比良三山反時計回り (釈迦岳、武奈ヶ岳、堂満岳)

初心者オヤジボチボチ本格的にトレーニング
毎年ゴールデンウイークはニート状態のオヤジ
最終の日曜日あまりの登山者の多さにオドオド、ヨタヨタ状態。
親父の山歩き報告(NO.114)

堂満岳のシャクナゲ
まだ何とか頑張ってくれていました。おおきにねー


2016年5月8日   洛西オヤジ


アクセス:
自宅から車で湖西道路でイン谷口

コース:
イン谷口ー大津ワンゲル道ー釈迦岳ーカラ岳ー八雲ヶ原ースキー場跡からコヤマヶ岳ー武奈ケ岳ーコヤマヶ岳ー尾根コースー奥の深谷テン場ー金糞峠ー堂満岳ーノタノホリーイン谷口





 こんにちは洛西オヤジです、去年の暮れからの膝の不調で山歩きのリズムが狂ったまま、最近まで何とかごまかしながらボチボチ歩いておりましたが、なんと8Kほどのメタボ状態。どないすんねんゴールデンウイークが終わったら奥の山行きが始まるぞ〜。それにしても今年はゴールデンウイーク中の山の事故が相次いでテレビでバンバン流され、家族から「えーまだあんなに雪があるのー、あかんやんあぶないやんか、行ったらあかんわー」。まあそうですねー、でも雪があるから行く人も、人気があるのも確かなんですが、チョットヤバイ事が多すぎました。

 さてトレーニングとゆうと、どこかのオッチャンが言ってたように比良となりますが、いろいろこの後のスケジュールの(大層な)都合上ゴールデンウイーク最終日にイン谷に向かいます。オヤジ好みの朝日に輝く湖面を見ながらイン谷到着7過ぎ、バス停の先の広場はもうたくさんの車が停まっています。あまりこんな光景に出くわさないオヤジは「は〜すごいのやな〜」と、気おくれしながらコソコソと支度をして、ヨタヨタ出発です。7時半ぐらいでしょうかね〜いつものワンゲル道に入ります。

 よく 「同じ釈迦に行くにしても、なんでキツイ登りのワンゲルからいくの?ケーブル跡コースで言っても同じと違うの?」と言われます。まあオヤジのこだわりと言いますか、意地と言いますか、ワンゲルでヘロヘロになってそのまま八雲のスキー場跡の急な斜面を登るのが病み付きになるシンドさとゆうか、快感とゆうか(あかん変態や、前から思っていたけどおかしいで)まあトレーニングなんですから。従って今日は写真もあまりありません(師匠のよかったあーとの声が聞こえます)文字が多いので適当に読み飛ばしてください。

時間帯によって変化があります
一度長時間このショットだけ撮りたいな〜
などと生意気な思いを持つオヤジです
イン谷広場、まだドンドン車が到着します 車の横を通って沢にかかる木の橋を渡り
スタートです
いつも思うのですが炭焼き跡でもないし
なになんでしょうか、それはともかく
ここからがワンゲル真骨頂の急登始まりです
ほぼ90度直登イチョウガレ
しかしうまくしたものでほしいところに
木の根っこがあります
ロープはありますが触らないです

 このルート何度も報告させていただいてます。代り映えしないクソえらいなんでここからなんや!。とにかくヨタヨタ、途中の何かわからない石組のところからの急登も毎度おなじみ。小松山荘分岐の尾根までが第一弾、第二弾はイチョウガレまでの稜線です。最後はイチョウガレからの急登をクリアーして、ケーブル跡からのルートと合流して穏やかになるのですが、結構足にきているので少しの傾斜が応えバテバテです。

 やっと釈迦岳到着、リュック下して、ハア〜しんど。少し休んでいると目の前をヤケ方面から沢山の団体さん、高校生でしょうか、ほとんどのメンバーがテン泊仕様のリュックで総勢20名以上。先頭の引率の先生でしょうか「ここが釈迦山頂、ここでは休まない、北比良までいくよー」と、声をかけて通過していかれました。は〜ヤケ山からのあの急登を登って休まず、すごいな〜おまけにあのリュック担いで。

 しばらくすると今度は5名の女性ばかりのグループ、先のグループの女性メンバーでしょうか。中の一人が「先のグループはこちらに行きましたか」とカラ岳方面を指して聞いてきました。「はいそうです北比良まで休まずに行くそうですよ、皆さんも同じグループですか」「そうです」「テン泊されたんですね〜」女性もやはり70Lタイプのリュックを背負っています。「何キロぐらい担いでいるのですか」「わかりませんが15K以上はあると思います」とのこと。オヤジが見るに20K近くはあると見ましたがいや〜某高校のワンゲル部だそうですが若いとゆうのは、すごい!素晴らしい!何より、うらやましい!。

