白山  2018年7月27日(金)

初心者オヤジ皆さんの真似してお花畑を見に行ってきました
スゴ~イ京美人とお話して写真までご一緒に撮らせてもらいました
キャ~最高やあ~このまま棺桶に入れてんか~
(お前なんか悪いもん食ったんかあ!)

親父の山歩き報告(NO.189)

うれしいなあ~(おまえ緊張してるのちゃうか)


2018年7月27日(金)   洛西オヤジ


アクセス:
・毎度のパタ~ンで前日夜18時ころ出発
・西道路ーR161-北陸道敦賀インター福井北インター中部縦貫道ー勝山インター恐竜博物館ー長山交差点 R157-白峰ー市ノ瀬ー別当出合登山口駐車場。


コース:
・別当出合登山口ー砂防新道ー甚之助避難小屋ー南竜道分岐ー黒ボコ岩ー室堂ー山頂御前峰(往復)-下山は黒ボコ岩から観光新道ー別当出合登山口





 こんにちは洛西オヤジです。京都は連日えらい事になっています。猛暑、酷暑、ある人曰く、布団着て寝たる姿や東山、掘りごたつ被ってこの時期寝られるかあ!ごもっともです。

 さて皆さん懇親会で話題の伊吹へお花見見物、オヤジもお仲間に入れてもらってと思いましたがヨタヨタ歩きはご迷惑かも、いっそちょっと離れた白山へ。そういえば今年はまだ平瀬道が、大白川公園線が通行止めの為取りつけません。白川郷平瀬から歩けば行けるのでしょうがいくら何でもね~。

 そんなわけで定番市ノ瀬、別当出合までお馴染み前日車中泊に夕食済ませてチンタラ車を走らせます。そうそう以前は福井インターで降りて勝山の方に一般道を走っていましたが、中部縦貫道ができ福井北インターでスイッチ、勝山インターで降り恐竜博物館の近くまで行けます。中部縦貫道は無料うれしいじゃないですか(又せこいオヤジバージョンや)。

 そんなわけで3時間半ぐらいで到着、御存じでしょうが平日は別当出合までマイカーで行けます。市ノ瀬止めは金曜日22時~日曜日22時でシャトルバス運行になります。(時間大丈夫だと思いますが確認してください)。まだ何とか上部の空きペースに停められました。(下部の駐車場だと大分登らないといけないので上部の道路脇が人気があります。)は~い眠剤飲んでお休みなさい。

 ■7月27日

 おはようございます。結構熟睡もう気が付けば周りは車でいっぱい、早い登山者が登山口にゾロゾロ、オヤジもコンビニおにぎりとパンで朝食あわただしく済ませてお着替えさ~ボチボチ行きましょう。

こんな写真、あ~情けない
何ちゅう恰好、ホームレスでも
もうちょっとマシな恰好してるで!
着替えても変わらんなあ~
これも定番になりましたね~
橋を渡って砂防新道へ
橋の上から
天気これぐらいがありがたい

 橋を渡ってもちろん砂防新道へ、オヤジには観光新道で登るとゆう勇気はありません。もちろん禅譲や釈迦でのルートはもう別の世界、皆さんについてチンタラチンタラ。

 最初のポイント中飯場の手前で登山道の脇の石の上で若い女性が腰を掛けて休んでおられました。下から見上げるオヤジとなんとなく目と目が合い、その瞬間(何やんねん!)落語の崇徳院。瀬をはやみ~のひとめぼれの場面を想像ください(なんやややこしい言い回しやなあ)。

 寝ボケ眼でヨタヨタ歩いていたオヤジ、ブルッと身震い、うわ~なんで映画スターがこんなところにいやはるのや~(えらい又古い表現やな~アイドル、タレント)。そんなんアカンねん映画スターやあ~、上村松園の絵から抜け出てきたような京美人、思わずオヤジ「えらい美人がなんでここにいやはるのですか」(お前メチャクチャやな)。

 「いや~美人や言ってもらったあ!」と傍にいる男性に話しておられました、(ご主人か、恋人か、お友達か、最後まで聞くのを忘れました)実はこの後この美人の話ばかりになってしまいます。花はほんのちょっと添え物程度に(お前ええ加減にせーよ)。とにかく歩くのに必死で花も京美人もない状況で、中飯場、甚之助避難小屋と進みます。もちろん花も沢山見られるようになり毎度の撮影の才能無さを諦め、嘆きながらヨタヨタと進みます。

