北アルプス 前穂~北穂(番外乗鞍) (3)
2018年10月15日~17日

親父の山歩き報告(NO.196_3)
初心者オヤジやっとなんとかちょっとだけ山旅に行ってきました
今回も様々な出会いがありました
奈良の男性グループに助けられながら
なんとか歩いてきました
冥土の土産にあこがれの氷壁の宿にも泊まってきました。
(たいそうなやっちゃなあ~)


明神池です
有料ですが今回は値打ちがありました


2018年10月15日(月)~10月17日(水)     洛西オヤジ

アクセス:
・前日に毎度おなじみ名神―東海北陸道―飛騨清見インター平湯安房峠道路入り口駐車ペースで車中泊
・翌朝あかんがな駐車場に(誰もあかんだなとはいわない、ホンマ難儀な駐車場)移動。シャトルバスで上高地入り


コース:
▼10月15日
・上高地―河童橋―前穂岳岳沢登山口ー岳沢ヒュッテー重太郎新道―紀美子平=前穂高岳往復ー釣り尾根―奥穂高岳―穂高山荘(宿泊)

▼10月16日
・穂高山荘―涸沢岳―北穂高岳―涸沢―沢コースー本谷橋―横尾―徳澤園(宿泊)

▼10月17日
・徳澤園―明神館―明神池―自然探勝路―河童橋―上高地バスターミナルーシャトルバスであかんがな駐車場
・午後:ほおのきバスターミナルに駐車―シャトルバスで乗鞍畳平―天候悪化のため山頂(剣ヶ峰はあきらめ)ほおの木バスターミナルに戻る






■10月17日。

 おはようございます。ゆっくり寝させてもらいました。朝食は遅めの7時から奥の山行きの人はほとんどが朝食弁当でもう出発されています。オヤジは今日は余裕しゃくしゃく上高地お上りさん観光、1時間でマップどうりに明神館到着。めったに寄らない明神池に寄りますがこれが大正解、きれいやったあ~今までで最高!(秋にきたことないのんやろ)。へたくそ写真パチパチ、(フン、フイルムの無駄や!){いつの時代のことゆうてんねん}。

きれいなおね~さんに
出発の時撮ってもらいました
朝の空気を吸いながらゆっくり
チンタラ、明神に向かいます
明神館とうちゃこ? 見ていただいている方は
無料でお楽しみ下さい(ケ!誰がみたるか)
そんなことおっしゃらずに、きれいですよ?
明神池 明神池

 後はもちろん自然観察遊歩道チンタラちんたら、たくさんの観光客と(国際的やろが)すれ違いその都度、英語、中国語、韓国語、でたまにはフランスやイタリア語も交えて「おはようございます、上高地へようこそ」「嘘つけ!それにしても朝からダボラ吹いてえらい機嫌ええやんけ」ええまあ今日は天気も良いし。しんどい山登りもないし。

さ、木道を河童橋に急ぎます 上高地では珍しいモミジの紅葉を横目に

 そやけどな~あまりにも早いなあ~久しぶりに乗鞍に行くか~昔現役の時の会社の慰安旅行で行って以来やなあ~。急に乗鞍行きを思いついたので混雑する河童橋付近を足早に通り過ぎてバスターミナルに向かいます。

 比較的にタイミングが良くバスに乗れました。あかんがな駐車場に戻り今日は平湯の森には寄らずに乗鞍バスターミナルほおの木平駐車場に車を走らせます。15分ぐらいでほおのき平に到着、もちろん平湯温泉からも乗れますがこちらは駐車場が無料なんです。(あいかわらずセコイのー)ここには何回か山帰りに立ち寄り湯に来ています。

 ジョイフル宿儺の湯(すくなと読むらしい)まあスキー客が主に目当てのホテルみたいなもでしょうか、それはともかくまずはチケット売り場で畳平までの往復チケット購入、さてここで、乗鞍までのアクセス、乗鞍まではもちろんマイカー規制で、シャトルバスはその日、その日の天候や諸般の事情でA,B,Cと運行の時間がかわるみたいです。

相変わらずの大阪の南状態河童橋 上高地バスターミナル、早くバス来い!
(時間どうりしか来ないの)
あかんがな駐車場に戻ってきました ほおの木平バスターミナル

 今日はC運行、一番便数の少ない運行日になっています。(これが後でま~情けないことになるのですが)。11時55分発のバスで出発、時間が時間ないんで出発までにカロリーメイトと甘納豆で(けったいなもの食うなあ~)昼食らしきものを済ませ畳平へ。

 ただここで問題が、あれほど晴れていた空が曇りだしスカイラインの上部になるにつれバスのフロントガラスにみぞれらしきものが、なんやねん、ホンマかいな~。畳平にバスは到着、アッリャー白いものが舞ってます。

 信じられない天候の変化(そやし山は怖いのや)まあ怖いとゆう環境の山でもありませんが、山岳ガイドの腕章をしたおねーさんに(お前何でも若い女の子にきくな~意識してやろ)「すみません剣ヶ峰までどれぐらいかかりますか」「往復3時間ですあまり休まず一生懸命寄り道もせず、今からでしたら最終の4時50分ギリギリでしょうね、歩きかたにもよりますが、ただ今日は天候がこの状態なのであまりお勧めできません、上での展望はおそらく無理だと思います」ね~若いおね~さん親切に教えていただきました。

