大山 (伯耆大山)

初心者オヤジ、伊吹、堂満ルンゼ、とくれば大山やろ
(シ~ン、シラ~、シカト~)(あんたの一人空回り)
2018年3月3日(土)ひな祭りやあ~

 
三角点、しかし人様には見せられへんカッコやな~
(見せてるがな、わざと受け狙てんのんか!)


2018年3月3日(土)   洛西オヤジ単独

アクセス:
・前日の(金曜夕方出発)
・名神、中国道、佐用インターー鳥取道ーR9号ー(道の駅琴の浦で車中泊)山陰道ー大山登山口(大山寺)

コース:
・夏山コースー行者谷分岐ー六合目避難小屋ー山頂ー下山は行者谷コースに入りましたが通常の元谷避難小屋に下りずに尾根を進み大神山神社手前の斜面から降りてきました(トレースについていっただけ)ー大山寺参道ー駐車場





 こんにちは洛西オヤジです。冬眠明けからまだ日も浅く、一度山歩きをするとなかなか疲れが取れないオヤジ、恒例の大山も3月になってしまいました。

 今年は例の寒波襲来で鳥取や米子あたりも、ものすごい雪が降ったとの事で大山も例年より積雪が多く中々オヤジなんかには厳しい状況だったみたいですが、やっとここにきてオヤジでもいけるかな~と思い立ちました。天気予報では土日しかA評価はなくまあ混雑が予想されますが仕方ありません。

 金曜日午後車に登山道具積み込んでいたら、え~い早いけど行くかあ~、と16時ころカ~チャン行ってきます~となりました。いつもは夜中に出るのがパタ~ンなんですが、その代わり、いつもは往路だけ使う米子道にはいかず(年金生活者なんで)中国道佐用インターから無料の鳥取道に入り鳥取から登山口に向かいました。

 途中の琴の浦の道の駅で車中泊、翌朝8時前に登山口駐車場到着となりました。なんと前回停めた駐車場は早くも満員で下の大きな駐車場に回されました。

天気よさそうよしイクゾ~(カラ元気) 駐車場から同じくです
おしゃれなモンベルのお店 ほなボチボチいきまひょか

 着替えはもちろん道の駅で済ませていますので、比較的に早くヨタヨタ出発です。登山者が多そうなんで行者コースと迷いましたがいつものコースで行くことにします。ただもうスタ~トのアスフアルト道から夏山コースに入るところから皆さんアイゼン装着です、昨年やその前と大分状況が違います。

 オヤジももちろん装着、阿弥陀堂を横目にいよいよヨタヨタです。どんどん登山者が追い抜いていきます。なるべく邪魔にならないように、ヨボヨボ高齢初心者は気を使いながらの歩きです。今までで一番積雪が多いように思います、5合目の山の神さんの祠も全く見えなくなってます、ひたすら雪の斜面を ヨタヨタです。

阿弥陀堂を見ながら 皆さんの邪魔にならないように
綺麗どすなあ~ 日本海も見えてます

 周りが開けますがいつもの灌木はなく一面の雪渓状態。上部に尾根や山頂が見える6合目避難小屋、もうバテバテ、沢山の人が休んでいます。天気は上々ただやはり8合目を過ぎると緩やかな斜面になりますが風が冷たく、強く吹くので衣装を整えます。(なんやお色直しかい)。

 いつもの頭巾、ウエットグローブ、タオルでほおかぶりして(え~なんやわけわからんカッコするな~)、自分でもじじむさいカッコやな~。沢山登山者おられますがオヤジのスタイルはちょっとひどすぎます。

ものすごい6合目 ここからが正念場(正念場がいくつあるねん)
雪山、雪渓、皆さん頑張ってるなあ~ あの標識が8合目付近、そこまでがキツイ
8合目から稜線を行きます 辛うじて見えている木道

 何とかたどり着いた山頂でシャッター依頼した男性が撮れた写真見直して「これで大丈夫ですかね~」と念を押すほど、あまりにじじむさいので撮られた男性も気おくれされたのではないでしょうか(まあそこまで、みじめたらしかったら大したもんや)(おおきに、おおきに)。