中飯場で~す タカネナデシコ
これがわからんねん、センジュガンピかな シナノキンバイ
この辺はいつも同じみ甚之助避難小屋 多数の登山者が
又ちょっと花を、カラマツソウ キヌチャンですか(ちゃんと書け)
ショウマ、ヤマブキかな ヨツバシオガマ
登山道のシモツケ

 何とか南竜道の分岐です。ここはチョット迷いどころ、黒ボコ岩かエコーラインかトンビ岩まで下ることはないでしょうが、その時なんとあの京美人カップルさんが到着。え~もっと先を歩いておられるものと思っていましたが、どちらに行くのか迷っている様子。

 この時ぞとばかりに「白山は初めてですか」「はい、どちらがいいのかわからないです?」「黒ボコ岩経由は少しお花畑が多いかなあ~とゆうぐらいの感じ、登りが少しキツメです」「エコーラインコースは弥陀ヶ原で黒ボコ岩からのルートと合流します」。少し休んでから行きます、との事なのでオヤジは先に黒ボコ岩に向かいます。登山道の傍から斜面にお花畑が現れます。おなじみの花々この辺りは毎度の事なので写真だけ載せていただきます。

イブキトラノオ ミヤマダイモンジ
お花畑も色とりどり オニユリ
【クルマユリ】
【ミソガワソウ】 オタカラコウ(?)と登山道
黒ボコ岩到着 クロユリ
今回こんな写真しか取れませんでした
(いつも大して変わらんな~)
弥陀ヶ原を進みます、正面御前峰山頂

 黒ボコ岩から弥陀ヶ原を進みます、正面の室堂への急斜面が見えます、毎回の事ながら難儀な登りです。木道の傍で小さな黒百合を見かけます。まあ室堂に行けば咲いているでしょう(甘いなあ~)。息を切らして岩がゴロゴロの斜面は~シンドイな~。そういえばあの京美人のカップルさんは来ないなあ~、どちらに行ったのかなあ~(ええやんか、もうとっくに先に行ったはる)(そやろかあ)。

 (どうでもええのんやそれよりさっさと行かんかい)ハ~イ何とか室堂とうちゃこ!コースタイムより相当遅れて10時半ごろ着きました。先ずリュック下してサブリュックを準備、昼食までにとりあえず山頂に。早い人で30分普通40~45分、オヤジなどは小1時間かかります。

 まあご来光時間を気にすることもないのでヨタヨタ、もうちょっとでお社到着の直前、後ろから「アレ」とゆう声、なんとあの京美人カップルさんと同時参詣となりました。ここでもオヤジ、知ったかぶりして御前峰の標識で下のお鉢巡り(お池めぐり)の案内などして、記念写真のシャッター依頼。

 ついでに「これも何かのご縁ですのでご一緒に一枚お願いします」(お前ホンマに厚かましいなあ~)。今回は少しお話が出来ました。男性もゆっくりお話しすると、えらいイケメンでお似合いのカップル(ご夫婦?聞くの忘れたあ)山梨から来られているみたいで、女性のお父さんは京都の出身とか、やはり京美人やあ~(なんでそうなるの)。

室堂センター到着~ いつも同じアングルの写真ですが
山頂に向かいます
イワキキョウ ツメクサ
【イワツメクサ】
これも定番ショット 着きましたあ~京美人と同着(競馬かあ!)

 お二人さんはゆっくり展望楽しんでおられるのでオヤジは室堂に戻ります。本当はご一緒に下りたかったんですが、あまりにもミエミエでお腹も減ってきました。戻ってラーメンタイム、ポカリ1Lを作り下山に備えます。オヤジは観光新道で下山予定です、時間がかかります。

 モタモタしていたら13時を回ってしまいました、この調子だと又17時を回っての別当出合到着になりそうです。先ずは黒ボコ岩に向かいますが、なんと又京美人さんとほぼ同時に到着となりました、ホンマにご縁があります。(向こうは迷惑がったはる)。

 どうやら砂防新道で下山されるみたいです。オヤジが「観光新道で降ります」とゆうと「又下でお会いできるかも」と言われましたが、「いやそれは無理なんです、こちらは結構時間がかかります、おそらく1時間以上の差がつくので、残念ながらここでお別れします」。

 (ほんまアンタの切ない気持ち、メロドラマやな~)バカにしてるやろ、それより急がんと、といっても急こう配の悪路、おまけにお花畑は白山最高のロケーション、なかなか簡単に降りられません。へたくそ写真撮っては、ヨタヨタ、ヨレヨレ、いつもながらここはヒザがガクガクになります、気がせくと危ないです。ようやく下に殿ヶ池避難小屋が見えてきましたがまだまだこれからです。

又黒ボコ岩に向かって下ります 弥陀ヶ原に降り立ちました
(アレーお前珍しい着替えたのかあ)

