いや~まいった~リュック下して暫し固まる状態、落ち着いて何処を打ったのか、足腰膝大丈夫、頭はどうやらこぶができたみたいですが、吐き気や頭痛はしません。首がやはり一番痛くて動かすとギャー痛い状態、ただまっすぐと下を向いた状態では痛みはなく、どうしょうか撤退か(又かい)もう少し様子を見ながら歩くか~。とにかく尾根筋に出合うところまでヨタヨタ進みます。

これが本来の巨木ゾーン やっと尾根出合いに

 何とか尾根に出合い、もう一度リュックを下して休憩、体の点検、かろうじて歩けそうです(大丈夫かまだこれからやで)首だけが一番ダメージ大きかったみたいです。

いつもの案内板 新しい案内板(二つも載せるな)
すんません、なにぶん頭が混乱して

 ただ出発から3時間いや4時間近くかかっています。ルートを取り直したのとアクシデントのタイムロス、もちろん歩きも影響が出ています。撤退かーいや劔といい撤退続きでは、洛西オヤジの名が廃る(しょうもな、とっくにすたってる)。

本来なら気分の良い尾根歩きですが やっと高崎横手、ここからが又長いんです

 ほんまは綺麗なネーチャン軍団の顔みたいなあ~(キャー、それこそしょうもない)冗談、冗談でんがな、ほんまギャグのわからん人やなあ~、そんなわけで先に進みます。まあ前日車中泊で早く歩き出してるのが何とかなるかなあ~の根拠みたいな物ですが、チンタラ、ヨタヨタもいつもより厳しく長いアプローチ、頂仙岳直下ナベの耳、高崎横手から日置山近いようで、なかなか奥駆けの道に出会えません。

 何とか前方に人の姿が、ようやく八経ヶ岳にとうちゃこ~、いや~このコース今までで一番キツイ歩きとなりました。

何処が山頂?日置山 何とか見えてきたあ~
遠くから、熊かと思いました(怖がり!) 大峰らしい風景がようやく現れて
この地点の いつものレンゲはまだ蕾 もう少しで山頂だあ~
(マンネリのパタ~ンやなあ)
八経といえばこの錫杖 展望は中の上ぐらい
思ったより少ない登山者さんにシャッター依頼
(首痛いけど笑わなしょうがない)

 高崎横手11時で山頂12時半ぐらい、やはり大分かかりました。弥山で正午昼食ぐらいの予定でしたがとてもとても、この調子だと又帰りの林道はヘッドランプのお世話になるかもしれません。

 思ったより登山者さんは少なく(土日はすごかったでしょうね~)シャッターお願いして首の痛さを我慢して(はいチーズ)。そうそう今日のスパッツ父の日プレゼント、おおきにおおきにありがとう、老いぼれ親父は今日も何とか歩いてます。あと少し、山でコロッと行くからね。(さみしい事書くな!)そやけど理想的やんか。(なんでもええけど迷惑かけるなよ!)は~あい。

 さて山頂でおにぎりタイム、こけた時圧迫されておにぎりペシャンコ、まあ食べたらおんなじやあ~。さ~いよいよ、今日のメインイベント(ちゃうやろメ~ンエベント?やろ)大山レンゲご対面~。思ったよりも開花少なく花も小さめ、今年は全体的にイマイチとゆう感じでしょうか、まあそれなりにヘタクソ写真撮って弥山に向かいます。

オオヤマレンゲ//弥山の保護区

 さすが弥山は結構な登山者、オヤジも再度休憩、これからの下山に備えます。水は1L弱、よほど買うかあ~と思いましたが、狼のいつもの水場は、この時期は大丈夫と思われるので、そのまま下山です。狼平までいつもは何人かと出会いますが、今日は全く誰にも遭いません。やはりこちらからは、なかなか大変なんでしょうか。

弥山、鳥居をくぐって狼平へ 八経ヶ岳又来るのは来年になるかな~

 木道途中の、これもいつものレンゲですが、こちらも花蕾は少なめもやはり今年は裏作(そんなんあるのか)(知らん)まあそれなりにヘタクソ写真パチリ、狼平に到着。

 小屋の前で男性5人ぐらいのグループが休憩中、オヤジがいつもの小屋の裏のレンゲの写真を(今年は小さな一輪だけ)撮っていると「何をされているのですか」「はいレンゲの写真を撮っています」「何ですか有名なんですか」「はい、この時期はこのオオヤマレンゲ目的の人がほとんどですよ」「へ~そうなんですか。私も撮ります」。

 何ともはや、トンチンカンな受け答えですが、別におかしくはないですね、どうやら弥山や八経に行くのが目的ではないみたいです、聞きませんでしたが、ひょっとすると洞門コースを上がってこられたのかもしれません。奈良から来られているとゆうことでした。

これで鹿ちゃんホンマにこれないのかなあ~
(双締の動物はこれないみたいですが?)
木道が現れました
こちらは知る人ぞ知るレンゲスポット
(大層に誰でも知ったはる)
木が古く野性味があります

