廃村八丁 2018.03.24

初心者オヤジ決死の覚悟で北山に
京都北山テクテク隊の末席を汚しておりますが、
北山に関しましては初心者の上に超が付く厄介者でございます。
案の定今回もやらかしました。
(もう除名やな~あきらめなあかんで)
親父の山歩き報告(NO.172)

 
何とか到着 悪評の自撮り写真 (人相悪い~)
品谷山


2018年3月24日(土)   洛西オヤジ

アクセス:
・自宅から車で鞍馬を通り抜け花背峠ー花背ー菅原と広河原の中間に車をデポりました

コース:
・菅原ーホトケ谷ー沢コースーダンノ峠ー同支社大学自然研究所ー四郎五郎峠ー四郎五郎谷・刑部谷分岐ー刑部滝往復(なんで?)廃村八丁ースモモ谷ー品谷峠ー品谷山ー佐々里、ダンノ分岐ーダンノ峠上部からオバナ谷に下降ーオバナ谷ー広河原バス停ー車デポ地





 こんにちは洛西オヤジです。冒頭にも書きましたが北山はオヤジにはどうも難しすぎて足が遠のきます。今回も久しぶりにのこのこ出かけましたが、そうですね~2年ぐらい奥には入っていないのではないでしょうか。

鞍馬寺、まだ観光客はいません 花背松上場通過

 そうは言っても5~6年前まではそれなりに歩いてはいましたが、最近の痴呆の進行で記憶は薄れ、まともに回ってこれるかどうか、まあとりあえず以前停めていたところに車を停めて菅原の集落に向かいます。

 橋の手前で何やら煙がモクモクと上がっています。鞍馬炭とゆう幟が出て3~4人の人たちが作業をされています。へ~こんなのができたんやあ~小売りもしておられるのかな~まあ買うなら帰りやな~(炭買うてなにすんねん)もちろん茶室で(ウソつけ!)はいバーベキューで、まあとにかくヨタヨタ、ホトケ谷を進みますが林道が広くなって奥まで伸びた感じです。

いつものデポ地右は釣りの人の車 へ~こんなのができてんのやあ~
菅原集落 右ホトケ谷へ

 結局沢コースと尾根コースの分岐からまだ左の方に林道は伸びています。こてつさんが最近この方面の林道開発がものすごく進んでいるといわれていましたが、その一環の流れですかね~。ホトケ谷を歩いているとワゴンタイプの車が停まっていて男女6人ぐらいのグループが準備をされていました。オヤジは迷いましたが久しぶりに沢コースで取りつきましたが、どうやらそのグループの方も沢コースに入られたようです、実は今日あった登山者は土曜日にもかかわらずこのグループだけでした。

ワゴン車で6人ぐらいの登山者 右沢、正面尾根コース分岐
ずいぶん変わりました

 さてオヤジ沢コースは初めてこのコースに来て以来久しぶりに遡上しました。10年以上前かな~その後もちろん何回か来ていますが尾根コースを歩いていた記憶があります。記憶がほとんどなく初めて歩くような感じでそれなりに緊張感があります。途中までは林道ができていますが上部は倒木が多くなり歩きにくい感じです。4~50分よたよたダンノ峠到着、は~久しぶりです。

久し振りダンノ峠 ここからしばらく
オヤジの好きなルートです

 ダンノ峠から同志社の建物を目指す峠谷(?)とゆうのかな~この辺りはオヤジが一番好きなところで今回もここの歩きがしたくて来たようなものです。(えらい気に入ってるな~しんどくないのやろ)はいそうなんです。もう春がそこにきているな~(ケ!白々しいーどこでも春は来るのや)まあそおゆう問題ではなくただもう少し残雪なんかがあればもっとロケ的にはええのんやけど。(わかった、わかった、ゴタクならべんとさっさと進め!)。

