大尾山
(雪が消えたかなと思い登ってきました。)


 
大尾山山頂


2018年3月4日(日) 曇り  森の旅人M

コース:
・大原バス停~来迎院~音無の滝~二の滝~三の滝~大尾山~小野山~仰木峠~大原バス停





 3月に入り暖かくなり北山にも春がやってきそうです。今回は,まだ登ったことのない山に行こうと大尾山へ向かいました。OkaokaclubメンバーのTさんが何度も歩かれているコースです。

 電車,バスと乗り継いで大原バス停へ,トイレを済まして出発。三千院へは呂川に沿って坂道を歩きます。早朝の今は,さすがに観光客も老夫婦が歩いているだけ,中国語が聞こえる。川沿いの開店準備中の店を見ながらこの二人を抜いて三千院前の十字路に出る。

呂川に沿って上がる 来迎院参道

 来迎院へは直進し曲がり道を進むと参道口が見える。参道に入り来迎院門前を通り川沿いに上って行く。音無しの滝標識と共に大尾山登山口標識も見て取れる。先に進むと堰堤前で右岸へ細いコンクリート橋を渡る。少し上ると音無しの滝は現れる。10m前後の滝全景が見えるが水量が少なさそう。

来迎院前 堰堤前で右岸へ
音無の滝 救助標識

 その後,音無しの滝上部へ,更に谷を詰めて行く。右岸左岸の渡渉が続き谷合流に出合う。左の谷に入ると,その先に三千院-大尾山1番の救助標識が見える。右の谷に沿って歩くことになり二の滝が右側奥に木の間から見える。

 滝上部に出る。流れが左に曲がり沿って歩く。救助標識2番を見る。この先の谷は倒木等で少し荒れていそうだ。谷はまだ先に続いていそうだが,金属製の梯子が目に入る。ここを登って行く途中から左に三の滝が見えてくる。ここでも滝上部に出る。谷合流部でようやく尾根道に取付く。

二の滝 荒れた谷
金属の梯子 三の滝

 道は急坂となり途中に救助標識4番がある。急坂が緩くなったところに救助標識5がある。続く坂道を上り切ると大尾山の肩に着いた。道を右(東)に取り進むと大尾山山頂に到着。

 山頂までは全く雪を見ることはありませんでした。展望は東側に少しだけあり琵琶湖が見える。今日はかなり霞んでいるので琵琶湖もすっきり見えない。

大尾山の肩手前の急坂 大尾山山頂

 仰木峠目指して南下。ここからは救助標識が古知谷‐仰木峠に変わる。少し下ると左下に林道が見える。ヒノキ林のなか歩く,一旦林道にでるがすぐに古知谷‐仰木峠5番で山道に入る。

 そのまま進むとモミの木2本が立つ尾根分岐に来た。少し分かりにくかったが,ここで南に進み林道に出た。林道を歩くと救助標識4番があり,ここから再び仰木峠目指し山道へ。登り切った先に小野山(670m)がありました。次の小ピークで左(南)に下ります。この辺り道が薄くなり府県境標識を見て歩く。

モミの木2本並ぶ 林道を歩く
林道から山道に入る 小野山

 救助標識3番からこの先は左にヒノキ,右にアセビを見て下る。救助標識2番を見てその先を下ります。ようやく琵琶湖側が大きく開けた場所に出た。ネットフェンスが東側に張られている。大原側はヒノキ林が広がる。ここで昼食,時間は正午前。暖かくなったと言っても山中は寒くやはりカップラーメンとおにぎりです。

開けた場所を歩く 琵琶湖を望む

 昼食後,南下するとすぐに仰木峠に出た。ここで大原からやって来た単独男性と今日初めて人に出会う。京都トレイル道に東海自然歩道と重なる,大原に下っていると今度はトレイルランの夫婦に抜かれた。

 京都トレイル分岐で戸寺に下らず,大原バス停に向かうため東海自然歩道を歩く。やがて谷に下り,倒木も数か所あるものの問題なく通過。開けた場所に出る前に地元の男性が伐採した杉の木の寸法を測っていた。その先がフェンスのある登山口。今日は大きく開いている。男性が開けたようだ。

仰木峠 今日は開いていたフェンス

 フェンスを抜けてから畑を見て街中に入ります。真っ直ぐ下れば野村別れのバス停だが,早いので大原バス停まで戻る。大原は観光季節でないため,どの観光駐車場も空いていたが,それでも観光客(外国人)の姿がありました。無事に大原バス停に戻りゆっくり座ることができました。

 初めての大尾山コースは緊張感もあり新鮮でした。楽に歩けると思っていたものの一部不明確な道もありました。

 今回はメンバーのTさんの紀行文が助けになりました。感謝,感謝です。


                           【 記: 森の旅人M 】