 でもちょっとだけ年寄りの心配性で言わせてもらうと、最後に女性グループだけ取り残して先に進むのはどうなんでしょうか、最後尾グループに引率者がいなかったのが気になります。おそらく直下の急登で女性グループだけ遅れたのだと思いますが、現にオヤジに分岐で一応先のグループの行き先を聞いて確認を取っていました。{女の子ほっといてアカンやろ}要らぬおせっかいですかね〜。

釈迦岳山頂/あれ〜誰もいないな〜と思っていたら
前方から若いエネルギーがドドッーと押し寄せてきました

 あまりの迫力に呆然と見とれていましたが、オヤジもヨタヨタと出発です。もちろん先のグループは影も形も見えません。八雲ヶ原に降りる手前で先の広場で休憩するグループを確認しました。女性グループももちろん追いついたようです。オヤジはまだワンゲル登攀の足の疲れを引きずって、スキー場跡の登りに向かいます。いや〜このしんどさが何ともいえんなあ〜ははは、シンドイ〜あかん死ぬ〜(ほっとけ、ほっとけ、アホにかまうな)。

 場面は一転目の前に武奈ヶ岳山頂が、(おいおいどないなってんのや)。いや毎回おんなじなんでカット、カット、の連続が皆さんを喜ばせるのはオヤジもよくわかっております。それにしても山頂付近はなんやえらい人やな〜。時間は11時半ぐらいかな〜、なんかお祭りでもあるのかな〜。なにゆうてんのやこれが山歩き人気の現実や!。そうなんですね〜いやこんなにたくさんの人がすごいですね〜、みんなさんトレーニングにきておられるのでしょうかね〜(あ〜あ疲れてきたわ)。

 天気は良いのですが天気予報ピッタリの黄砂現象で展望は全く利きません。皆さん昼食をとっておられますが、オヤジはコヤマノ岳まで戻って尾根コース途中でゆっくりラーメンタイムを摂ります。

旧ケーブル駅舎手前の広場で休む
ワンゲル部員
武奈山頂 左のほうも
標識の向こう側の斜面も沢山の人です
ちょっとぐらい花入れて、コヤマの岳

 ラーメン食べておなかふくれた〜はあ〜眠たい〜。そんなオヤジに山ではえらい珍しい(スミマセン)ものすごい美人が、「あのー武奈山頂はまだだいぶん先でしょうか」と聞いてこられまし。齢の頃なら20〜7〜8、30〜5,6、(どうやねん)、北川景子さんが来られたのかと勘違いするほどの(お前知ってんのかダイゴと最近結婚した人やで)。

 オヤジ「はあああの少し先がコヤマノ岳でそこから、みっみぎい右にすすむとイブルキからのルートとの出会いがあります。そこからそこから、えー15〜6分で山頂に着きます」「まだそんな先ですか、最初はカモシカ台を通ってくるつもりでしたが遅くなったので青ガレを登ってここまでまっすぐきました。もうボチボチ着いてほしいな〜と思うのですが、チョット疲れました」。オヤジ「はあまあそのルートは距離的には一番短いのですが登りがなかなかきついのでバテますね〜」。でれーとしたオヤジ、よっぽど「リュック私が背負って山頂までご案内しましょうか」などと言いたかったのですが、「ありがとうございます」と声をかけていただいて先に進んでいかれました。

 いや〜日曜日の登山もええな〜(おまえ何考えてんのやアホちゃうかこの老いぼれが、しっかりせんかい)、いやいやそれほどの美人でした。そのせいではないでしょうがその後の歩きはヨタヨタよれよれ(なんや気合が入ったんとちやうのかい)。金糞峠越えて堂満までのしんどかった事、途中で先週キムケンさんが堪能されたシャクナゲの花がまだ少し頑張ってくれていて慰めてくれました。

奥の深谷テン場 金糞峠、オヤジが着くと同時に5〜6人の
グループが下りて行かれました
やれやれ到着です 今日は一日こんな感じの展望です

 堂満山頂ではオヤジを含め4人ぐらいが一緒になりましたが、最後にオヤジは降りるようにしました。急激な下りはオヤジは皆さんに迷惑をかけるのは必至、ヨタヨタ降りてボチボチと、下り苦手なオヤジはそれなりに気を使います。後はお約束のノタノホリで写真をパチリ、チンタラチンタラ戻ってきました。

お約束ノタノホリ イン谷バスを待つ人たち
何時があるのかな〜最終かな〜

 イン谷ではバスを待っている人たちが結構おられました。これも平日派のオヤジには珍しい光景でした。スタート7時半ごろ、ゴール16時半トレーニングとは名ばかりの進歩の無い9時間ほどの歩きでした。毎度おなじみ比良とぴあ温泉、車が停められないほど混んでいるかな〜と思いましたが意外や結構空いていて何とか入湯できました。日曜日の山歩きいろいろな人がおられるのを目の当たりにして、いつもとは違った歩きができました。(美人にも声をかけてもらったしね〜 )   感謝 感謝。

                             【洛西オヤジ記】