山頂とうちゃこ!
いつもの観覧ステージは皆無、
それにしてもおもろいカッコしてるな~
ドジョウ掬いやな~
お馴染み剣ヶ峰、何人かが挑戦しています
オヤジも行こうかな~
と思いましたが風が強く自重、
(そうや初心者高齢者はおとなしく)

 一応避難小屋の中に入ってみます、まあ富士山の小屋状態、早々に下山です。時刻はもう正午前です。雪渓を慎重に、ヨタヨタ、ドンドン登ってくる登山者の邪魔にならないように、なかなかの傾斜でもしドテ!といったら止まりそうにありません。

山頂の避難小屋もほとんど埋まっています 【参考】因みに昨年の同じ小屋の状況です
避難小屋内部 さ~下山です。慎重に

 慎重に、慎重に、何とか6合目の避難小屋の後ろの方に回り込んで斜面に座り込んでラーメンを炊きます。がこれが又な情けない。炊けて食べようとした瞬間、書くのも情けないひっくり返してあ~あ。原因は書くと膨大な事になるので(アホかしょうもない、自分の不注意やろが)すんません。

 そんなわけでお握り二つ(それで充分や)食べてそそくさと押し寄せる登山者を避けて(オーバな表現しすぎや)下山。そうや今日は行者谷に初めて挑戦や、6合目避難小屋から下に見えている元谷避難小屋に直接斜面を下降する登山者がいました、なんかええカッコして粋がってるようにも見えますが、まあ人それぞれ。

悲劇の瞬間、(書くのもつらい)
(フンいつものこっちゃ)
行者登山道分岐

 オヤジは通常ルートで降りますが、先のトレースについていったら小屋への分岐を通りすぎてしまいました。引き返すのも邪魔臭いし、結局最後は厳しい斜面を膝まで埋もれながら下の河原に下りました。

トレースについていったらとんでもない事に 結局右の斜面から河原に降りてきました
この前方に元谷避難小屋があるはずです
右岸に渡ります
通常の登山道に戻ってきました

 大神山神社奥の宮から大山寺の山門を通り駐車場へ、駐車場はまだたくさんの車が停まっています。振り向くと大山がド迫力でそびえます。やはり山陰の名峰を実感させられます。

 今回初めて行者谷から降りてきましたが、トレーニング不足による最近よく起きる足が攣ることもなくヤレヤレ。ですが、ヨレヨレ、ヨタヨタ歩きは毎度の事で早く春にならないかな~と、歩き始めたミヨちゃんみたいな心境です。(ミヨチャンが気を悪くするわ)。

大神山神社 参詣道を通って戻ります
門前町の雰囲気がありますね~ うわ~まだたくさんの車が停まっています

 さあ~帰路ですがまずは淀江町のゆめ温泉によって、その後昨晩お世話になった道の駅琴の浦でカーチャンお土産を買って、もちろん無料の山陰道、鳥取道で中国道佐用に出てチンタラ、チンタラきれいな夕焼けについ車を脇に停めてヘタクソ写真など撮りながら帰ってきました。

駐車場から振り返り見上げる大山 帰路淀江町から見る大山

 大山は地元の人にとっては身近なそれこそ大阪の金剛山みたいな感じでしょうか。(チョット違うやろー)。ただし積雪の多さや、もちろん標高も違いますし地元だけではなく近県や関西からもたくさんの登山者が冬山歩きを求めて足繁く通う山です。

 特にオヤジのような初心者でも冬期に登れる貴重な100名山です。今回も無事に22時ころ「カーチャンただいまあ~」と帰宅、オヤジのような初心者でも登れる大山に。  感謝 感謝 です。

                             【 記:洛西オヤジ 】



 ■番外です。

鳥取空港(違うのや鳥取砂丘コナン空港や)に降りるジエット機
白兎海岸 久しぶりにきれいな夕焼けを見ました
ウル!(気持ち悪い、どうでもええのや
カラスが鳴くからさっさと帰らんかい!)

                             【 記:洛西オヤジ 】