初心者オヤジ行きたくなかったのに
小川新道激下り武奈ヶ岳
珍しく土曜日山行き、変わったことするとてき面、
渡渉で落ちてカメラおしゃか、
あ~あ又サラ金地獄やあ!
親父の山歩き報告(NO.163)


 
相変わらずタオルぶら下げて
武奈ヶ岳山頂


2017年11月25日(土)

アクセス:
自宅からベンツで坊村(ベンツてなんや){ロト6当たったんです}(ほんまか!){昨夜の夢です}(バカモン!)


コース:
坊村ー御殿山コースー武奈ヶ岳ーコヤマノ岳ー中峠ー小川新道ーオオマキ左岸渡渉ー牛コバー坊村




 昨夜の夢見が良かったのか、悪かったのか滅多に行かない土曜日の山歩き、案の定シャクシコバの先の口の深谷東尾根への取りつき通過してしまい、オヤジには厳しすぎる小川新道激下り、おまけに渡渉地点で落ちてしまいました。(ドジ!ヘタレ!どんくさいやっちゃな~)

 そんなにボロクソにいわんといて落ち込んでいるのやから、(シャレてる場合か)高級バッタモンのカメラが水に完全に浸かって修理おそらく不可能、あ~あ又ネットで探さんなんやんか、送料込み1万円以上かかるで~(知るかあ!そやけど、ようこけたり落ちたりするな~2~3日前も倒木の上渡っていて落ちたやろ、もうまともに歩けへんのやヤメたら)(一言も反論ございません)

 しばらく山歩きができなかったのでイチビッテ連荘で、前回はまあ自宅からの散歩みたいなものでしたので、やはり足慣らしには武奈ですね~(えらそうに、足慣らしでヨレヨレにバテてどないすんねん)まあおっしゃるとうりです。

大原は霜が降りています 赤橋渡ってスタート
紅葉と橋と赤々や~(しょうもな)
黄色も綺麗やな~ しんどいのやあ~
いややあー帰りたいー

 いつもより30~40分遅れて8時過ぎに赤橋渡ってヨタヨタ出発、もう書くのもシンドイ急登ジグザク、土曜日なんで沢山の登山者の憐みの目線を受け、ドンドン追い越されて行くオヤジ(お前ホンマいつも書くけど自意識過剰やなー)

台風の爪痕が 夏冬コース分岐、新しい案内板
積雪期、無雪期ルートとなってるな~
ええな~晩秋やな~
(あんた、晩秋ゆうのんすきやね~)
展望台とうちゃこー
(すっかりパチって書いとるなー)

 毎度のパタ~ン夏山コースから冬山コースの尾根にスイッチ、これが又キツイ、どうなんやろ普通に夏山コースで展望台に行くのと、どちらが早いのかな~、早い遅いよりどちらが楽かな~、そんなしょうもない事考えつつ何とか御殿山に到着、は~しんど。

毎度のショットやな~御殿山から  結構降ったんやな~

 写真パチリで御殿山から下ってワサビ峠(あんたが、いちいち書かんでもわかってます)薄っすらと雪が目に付きます、登り返して西南稜はドタドタ泥田の春先の感じです、今年は12月に入ったらもう根雪が降るかな~なんとなく早い感じがします。

ちょっとアイゼンいるのちゃうかー、西南稜 ピーカンとはいきませんが
雪化粧がきれいな感じです、いくかー

 余談ですが、知り合いの農家のおばあちゃんから聞きましたが「今年は、かめムシが多いので雪が沢山降るで、厳しい冬になるな~」と聞かされました、長年の経験は信用に値します。そうか~もうボチボチ冬眠やな~えらい早い冬眠やな~、そやけどうちの石亀もう落ち葉に隠れて動きよらへんで~(あんたはカメ並みや、歩くのも)きつい事ゆうな~、カメ歩きで何とか山頂到着11時過ぎてます。

 OKAOKAの皆さんなら、10時半までには来られているはず、写真パチリ、シャッターおねがいしますー沢山の登山者がおられるのでこまりません。どうしょうな~又御殿山経由でもどるかな~、下に見えるコヤマノ岳は薄っすら雪化粧、きれいやろな~よしコヤマノ岳から中峠、久しぶりに口の深谷東尾根でもどるか~、とヨタヨタ又カメ歩きでコヤマノ岳に向かいます。

コヤマノ岳への斜面初冬ですね~ コヤマノ岳で琵琶湖見ながら
お昼ご飯で~す

 コヤマノ岳の山頂付近で若い男性が食事中、もう12時前です、オヤジも琵琶湖を見ながらラーメンタイム、今日は夕べのおでんの残りをおかずに(所帯じみた事かくな!)お弁当、いただきま~す。味噌汁代わりのラーメンもいただきま~す。(食べすぎや、ゆうのにあるけるんかい)