同志社大学(違うやろ!)正式名称しらんね いつも撮るな~
シンボルみたいなもんやな~

 はいはい、さてさて尾根から刑部滝への激下りコースがいつも取るルートですが、ここでも久しぶりに四郎五郎峠に向かうことにします。(大丈夫か、お前わかってるんか、覚えているか)まあなんぼ案内が無い北山でも有名コースなんやから踏み跡ぐらいはあるやろ。チンタラヨタヨタゼイゼイハアハア、何とか四郎五郎峠、とうちゃこ~ここもホンマ久しぶりすぎて覚えてへん~。

どっちに行こうかな~ 久し振り四郎五郎峠取りつき部
懐かしいな~覚えてないな~

 四郎五郎峠から谷筋に下って沢沿いをヨタヨタ、四郎五郎谷とゆうのかな~なんとなく記憶がよみがえるな~。ところがヨタヨタ前方をあまり見ずに歩いていると、分岐とゆうか刑部谷の出合いを何も考えずに左に渡渉してヨタヨタ(え~お前何処行くねん、廃村に行くのんちゃうのか!)。

沢に降りてきました 有名な住人さんの案内板

 そやけど刑部谷に入ったん知らんかったんやもん~。気が付いたんはあのボロボロの木道が出てきて(あれ~なんや上流に向かってるやん、アカンがな)(あほくさ、信じられへんわ)。そやな~この際刑部滝まで行って写真撮るか~(ヘタクソなんやから無駄や、やめとき)。そんな事ゆうたら意地でも行ったんねん。

 やめりゃええのに、おまけにクソ登りにくい滝の上部にまで登って(お前何考えてんねん)そやけどケガの功名とゆうか途中でバイカオウレン?の花が咲いてくれてました。今日唯一の花らしい花でした。刑部滝上部から尾根超えてババ谷に出るとゆう強者もおられるみたいですが、オヤジの次元ではとても無理な話で(正確には奈良谷を遡上するみたいですがわかりません)もちろん引き返します。

なんで上流に向かってんの? うわ~咲いてるやん(バイカオウレン)

 いつもの下流に向かうパタ~ンになって記憶も何とかよみがえります。その時あの6人組のグループが登ってきました。ちょっとビックリ「はやいですね~もう回ってこられたんですか」と言われますが。「はー?回って?」どこの話やろな~。一瞬この方たちも刑部谷の分岐で間違ってと思いましたがちゃんとしたリーダーが引っ張っておられます。それに女性の一人が「この先の滝どうでした登れそうですかね~」 と聞かれましたので、ああわかっておられるのやと理解しました。

 「そうですね~ちょっと大変ですがまあ登れないことはないと思います」。それより途中で バイカオウレンが咲いていました。生意気にも写真を見せて「一か所だけですが楽しみに行ってください」と言って別れました。

 しかし後で戻りながらよくよく考えてみると、オヤジと同じく沢コースでダンノ峠は間違いなくその後(途中で後ろを見ても姿は見えませんでしたが)四郎五郎峠から刑部谷の分岐を遡上(滝の事を聞いておられたのでルート的には間違っていない、とするとどこえ行かれるのかな、まさか物好きオヤジと同じく刑部滝見物に行かれるのかな~、それとも尾根に取ついて廃村に行かずにダンノにもどるのかな~、ちょっとわかりませんが、ま~ベテランの方々とお見受けしました、間違いはないでしょう。

刑部滝

 分岐に戻って(小1時間寄り道したんちゃうかな~)廃村に向かいます。廃村八丁とうちゃこ~、もう12時を回っています。今日もカロリーメイトワンブロックとラーメン。は~結構疲れました(しょうもない寄り道するさかいや!)そやけど間違えたんやからしょうがないやんか(すぐ戻ったらええやんか)男の意地や!(しょうもな!)。

 ドテ~としてたらもう13時を回りました。こてつさんがいわれていた卒塔婆方面の状況も気になりますが今日はもうスモモ谷から品谷山に向かいます。

やっととうちゃこ~廃村八丁 スモモ谷をヨタヨタ
品谷峠取りつき部 品谷峠とうちゃこ~

 まあこの辺りは何とか記憶も定かで品谷峠の取りつき部も覚えていました。ヤレヤレ(なんぼ何でもあたりまえや)そやけど又フラフラ~と何処行くかわからへんやんか。しかし品谷峠から品谷山までの間はものすごい事になってるね~。障害物競争みたいに倒木だらけで、なんでやねん(そら台風の影響が各地で出ているのや、)。