 オヤジは先に進みます、やはり朝のアクシデントの影響が、段々厳しくリュックの重さがまともに首に来て辛いあるきです。いつもの水場は予想どうりものすごい水量です、補填をして高崎横手に向かいます。最初の予定より1時間遅れの15半ごろ高崎横手に到着ですが、この後極端に親父の歩きがペースダウンします。

 首筋が痛く歩くリズムがとれません、首をまっすぐに伸ばした状態とゆうか前かがみになれないのです。いや~こりゃ後のコースがつらいぞ~。

釣橋渡って高崎横手に 今日は水量充分
洞門コースの時は枯れていて大変でした
何とか高崎横手、歩きがキツイ~

 さあ何とか気合を入れて戻らないと、気持は焦りますが、なにぶん歩き方がいつもと違ってしまい、自分でもおかしな歩き方になってるなあ~と思いながらも、とにかく進まないと行けないので(当たり前や)いつものカーチャン連絡スポットもスルー、キャー辛いなあ~、何とか金引橋の分岐に着いたのはもう4時半を回っています。

ちょっと余裕かましてイトチャンなど
【カラマツソウ】
尾根分岐到着もう17時前やで

 オヤジが休んでいると、狼平の避難小屋で休んでいたグループが追いついてこられました。うらやましい力強さでやはり金引き橋に下って行かれました、オヤジもモタモタしてはいられません、こうなったら行みたいなものです、さすが奥駆け(なにゆうてんねん、大丈夫か)珍しくやさしいお言葉をかけてもらいましたが 必至のバランスとり(なんや、なんで)そやかて首延ばしたままやで、前かがみになれへん、いやまえかがみなると首痛い、(難儀やなあ~)

 ようよう金引橋に降り立ったのは、もう6時前、いつもは1時間強で降りてくるのですが、2時間近くかかってしまいました、しかし夏至が終わったところ何とか明るい林道をヨタヨタおかしな歩き方で、やはり通常より相当かかって熊渡に到着いや~辛い歩きとなりました。

日没まじか、ガンバレオヤジ
(なに一人芝居してんねん)
何とか登山口まで降りてきました
まだ長い林道歩きが待っています やっと熊渡到着時刻はもう19時前
明るいのが奇蹟です

 へろへろになって戻ってきました、着替えて、もうこの際車も通らへんしスッポンポンになって(え~なんぼ何でもそりゃアカンやろ国道やで)ええねん、とにかくいつもと違う歩きをしていたので足も膝も痛いのです。

 ドンジョイ外してとにかくヤレヤレ車を走らせます。カーチャン連絡は天川まで無理です。何とか川合でつながり「えらい時間かかったね~」まあいろいろありまして、とにかくどこか温泉に浸かって戻ります。

 この時間やと、橿原のスーパー銭湯まで戻らんと何処も空いてないなあ~、途中以前から黒滝温泉の案内が気にはなっていたのですが、国道から少し離れるので今まで敬遠していましたが、「そうやあそこは確か宿泊設備があるな~、ひょっとしたら温泉も開いてるかな~」と思い国道から離れて寄り道(いや寄り湯か)。キャンプやその他のレジャー施設がある複合型の温泉ですが、案の定車を降りて入口に向かうと{本日の営業は終了しました}と案内。

 やっぱりね、甘かったね、と引き返そうとしていたらドアの中からオバチャンが「お風呂かー」と声をかけてもらいました「そうです、もう終了なんですね」とゆうと「いいよー入って、かまへんかまへん」「え~いいんですか」「どうせまだお湯はそのままあるから、大丈夫ゆっくり浸かって」「ありがとうございます、いや~助かります、山から下りてくるのが遅くなって」「宿泊者の為お湯はそのままあるから、何処から来んさった」「はい京都からです」「そりゃ遠いところから、帰りは表は締まってるから宿泊者への通路から出て下さい」

 との事で諦めていたのが、なんと優雅に独り占めの温泉三昧いや~。今日は辛い歩きでしたが、最後にいい思いをさせてもらいました。黒滝温泉のオバチャンありがとうー。結局帰宅は22時を回ってしまいました。

 今回は辛い歩きになりました。反省すると、やはりいつものルートから外れて「何とかならんかなあ~」とコース取を誤って焦りが生じたのが一つの要因かもしれません。何はともあれもう、トレーニング不足、老いぼれ、痴呆、以前のようには行きません今回無事に帰還できた幸運に     感謝  感謝

                             【洛西オヤジ記】

世の中は少子高齢ますます進み生きている肩身は狭くなるべくひっそり
声立てず迷惑かけずに洛西村の侘び住まい
でももう少しだけ山を歩いて、好きなお酒を飲んで好きな人と語らって
ひっそり眠ってそのまま目が覚めずにそんな老後がいいなあ~

   ---- 洛西オヤジつつり方教室 ----ごめんごめんお酒飲めへんのやった