中峠で~す ボチボチ取りつきやな~
(思いつつ、ボケーと歩いて通過ー)

 はい食後すぐはシンドイ、コヤマノクラウンわからへん、中峠からの登り返ししんどい~何処がシャクシノコバかわからんうちに、何とかゆうデカイ岩のところやんか、あかん。アカン、又通り過ぎてしもたがなお腹膨れて緊張感がないのや、どないしょうな~引き返すかじゃまくさいな~、え~い又小川新道までいくか~(やめりゃええのに、1時間以上ロスやのに)

結局シャクナゲ尾根を激下りで
慰霊碑分岐に来てしまいました
いつもの事ながらキツイ激下り

 シャクナゲ尾根月見岩の激下り 慰霊碑から右にこれまた激下り、恐る恐るヨタヨタ、ちょうど大橋からのルートに出会う手前で、後ろから人の気配で振り向くと、単独の男性がオヤジに追いついてきました、ちょっとオヤジはビックリ、まさかこのルートを降りてくる人は珍しいとゆうか(登る人はもっとですが)よほどの 物好きかはじめての人か、オヤジ「こんにちは、いやビックリしました、まさかこのコースを降りてこられる人がいたとは、全くきずきませんでした」「いや、なかなかトリッキーなコースですね~」

 男性は枚方から来られているとゆうことです。比良は初めてみたいで、もちろん小川新道も初めてで坊村から登られたみたいで、同じコースを戻るのは面白くないのでこちらに回って来ました、とゆうことです。山と高原社のナビを(GPSのソフト?アプリ?)見ながらの歩きみたいです。比良の事など話しながら同行することになりました。

やっと降りてきました
しかしここから登る人いるのかな~
レンズに水が入りました
それにしても倒木が半端じゃないです

 深谷渡渉の地点でオヤジ知ったかぶりをして「今日、は比較的に渡りやすい状態です」と先に渡りますが、世の中甘くはないのです。真ん中で足を滑らし膝上あたりまでドボン、まあいつもの事なので水に入ったことはスパッツもつけていますので、それ自体は大したことないのですが、カメラが完全に水没、あちゃ、アチャ、アカンアカン、慌てて渡り切りますが、事すでに遅し、あ~あ男性はビックリしていましたが、難なく渡渉(あんたがドジ、カッコ悪いな~)男性から「タオル使われますか」などと気を使ってもらいます。

 それよりカメラの作動が完全におかしくなっています、今まで屋久島で一日雨に打たれ、劔で雪の中に突っ込、まれまあひどい扱いを受けていたカメラですが、ついにご臨終みたいです、それもこれもシャクシノコバでとりつきを通過した報いです。夕べ、ロト6当たった夢見たのにな~。

ねーものすごいでしょう 牛コバ到着

 それはともかく枚方の男性と左岸コースを牛コバに向かいます、驚いたのは先の台風の影響がいたるところでコースを分断して歩きにくいことこの上ありません。

 枚方の男性は初めてなんで戸惑っておられましたが、ここでも知ったかぶりして擂鉢山、鳥谷山の分岐など講釈垂れて何とか牛コバに着きました、15時を回っています。

 シャクシから直接降りていたら、もう坊村についているころかな~(そりゃ無理やろ、あんたでは)水に浸からんでもよかったしな~(まだゆうか~自業自得あんたが全面的に悪い)

 明王谷林道を枚方の男性といろいろ話しながら戻ります、今年は立山の方に行かれたそうで、雷鳥沢にベーステントを設営、立山や大日岳を回られたそうです。登山歴3~4年とゆうところで、まだお若い感じでした。一番面白い時期、あの山もこの山も行きたい山がいっぱいあるのではないでしょうか、長い明王林道も話しながらだと退屈しません。

 例によって坊村の神社の上から「ここは、あまり大ぴらにはお勧めしませんが」と言いながらオヤジバージョンで近道をします、男性も「これは、はやいですね~」とまあ密やかに降りてくださいと話しながら、男性は川向こうの駐車場に停めておられるので、鳥居の下でおわかれです。

車に戻ってきました16時を回っています
レンズ(カメラも)状態最悪

 オヤジはカーチャン連絡、今日は家を出るときにお風呂の準備を済ませてきました、「カーチャン、スイッチだけ入れてー」大正解です、てんくう温泉に戻ると相当遅くなります。

 濡れた靴、ズボンも脱いで(えーパンツ一丁で車運転かい)まさか着替えのパッチがあります(あんまりかわらんな~、車から降りたらヒンシュク買うで)

 もう日暮れが迫る鯖街道をチンタラ戻ります。坊村では紅葉、御殿山に着くまでは晩秋を味わい、コヤマノ岳では初冬の風情を感じることができました。比良の奥深さを楽しませてもらいました。           感謝  感謝

                             【洛西オヤジ記】