比良 白滝山、烏谷(からと)山 2017年6月19日

初心者オヤジ久しぶりに比良縦走路
チョットだけですが歩いてきました
老人性痴呆の進行が進み、えーなに
こんなんやったかな~の連続、山歩きではなく徘徊でした
親父の山歩き報告(NO.148)

夫婦滝


2017年6月19日(月)   洛西オヤジ


アクセス:
自宅から車で葛川坊村まで

コース:
坊村ー明王林道ー伊藤新道ー白滝山ーオトワ池ー夫婦滝ー 上部尾根(師匠は比良岳西方尾根といわれています)-縦走路-烏谷山ー摺鉢山ー牛コバー明王林道ー坊村





 こんにちは洛西オヤジです。久しぶりに滝を観に行きますかね~、先日葛城山でえらい大層な案内の滝を見て、改めて比良の滝の良さを実感しました。比良には沢山の滝があります、有名な名瀑百選、北小松の楊梅の滝はじめ、オヤジなんかが知らない滝が沢山あると思います。比良の滝にこだわった歩きも今後のテーマに (もう齢なんやから無理) したいのですが、無理でしょうね~。大体何処にどんな滝があるか知らないのですから。

 梅雨に入ってからのほうが、好天が続来ます、いつもより遅い目ですが、ヨタヨタと車を坊村に向けて走らせます、最近は八瀬のエクシブ前のコンビニが買い物ポイントです。坊村到着8時前、平日は明王林道入口に停められます。今日は家で身支度してきました。(それが普通なんや)

毎度の神社裏手
(正確には右手か?)に回り込みます
この斜面を直登
(あんまり言わんほうが、仕舞に怒られるで)

 いつもの神社の裏手から斜面よじ登り、チョットだけ得した気分で林道をヨタヨタですが、やめりゃええのに林道途中、又斜面をよじ登り、は~シンドイ、アカン。こりゃかえって疲れる、それにアブナイ、(あほか!いちびりすぎなんや)皆さん普通に林道を進まれることをお勧めします。(当たり前や、誰もそんなあほなことしません)いつもの3倍ぐらい疲れて伊藤新道の取付きに到着、は~先が思いやられるな~まあチンタラチンタラ登ります。

林道チンタラ イチビッテ、トラバース、アカンシンドイ
ぎゃ~やめといたら良かった~
あほなことして疲れて、伊藤新道取りつきに 見えてきましたワサビ大滝
あの上部に行かないとダメです

 ワサビ谷をヨタヨタ登ります、問題のワサビ大滝に到着。変わったのは以前から間違って登る直登部にはロープが張られ、正規ルートではない張り紙が、思い出します何年か前の悲劇を、師匠はじめOKAOKAの皆さんも記憶に残る悲劇でした。今でも坊村登山口でご遺族の方がチラシを配っておられたのが思い出されます。

 ワサビ大滝ですが、上部奥に細い気が付かないほどの細めの滝、隠れ滝とゆうにふさわしい滝があります、ここはくどいですが、まず大滝の手前で右岸に、滝の上部で左岸にもう一度隠れ滝の上部で、再度右岸に渡渉して、沢から離れて植林地の中の急登くの字登りになります。悲劇は最初の右岸に渡渉、そのまま急斜面を直登されての悲劇でした、(おそらくですが)

あの悲劇をきっかけに 案内も新しくたっています
伊藤新道くの字の登りです
老体にはきついです
尾根のピークにもロープが張られました

 他人事ではなく、もう何年前になるでしょうか、オヤジもこのコース初めての時に同じ間違いを犯しました。さて皆さん伊藤新道のくの字はシンドイと言われます、老いぼれオヤジはヨレヨレになって尾根に到着、右に進んで地味な白滝山山頂、ここはいつもですが、通過点みたいなものですね~。

久しぶりやなあ~山頂です ここもおなじみですオトワ池
リュック下して水分補給

 すぐに下ってオトワ池、大概ここでリュック下して池を眺めるとゆうのが定番ですね、オヤジは夫婦滝に下りますが、師匠のように元気な方は長池のほうへ足を延ばされます。オヤジは夫婦滝に下り、そうそう今日はじっくり滝つぼ付近まで近寄り眺めます、ウ~ンやはり打身山から足を延ばして、あるいは牛コバから頑張って登って見に来る価値はありますね~。

 滝つぼから戻ってさーどうすんべい、久しぶりに打見に行くかあ~、いやいや師匠開拓の上部尾根から比良岳トラバースもひさしぶりやな~、迷ったときはストックホリ投げ占い、はい上部尾根に行きます~。

講釈垂れるわりには
写真どうしょうもないヘタクソやな~
いや今カメラ修理中なんで
(カメラのせいにするな!)
このテープが巻かれたのはいつごろかな~
前方尾根筋に向かいます

 ドンクサイオヤジは最初中々わからなかった取りつきですが、師匠に丁寧に教えてもらい歩いたのはもう何年まえかな~、相変わらずわかりにくい取りつきですが、いつのころかな~テープが木株に巻かれました。行く人がそれなりに増えてきたのかな~、踏み跡は少しはっきりわかるようになってきています。

師匠ならではのルートです このコース
いつもこの時期にきているのかな~
いつも載せているな~コアジサイ

 尾根筋に沿っての急登坂は師匠好みでしょうか、オヤジはシンドイー、いやや、いつもなんできたんかな~と後悔しながらの登りです。やがて気分の良い尾根ピークに到着、樹間から打身のゴンドラ駅が見えています。気分の良い尾根鞍部でラーメンだあ~、いやちゃうちゃう今日は一平ちゃんの夜店のヤキソバや!(どうちでもええのやあー)