えらい天気になってきたな?(バスの中から) 畳平につきましたが
午前中とは偉い代わってきた天気

 まあとりあえず剣ヶ峰目指してヨタヨタと進みますがあまりテンション上がりません。ますますとゆうか天候は良化しそうにありません。池を回り込んだところでバスガイドさんがたくさんの観光客を誘導「は~いここが日本で一番高いところにあるバス停です」へ~そうなんや皆さん寒そうに傘をさしている人もおられますが。

 なんかオヤジも今日はあきらめてこのまますぐに降りて下で温泉につかって帰ろう!そうしょうそうしょう、今やったら13時50分のバスに乗れるし、バス停に13時半ごろついて寒いので休憩施設の中に入ってバスを待ちます。

 バスの改札を始めますとのアナウンスまだ40分なのでゆっくり建物を出てバスに向かいます。もうオヤジが最後のほうでしょうか、切符を出して乗り込もうとしたら「あ~もう定員オーバーなんで乗れません、次のバスに乗ってください」は~定員オーバーってなに、「臨時に増便ないのですか」「次って何時ですか」「今日はCなんで15時50分ですね~、14時台はありません」「15時って2時間後ですか、そんな2時間も、補助席でいいからなんとかなりませんか」「規則ですから」。

 それ以上押し問答しても仕方ありません、しかしこの寒々とした天候の中2時間も置いてき堀にされて、もちろん今更剣ヶ峰に向かう気力もなく、第一16時50分に間に合いません。先ほどまでなら何とかなったかもしれませんが。

 あ~あ腹立つのでキップ売り場のおっちゃんに積み残しされたんやけどとゆうと「え~乗れませんでしたか、珍しいなあ~」とのこと。どうやら天候の急変で降りる人が急に増えたたためらしいのですがそれにしても一人ぐらいなんとかならんのかい、高々45分ぐらいことやんか(あかんの。規則なんやから)。腹立つのはあの切符切りのおっさん「すみませんの一言もなかったなあ~」そんなにアルピコゆう会社は偉いんかい(わかったわかった、帰ってネットにボロクソ書いたらええから、ええから、)そやけど悔しいやんか10分前に来てんのに、あのおっさん、(わかった!ゆうてるやろしつこいのや!)。

 すみません、しょうがないのでちょっとみぞれが収まっている間目の前の山?丘?などに上って時間をつぶします。今度は15時30分ぐらいから待っていました。そおゆうときはガラガラなんやね~、ほんまさっきの13時50分のバスなんやったんや!。

最高は一番奥の剣ヶ峰 ここが日本で一番標高の高いバス亭
(ホンマかい)ガイドさんがゆうたはたけんど
時間つぶしです、近くの山で許しといて やっと来たバスで戻ります
またの挑戦を(帰りのバスの中から)

 今回は天気に恵まれてルンルンやったのにな~、最後に偉いドツボにはまりました。不運はまだ續きます(なんやねん)。やっと帰ってきたほおの木平、着替えをもって立ち寄り湯ジョイフルに向かいました、は~いここでも定番の休館で~す。(まあそんなこともあるやろ)そんなことばっかりやあ!今更平湯に戻るのもな~テンション下がりっぱなしで。

 まだあんねん(もうやめとき)おなか減ったので(そりゃそうやカロリーメイトと甘納豆少しだけの昼食やもんな~)時々寄る高山ラーメン総本家、しかし車を入れるオヤジの前に終了の看板「あ~あ天は我を見放したあ!」(古いなあ~いつの映画のセリフやあ!)。

 仕方がないので高速乗る前に無理やりナビ検索で陽だまりの湯とゆうスーパー銭湯を見つけて入りました。露天風呂、サウナ、まあまあゆっくり浸かれましたし、あとは毎度の3時間ほどかけてゆっくり戻りましょうなんですが、高速道路入り口電光掲示版(10月17日より、今日からやんか、東海北陸道夜間20時から翌朝6時まで通行止め)え~いま19時やんかホンマ最後の最後まで今日はいじめられるオヤジです。必死で名神まで戻りそのおかげで思ったより早く家には戻れました。

夕暮れが迫ってきました
飛騨清見インターに向かいます

 まあぶつくさぶつくさ老いぼれのボヤキを書きましたが何といっても素晴らしい錦秋 の山々、上高地、特に明神池の池面に映る秋色は筆舌しがたく神降地の龍神に思いを馳せる時間は老いてなほ自然に感動する己を発見できました。感謝、感謝、であります。

 長い駄文報告お付き合いいただきありがとうございます。


                             【洛西オヤジ記】

 追伸:

 奈良の4人組の男性の皆さん奥穂の山頂で記念写真を撮りネットに掲載してもよろしいですかなどと申しておりましたが、すべて逆光、それもまともで真っ黒(オヤジの写真でわかるとうり)ちょっと男前の皆さんの顔がわかりませんので今回は割愛させていただきました。すみません。