障害物競争しながら 品谷山への尾根筋

 よッコラショ、どっこいしょ、大概つかれるな~品谷山とうちゃこ~。悪評の自撮りをパチリ、もう14時を回って、えらいこと障害物競争をしていたんやな~。何とかダンノと佐々里の分岐もう15時を回っていそうやな~。佐々里まではやめて師匠お勧め(勧めたらへん)オバナ谷への激下りで時間を稼ぐかあ!そやけど覚えているかな~。

まだ健在品谷尾根の太陽の塔(?) 雪や~(珍しいかえ?)

 なんやネットの端から降りたようなきがするな~(ええ加減なやっちゃな~又とんでもないとこ行くのとちゃうか)まあとにかく下に下りたらオバナ谷の沢があるのやろ(ええ加減な一番危ないパタ~ンやろが)。ネットの端と言ってももうネットもほとんど張られていない状況ですがとりあえず見覚えのある斜面を激下りです。

佐々里・ダンノ分岐 辛うじて残るネットの端から
激下りでオバナ谷へ この堰堤付近に下りてくるのです~
は~強烈な下りでした
チンタラ広河原へ、オバナ谷 今年も営業していたとの事、スキー場

 まあ師匠も書かれていますがあまり無雪期はお勧めできないルートです、積雪があればもう少しマシだと思うのですが。ようやくたどり着いた広河原、庄兵衛さんはどうかな~土曜日やから開いてるかな~電気点いてる~ママさんはいな~い。

 向いの自宅に「こんにちは~」「は~い」「まあ~久しぶりのお顔拝見」オヤジの顔は覚えてもらっているようないないような、話すうちに思い出していただき、もちろんオカオカ皆さんは、皆さんの名前もご存知、バスの便の影響で最近あまり来られないのは「しかたないですね~」と話されていました。

 IKOMOCHIさんにいただいたんですとゆう帽子をかぶっておられました。師匠に送る蜂蜜の話などしているうちに、バスが到着そうや今日は土曜日なんや17時20分が最終ですかね~。時刻はもう16時を回って17時前、「又来ます」「お元気でね」挨拶交わして車に向かいます。

うわ~久しぶりや~ ママさんいるかな~向への自宅
に声を掛けたらもちろんおられました
最終バスが入っています
乗客はいません
途中の痴呆状態にも拘わらず
今日も無事に戻ってこられました

 はい今日は途中で記憶が薄れてやばかったですが(痴呆の進行を思い知らされたやろ)何とか戻ってこられました。この調子だと北山の他のルートも記憶が薄れて初めて歩くのと変わりなさそうで。それはそれで新鮮でええか~(フン負け惜しみや、そのうちホンマにここは何処?になるわ)。

 それにしても北山の奥は登山者が少なくなりました。昔なら必ずバスを待つ人がおられました。結局今日も6人の一グループとオヤジだけみたいです、オヤジ含めて7人と人数多いようですが?さみしいですね~。やはりバスの運行がこれだけ少ないとね~、乗客のいないバスを横目に車に戻ります。

 山間の早い日暮れに追われるように車を走らせ戻ってきました。毎度の事ながらこちら方面は鞍馬を過ぎて二ノ瀬トンネルを抜けて初めてまともに携帯つながります。カーチャン連絡遅くなりましたが、「気をつけて帰ってきーやあ~」いつもの会話に、感謝 感謝、の春の暮れ。



 ■月は東に日は西に、洛西村の侘び住まい菜の花畑に日は沈み竃のご飯も炊けました。トーチャンカーチャン花子に一郎、ちゃぶ台囲んで家族の団らん清く貧しく健気に生きた戦後昭和のノスタルジー   洛西オヤジつつ”りかた教室 。

                             【 記:洛西オヤジ 】