 さ~暫し花の山、白山の観光新道お花畑お付き合いください。

お花畑 お花畑
お花畑 お花畑
お花畑 お花畑
ハハママコ
【ヤマハハコ】
ハクサントリカブト?
アキノキリン
【ハクサンオミナエシ】
アキギリと言われたんですが?
【○○スミレ】

 以上はすべて観光新道でした。厳しい悪路でも観光新道に向かう気持ちがわかってもらえたらうれしいですが、私の撮影能力で無理でしょうね~。

やっと殿ヶ池避難小屋 ちょっとガスッテ着ました

 このコースは潜り岩ぐらいから花は極端に少なくなりチンタラチンタラ、しかも急な岩場が続き気が抜けません。あと1Kぐらいのところで小学生の高学年かなあ~、男の子二人どうやら兄弟みたいですが、そのおじいちゃんでしょうか、下の子が足を痛めたとゆうか力が入らなくなっておじいちゃんが一生懸命マッサージをしています。

 夏休みとゆうことで沢山の学生さんが登っています、小学生も多く見受けられました。声を掛けたら「大丈夫です」とゆう事、山歩きは辛くしんどい事が多いですが、嫌いにならないでねと願いながら先に進みます。、そういえば以前大学生のグループが同じ付近でやはり一人が体調不振で全員休憩していたのを思い出しました。やはりキツイルートなんですね~、しかもこれを登るとなれば、考えただけでもヘタレテしまいます。

 さてようやく沢の瀬せらぐ音が聞こえ何とか別当出合に戻ってきました、時刻はやはり16時半を回っています。ヤレヤレ顔を洗い頭に水をぶっかけ(前回からそれ専門やなあ~)車に戻ります。誰しもまだ下の駐車場まで下りたくないですね~、上部の道路脇の駐車ペースが人気があるのがわかります。

この岩くぐりでやっと半分です~
は~長いなあ~
別当坂分岐です
前方が禅定道になります
は~何とか降りてきました
もう16時を大きく回っています

 何とか今回も無事に回ってこられました、中部縦貫道ができたので前日車中泊でなくとも来られるかなあ~、とゆう感じもしますが(特に砂防新道往復ならば)まあオヤジでは微妙です。さー帰りの定番は最初は初めて総湯とゆう立ち寄り温泉に寄るつもりがいつものクセで白山展望湯の駐車場に車を入れてしまい、まあ邪魔臭いそのまま入って、ゆっくり往路と同じルートでチンタラチンタラ戻ってきました。今回は沢山の花々、何より飛び切りの京美人にもお目にかかれ(何が目的で山に行ってるねん!)(まあええやないですか)  感謝 感謝。

                             【記:洛西オヤジ】


 今日はチョット落語の話題が出ました、小倉百人一首から
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあわむとぞ思う  崇徳院

 落語で有名になりましたが崇徳院自身は讃岐に流され都への思いを歌ったとゆう説もありますが、素直に早い流れが岩に当って分かれても又いずれは一緒になるように私たちも出会いましょうね、とゆう恋の歌としてとらえるのが夢があるじゃないですか、(いつもゆうようにあんたに恋とか何とか言われとうない、気持ち悪い)

 すんません、そやけどホンマ身震いしたで、(そやし寝不足で熱でもあったんちゃうか)あ~あ、夢のない奴やなあ~。今回はそんなこんなで洛西オヤジつつ”り方教室はお休み! よかった~。



 追伸:

 前回のオヤジの山歩き報告でかおりさんが最近白馬大池にいかれているので写真はそちらを参考にしてくださいなどとゆうズボラな案内をしましたが、かおりさんがいかれたのは栂池自然公園です。オヤジの頭の中で白馬大池も栂池自然公園もゴチャゴチャになっていました、スミマセン。

 実はかおりさんやその他の方のプログをいろいろ楽しんでいる人物がおりまして(私がかおりさんのプログを紹介したのですが)本人は山歩きしないのですが、山に行った気分がするとかなんとか、(要は暇なんでしょう))直接電話で「ええ加減な事書いてるで~」と指摘をしてくれました。まあそれだけ熱心に読んでくれているのでしょう。

 洛西オヤジ、ほんまにずぼらな文章でええ加減な事ばかり書いています。あまりにもひどい間違いなどございましたらOKAOKAさんの方にご連絡いただければ幸いでございます。又他にもいろいろご意見や感想ございましたら同じくよろしくお願いいたします。PCオンチ故直接お返事は出来かねますが残り少ない山歩き人生の励みにしたいと存じます。・・・・洛西オヤジ