能郷白山(温見峠コース)//美濃

初心者オヤジどうにも寝覚めが悪いので
リベンジだあ~(なんのこっちゃ)
国道157まだ冬季閉鎖中(5月19日まで)でした
知らずにスルーしましたすんません。(犯罪や!)
親父の山歩き報告(NO.143)

 
山頂が見えてきたぞー
能郷白山


2017年5月12日(金)   洛西オヤジ

アクセス:
・前回と同じくですが今回は関ケ原で降りてみました、まああまり変わりはありませんでした。
関ケ原インターR157-温見峠 

コース:
・温見峠登山口ー能郷白山山頂ー権現社 完全往復 コースタイム3時間半、オヤジ歩き4時間でした。





 こんにちは洛西オヤジです。前回は屋久島で雨のためにエライ厳しい歩きでした、その前も今回の能郷白山で途中リタイア、とゆうなんとも情けない歩きとなってしまいました。初めての山のリタイアは何ともストレスがたまるとゆうか、寝覚めが悪いとゆうか、コンチキシヨーのままでは気持ちが収まらないので再度挑戦となりました。

 今回は温見峠から行くことにしましたが、岐阜樽見から福井大野までのR157は冬季の閉鎖が半年以上続く有名なルートなんだそうです。そんなことは全く気にもかけなかったオヤジえらい通行止めの標識があるな~、大型があかんのやろな~と勝手な解釈。

 能郷のところの大きなゲートは空いているし途中集落の外れに簡単な車止めがありましたがそれも脇に避けられているし、気にもせずに温見峠登山口に到着。ただし前回の能郷の集落から1時間以上かかるえらい長いドライブとなりました。

温見峠、福井県には行けないみたいです
(工事かなあ~)
登山口

 平日とゆうこともあり車は停まっていないです(当たり前やまだ閉鎖中なんや)知らんがな!。登山口のすぐそばに停めてヨタヨタ準備にかかります。今日は前回の反省も含めて早い目に(4時出発)してきましたが油断してナビを利かさなかったので途中とんでもない方向に走ってしまい(あ~あいよいよ痴呆が本格的になってきたな~)時間ロス、取りついたのは9時を回っていました。

 ここは取りつきから1時間ほどが強烈な急登で、それがすむと比較的に穏やかになると聞いています。なるほどなるほど、全くそのとうりでブナ林の中をヨタヨタと登ります。ところどころ谷筋に残雪が目に付きますがコース上にはまだ現れません。

すぐに気分の良いブナ林が現れ
急登が始まります
急登入口あたりです 谷筋にはまだ残雪も目に付きます

 急登の途中にショウジョウハカマやチラホラ、カタクリなどが目に付きます、おなじみの看板などもあり能郷コースと変わりはありません。急登の厳しさはウ~ンどうでしょうかこちらの方が厳しいかなあ~、まあどっちもドッコイ(ややこしい表現するな!)、しかしこちらの方が短いです。

 1時間ほどハアハアこぐとハ~イここからは緩やかな登りになりま~す、とゆうコース案内の張り紙があります。ホンマやろな、ホンマかな、疑心暗鬼で左右笹で覆われるコースを進みます。登山道は能郷コースと同じくしっかりついています。

 平坦になった尾根筋のコースにはところどころ残雪が登山道を隠していますがその範囲は短く先には登山道がはっきり見えています。今日は前回のようなガスで回りが覆われることもなく進みます。

ショウジョウハカマが
癒してくれます
お馴染み看板
ダケカンバでしょうか
ブナから変わって目に付きます
師匠これなんですかホソバヤマブキ?
(オオバキスミレ)
ベンケイソウも目立ちます
(コバイケイソウや!)
残雪が現れ始めました

 やがて前方に山頂が見え始めました。今回は間違いなくそうでしょう、右のほうにお社も見えます。両サイドのササは結局山頂の付近まで続いていました。それより上部になるほどカタクリが沢山目に付きます、気をつけないと踏んでしまいそうになるほどコースのいたるところで咲いています。

