初心者オヤジ、枝雀師匠の愛宕参りをYouTubeで見ました
何度見てもおもろいなあ~ 愛宕神社表参道
そうそう又お札をいただきに行くシーズンです
落語の話を思い浮かべながらヨタヨタと愛宕詣
親父の山歩き報告(NO.165)

みんなでワイワイ、遠足気分。ゾロゾロ前方愛宕山をめざします


2017年12月20日(水) 洛西オヤジ単独

アクセス:
清滝トンネル手前のいつもの駐車場?空地

コース:
トンネル抜けて表参道で参拝(往復)






 こんにちは洛西オヤジです。山歩き報告としてはどのように報告すればよいのやら(ヤメタらええのや!)表参道でお札をもらいに行ってきました、終わり!まあ早い話がそれだけなんですが。(そやからそれで終わりにしとき)

 今回急に思いついたのは、YouTubeで枝雀落語を聞いて(?)見てか(フアンなんです)当時の愛宕参りの様子が何度見ても面白く、話の検証を実体験するべく(わかった、わかったどうでもええのんや、誰も見てくれたらへん、)すんませんまあ落語に沿った解説を主体に(きゃ~しんきくさい、さっさとすすめ)ハイハイ、それではボチボチと(怒るぞー)。

 ご存じ愛宕参りの落語は、京の老舗の遊び慣れた旦那が、芸者衆や関係者を引き連れ愛宕参りに行くとゆうお話。中に浪速から京に流れてきた太鼓持ち二人が混じっています。時代は江戸の後半ぐらいでしょうか、もちろんまだケーブルなどがない時代のおおらかな時代です。

嵯峨野、化野を抜けては~い
一の鳥居、ここから50丁
右試み峠、太鼓持ちが
「もう着きましたか~は~」
なんとなく昔の愛宕参りの賑わいが
(無理やりゆうとんな)
表参道清滝口
落語とは関係ありませんが
ケーブル軌道跡 
山岳信仰の定番お助け水
名物(?)階段が始まります
全員の弁当を引き受けた太鼓持ちはブツブツ
この辺りで太鼓持ちがバテテしまいます
愛宕研究会の案内板 同じくです
先に載せた写真に現在も営業されている
お店が写っています

 ここまで華やかな一行を忍びながら当時を回想、写真が多くなりました。どれもこれも皆さんご存じのショットですが、さて落語の一行ですが、25丁目のあたりでお弁当を食べ、少し先の河原投げの茶屋がこの落語のハイライト。

同じくですが
参道に多くのお茶屋が営業されていたのですね~
え~えらい事になっとんな~
5合目上のお社がなくなってるやんか
前に広がる桂川を見下ろす展望 7合目の河原投げの現場
以前は建物がありましたが

 河原投げを始めた旦那、下の谷に張られたわっかの間を見事にかわらけを通します。太鼓持ちも真似をしますが、うまくいきません、ついつい、「こんな、かわらけを投げていても面白くありませんな~、浪速の旦那衆なら銭を投げ的を通すのが粋な遊びで」などと負け惜しみを言います。そうまで言われて京都の旦那、黙っているわけには行けません、おもむろに小判を20枚懐から取り出し、的に向かって投げます。

 驚いたのは太鼓持ち、拾ってくるのは勝手で、自分の物になるとゆうことで、谷底に大きな日傘につかまり飛び降ります。無中で小判にありついた太鼓持ちが、今度は戻るのに悪戦苦闘、何とか自分の下着で作った紐を大きな木の枝にひっかけ反動で上に戻ってきますが、「うわ~ホンマにもどってきよった」 「小判は拾ったか!」 「あ~忘れてきた」 とゆうのが落ちです。

 余談ですが以前、師匠の報告を見てオヤジもこの谷を(明神谷コース)登った思い出があります。もちろん小判はなかったですが(当たり前じゃあ!)落語愛宕詣はここまで、後はオヤジがヨタヨタ落語みたいな歩きでお参りです。心配した凍てつきもそれほどひどくはなく、さすが黒門から先は少し凍てつきが見られました。

河原投げの谷
明神谷から上がってきたのが思い出されます
お馴染み水尾の別れ、さあもう一息
花売り場の案内も真剣に勉強? 黒門到着
いつもの凍てが現れて 冬はこのアングルが定番になりました
(ヘタクソやな~)
最後の階段はいつもの事ながらシンドイ~

 神社の休憩場、階段下の休憩場で、又行方を捜していますの案内が張り出されていました、今年の11月70歳代の男性、昨年の6月の男性の捜索願いもそのまま、いずれも何度もお参りには登られているとの事です。ちょっと不思議な感じですが現実なんですね~。オヤジも他人事ではありません。

神域です写真はチョット遠慮気味に
(しらじらしい~)
皆さんのようにむつかしいコースは行けません
又表参道をヨタヨタ戻ります

 毎年この時期かあるいは年明けにお札をもらいに来ます。(えらい信心ふかいな~)はいこの齢になるとおすがりするのは神仏、お金(無い無い)人の情け(あんたは期待できん)は~今年も無事にお札を頂く事ができました。      感謝 感謝。


                        【 記: 洛西オヤジ 】