結構シャクナゲもあるのです 打身山は目前です
ヤレヤレ尾根のピークに到着 縦走路に出合います
(一応比良岳山頂なんでしょうか)

 食事を済ませ広い尾根を比良岳に向かいます、イマイチわからない山頂からすぐに縦走路に出合います。後はやはり縦走路を北へ、烏谷山に向かいます、天気が良く(本当にここしばらく天気に恵まれています)展望楽しみながら、大岩から葛川越え、烏谷山へは、は~しんどいな~(そんなにシンドイのやったら山歩きヤメたらええのに){おっしゃるとうりです、そやけど、はあ~シンドイ}(アカンワ、こりゃ)

大岩から琵琶湖を眺め 葛川越

 ヨタヨタ烏谷山到着、どうしょうかな~荒川峠、南比良、も長い事いってないな~天気ええし堂満岳まで伸びるか~(やめとき、やめとき、年寄りの徘徊はこれぐらいがええとこです)はい摺鉢山から牛コバへトラバースで戻りましょう。

烏谷山三角点 ええ天気やな~

 それよりビックリこいたのは(又品のない表現するなー)摺鉢山への踏み跡がえらいはっきりついています、ビックリします、打見のほうから登ってきたら縦走路に戻らず、摺鉢山にいくで~と、そんな心配オヤジがすることやないとお叱りを受けそうですが、なんとその心配がそのあとすぐに現実に起きてしまっていました。

 烏谷山から摺鉢山へのルートは、おばさん山歩き隊のTさんの専売特許みたいなもので、よく報告されています、オヤジはえらいこのルートも有名になって歩かれているな~(あんたが知らんだけ、皆さん常識)植林帯から陰気な摺鉢山(どこが山頂かわからへん~)下を向いてヨタヨタ、突然若い単独の男性が目の前に、お!お!チョットビックリ、今日初めて出会う登山者さんです。

まだ咲いていました、烏谷山で 植林の中を摺鉢山に 若者と話していたので
摺鉢山写真撮れませんでした、
最も若者も戸惑っていたように
標識も何もないですからね~

 リュック下して地図を見ていたみたいです。「こんにちは」若い男性はよかった~とゆう感じが、すぐにわかる雰囲気で「ここは縦走路ではないですね~」オヤジすぐにピ~ンときました、「違います、何処からこられました」「打身山から縦走路を、烏谷山まで来たのですが」「はいはいわかります、山頂から左正面のしっかりした踏み跡を来られたでしょう」

 「はいこの先が、あまりに踏み跡がしっかりしなくて、何か雰囲気が違うので、戻って地図を確認していました」「ここは摺鉢山です、烏谷山から、ここを経由して牛コバに降りるいわばトラバースルートです、最近よく歩かれるので踏み跡があまりにも鮮明になり、間違うのは仕方ないと私も思いつつここまで来ました、烏谷山頂に着いて右に細いちょっとわかりにくい急降下する踏み跡があります、下るとすぐに縦走路のしっかりした登山路に出ます」

 リュックが相当重装備なので「テン泊ですか」と聞くと今晩は八雲テン泊、明日武奈ヶ岳、釣瓶岳、地蔵山、蛇谷ヶ峰で朽木に降りる予定との事、ええな~あ若い人はええなあ~。見ていた地図を見せてもらいました、赤鉛筆でルートに印が、オヤジが気が付くとその地図には烏谷山から摺鉢山経由、深谷左岸から牛コバへのルートが点線で載っています。

 オヤジの持っている、同じ昭文社の山と高原地図では載っていません、そうか2005年刊やものな~(世の中は進んでいるのです、山歩きも変化しています、あんたが古いのです)なるほどね~そりゃ踏み跡もしっかりするはずです。一応オヤジ知ったかぶりして、テン泊は八雲ではなく金糞峠の下の深谷テン場が水もありいいですよ、それと明日はそのままコヤマの岳に向かい、武奈を目指せますと地図で講釈垂れましたが、「これからの時間でどこまで行けるかで決めます」との事で若者は烏谷山に急いで戻っていかれました。

 相当な時間ロスですが、若さはそんなこと関係ないでしょう。これを書いている翌20日も天気が良いので、あの若者が無事に朽木に着かれている姿を想像しながら書いています。

オオマキ、牛コバ左岸ルートの
この地点が摺鉢山への取りつきです
Tさんはよく登りでも利用されます
キツイ登りです。凄いです脱帽!
牛コバです。やれやれ、
とても堂満まではオヤジでは無理ですね~

 摺鉢山からは下って、下って、それはそれで、膝痛い、いややあ~(ホンマうるさいやっちゃな~)牛コバからはチンタラチンタラ、水場で頭から水をかぶり(もうそんな季節です)また神社の上から急斜面を下りトラバ~ス、いつもいるデカイ青大将はいませんね~(いつもいるか、置物やないのやぞ~)2~3回みたけどな~。

木陰が救いです、林道をヨタヨタ戻ります

 出発するときに同じく御殿山に向かって若い男女数名、その中の若い女性から(ホンマ若い女性とゆうと、うれしがるな~)「こんにちは」と声をかけてもらいましたが、そのグループと帰りも同時になりました(そやからどうやねん)いやいやまあ皆さんご無事で何より、時間も比較的に早いので又地元に戻って(竹の里温泉無料券かい)いえいえ無料券はなくなり¥550の割引券です(ミミッチー話しやな~)。

 久しぶりに夫婦滝、縦走路、ちょっとマニアックに回ってきました、まあ徘徊にも近い歩きでしたが無事に戻れました(ボチボチ高齢者迷子札を首からかけて歩かないといけないですかね~)徘徊歩き完了。         感謝  感謝

                             【洛西オヤジ記】