 小塩山のカタクリのように隔離されているわけではなく、やはりこのように身近にみられるのは可愛げがあります、(いえいえ何も小塩山のカタクリが憎たらしいとゆうわけではないのです、誤解のないように)今日は今のところピーカンちょうどコースタイムの2時間ほどで山頂到着、もちろんだれもいません。

ちょうど半分ぐらいのところかな~ ウワ~い カタクリや~
尾根筋は笹原の中を歩きます 結構残雪が多いです
今回はガスらないので安心です 臥竜ダケカンバの案内
ちょっと大層な案内ですが もう少しだあ~
着きました~
もう一つの権現社がある山頂
(能郷白山は双耳峰です)
右の社に向かう途中に能郷コースの
分岐があるとの事ですが
わかりませんでした
お社到着、冬季は全面雪に
おおわれているのでしょうね~
チョット真剣 ピント合わせ

 周りの展望をユックリ楽しみます、11時過ぎなのでラーメンタイムどうしょうか迷いましたがボチボチ下ることにします。今日も昼から天気は下り坂で遠くのアルプス辺りは見えませんでした。白山、荒島もイマイチです。まあちょっと期待外れでした。

 下りだして先ほどの臥竜ダケカンバあたりでちょうど正午になったので笹原の土手でラーメンタイムです。ただバーナーの火が枯れた笹に燃え移るといけないので登山道の岩の上で炊きました。ハイカーの失火で山火事が問題になっています、最大限の火の用心は山歩きをする誰もが守らなければなりません。 (たまにはええこと書くやんか~)。ここしばらく各地で山火事が相次いでいますお互い気をつけましょう。

前山です 前回オヤジが迷ったピーク、
オヤジは画面左の平坦部で
立ち往生したんですね~
南東方向アルプス、御岳見えません

 食事を終えて、今度は激下りになる登山道を降りていると下の方から何やら声がします。結構ご高齢の男性一人女性二人の、能郷白山で前回も含めて初めて遭遇する登山者です。大阪から来られたそうです。「こんにちは、京都からですか」「はいそうです」「車が停まっていたので、わかりました。我々は昨日荒島にいって、勝山で泊まり、今朝福井側から来る予定でしたが、通行止めになっていたので仕方ないので郡上八幡から回ってきました」「え~それは、それは」「4時間ほどかかり今です」もう13時を回っています。

 「だいたい最初は5月の10日までとなっていたのです、それが来てみたら19日までとなっているので慌てました」との事です。「ここまで来る途中車止めがあったのですが手で移動させて入ってきました」オヤジ「あらまあ私が来るときは傍に移動させてあったのですがねえ~」たまたま誰か地元の人が通るのに移動させていたみたいです。

 何台も車を見ましたから、まあ地元の人は普通に生活道路として使用されているのでは、もちろん福井県までは行けないでしょうが半年以上の通行止めは異常です。おまけにいったん発表したものを簡単に延長するのはどうなんでしょうね~。最もオヤジは全く端から通行止めとは意識していませんから、それはそれで困ったものです。反省!国土交通省さんスミマセンでした。

うわ~能郷白山で
初めて出会った登山者さん
ポツンと我々の車だけ、
登山口の反対の土手の上から撮りました
車で温見峠から綺麗な緑の中を下ります
これでは入ってきますよね~
(アカンのやあ!)スミマセン
山藤ツリーを最後に載せて
今回はオシマイで~す

 車に戻ったのは13時過ぎやはりこちらのコースは短いです。さて深田先生、地元100名山の選択は荒島で正解かどうか!。オヤジは正解だったと思います。能郷白山ごめんなさい、やはり白山の眺望が荒島は迫力が違います。ハイハイそんなこんなのリベンジ歩き迷ったところも遠望ながらわかりました。満開のカタクリは今回温見峠から登ればこその遭遇でした。

   感謝 感謝。

                             【洛西オヤジ記】