こんにちは洛西オヤジです。左足のアキレス健（？）から踵にかけて痛い、歩けへん～どないしたんや。血液検査では異常のない痛風（なんやそれは）｛知らん以前言われた｝。本当は比良の滝巡りにいこうかな～と思っていましたが、土曜日しか天気は良くありません。しかし足はこの状態、（ヤメタラ）しばらく山歩きできそうにないので何が何でも（おまえな～おかしいのや痛かったらヤメタラええやんか）、行かないと歩き方忘れる、なんせ痴呆が進行してる。

　どうしょうかな～、どうするかな、何処の滝いくかな～八渕かな～世界の情勢、人生について考えたら（なにゆうてんねん）寝られへん～明け方ウトウト、起きたら７時過ぎています。とにかくヨタヨタ起きて出発、足痛い、眠たい、しょうがない今日は坊村からトレーニング歩き、スンマセン報告やめときます。（おいおいそんなこと言わんとお愛想だけでも報告せえよ）そ～かな～、とにかくあまりの辛さにもうリタイア、もう帰ろ、まともに歩けへん。

この橋撮らんと始まらん	良かったよかった、門が治っている

　御殿山に着くまで５回ほどリュック下してハアハア、水ゴクゴク、このシンドさは異常です、足が痛くて歩けません、ここでもう帰るう～（なに甘えてんねん）。千日回峰は途中でヤメタら自ら命を絶つために短刀をもってあるかはるのや！、真似してオヤジは首くくるロープ持っているし。

夏冬コース分岐 ここに来るまでに５回ぐらいダウン	うわ～新しい標識ができている

夏コースから冬コースにスイッチする （けったいなとこ登るのやな～）	御殿山から西南稜、武奈ヶ岳、定番撮影 ここで引き返すわ あほ行かんかい、トレーニングやろ ｛鬼、オニ、かわいそうやおもわんか）

　（あほな事ゆうなあ！千日回峰は一晩中あるかはんのや、御殿山コースでゴチヤゴチャゆうな）（そやけど足痛い、眠たい、シンドイ）４時間以上かかって山頂に到着（そりゃなんぼヘタレテいてもかかりすぎや、首くくりなさい足ひっぱったるで）武奈ヶ岳山頂の標識で首をつっている登山者が発見されましたーなんてね｛他人事みたいに｝。

とおいな～	やっとついた～トンボ写ってるかな～

　死に物狂いで山頂到着、土曜日とゆうこともあって時間が遅いのに山頂はこの時間でも結構賑わっています。まだ到着する人もいます。オヤジはバテ過ぎて昼ごはん食べていません、もう１４時を回っています。コンビニおにぎり二つ食べるのがやっと（それで充分や）。若いヤマガールが二人、ラーメン炊いています。他にも単独の男性が到着していて写真撮影されているのでシャッター頼んで早い目に下山します。ちょっと雲行きがいやな感じですが案の定ワサビ峠に降りる前に降ってきました。

コアジサイしか知らんのです	えらい不気味な雲行です

　ゴロゴロ遠雷です。まあそれほどの降りではありませんが一応リュックカバーかけて雨具は着ても着なくても同じです（なんでや）（汗で濡れています）（あほやな～初心者やな～、高山やったらそんなことしてたら）（ええのんや邪魔臭いのや）。辛い御殿山への登り返し、ビッコひきながらよたよた。夏冬分岐から少し下ったところで後ろから若い女性二人組が追いついてきました、山頂でラーメン炊いていたお二人さんです。

　「こんにちは、ラーメン食べられましたか、雨降られませんでしたか」「はい何とか急いで食べて降りてきました」（おまえな若い女性やとすぐ声かけるな～）。なんとなくそのままオヤジが先になって下ります。（かわいそうにオヤジが邪魔で下りられへんのや！）。お二人は京都から来られているそうで、そういわれればお二人ともお人形さんみたいな京美人で武奈ヶ岳は初めてだそうです。

　初心者かな～と思いましたが上高地の焼ヶ岳や火打山（新潟）などに登りましたとの事で、なかなか面白いマニアックな山を選んでおられます。今年は１０月に涸沢から奥穂に行く予定だとか、もうバスを予約してあるそうです。「へ～そりゃすごい、涸沢カールきれいですよー」などとのたまいながらチンタラ下ります。（おまえ足痛いのちゃうのかい）（いや若い京美人とお話しできるなら少々痛くとも）（ええ加減な、その程度かい）（ええまあ下りですし）（下りが苦手ちゃうのかい）（そんなポンポンボロクソニ言わんでも）

トンボ撮りたかったんやけど	雨はそれほど降らずやれやれ

　何とか京美人お二人のおかげで辛い単調な下りも楽しく降りてこられました。（ホンマわけわからんやっちゃな～シンドイ、リタイヤする～ゆうてたんちゃうのかい）。残念ながら車で来られているとの事で、もしバスなら喜んでお送りしますといいたいところですが、まあＯＫＡＯＫＡ宣伝だけさせていただいてお別れです。（あ～あほんまどないしょうもないなあ～）。

それなりにいい雰囲気の下りです （えらい余裕かましてるやんか）	はい今日も何とか無事に戻ってきました～

　今回は予定外の歩きとゆうか諸般の事情で無理やりの御殿山コーストレーニング、体調が悪く何度かリタイアを考えましたが時間かけてなんとか歩くことができました。後半若い女性二人組に励まされた格好になりましたが、マイナーな気分で歩くよりチョットでも自分の気分がプラスに働くよう工夫をするのが大切と、いまさらながら初心者オヤジは勉強させてもらいました。　　今回は若い京美人お二人さんに　感謝　　感謝。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【洛西オヤジ記】