恵那山

初心者オヤジやっと叶った一日だけのしみじみとした山旅です
100名山屈指の地味な山でした
親父の山歩き報告(NO.124)

ねえー地味でしょう
オヤジのお姿はカットしました(なんでや)


2016年9月9日(金)   洛西オヤジ


アクセス:
名神高速ー中央道ー中津川インターーR19塩尻方面ー沖田交差点右折ー富士見台高原線ー神坂峠登山者用駐車場(前日車中泊)


コース: (完全往復)
神坂峠−ピーク1(パノラマコース山頂)−鳥越峠ー大判山ー前宮コース分岐ー恵那山山頂 





 こんにちは洛西オヤジです、久しぶりの報告をさせていただきます。前回、奈良の大杉谷の報告をさせていただいた後、貧乏暇なしなかなか山歩きする機会に恵まれず、やっと、イクゾー!とリュックを作ったとたんに天候の悪化、予定した遠征はまだ3〜4コース未消化、あ〜あ今年はどないなってんのや、ストレスたまるばかり。

 例年10月11月はAKB48(古いな〜今は乃木坂や)なみのスケジュール、おそらく今年の遠征報告は最後になると思います。とまあそんなわけで(どんなわけや!)一日空いた間隙に、いつも中央道で前を素どうりして、気になっていた恵那山に行くことにしました。結構ロングなコースみたいです(麓からだと日帰りは無理)

 毎度おなじみ前日早い目に晩ご飯(庶民的な表現やな〜)いただいてカーチャン行ってきま〜す。「気をつけなあかんで」「は〜い」、今回は中央道でも中津川までなので気が楽です、4時間もかからないうちに目的地、神坂峠に到着、ちょっと雨がふって星も見えない漆黒の駐車場、慣れとは恐ろしいもので心地よい闇の静寂、(ほんまは怖いのやろ)女の幽霊以外は歓迎します。ハイハイ眠剤飲んで(はいおやすみなさい)

■9月9日
 駐車場に入ってくる車の音で目が覚めます、4時ぐらいでしょうか、まだ暗いので又そのままウトウトして、こんど目が覚めたら6時を回っています。うわ〜又寝坊した、明るくなって6時ころ出発予定でした。慌てていつものパタ〜ン、パンをかじりながらお着替え、予定より1時間遅れの7時過ぎに出発です。えらいものでさすが100名山、オヤジより先に2〜3人単独の男性が出発して行かれました。

 しかし面白いのはこの日4人の登山者と逢ったのですが、すべて単独の男性、まあ山ガールの心をこのコースは魅了しないようです。それはともかく登山口からヨタヨタと、まだどうも眠剤が効いているような感じでボーとした感じで歩きます。(そりゃいつもの事や)とりあえずパノラマコース展望台(山頂)と呼ばれるピークに到着。

駐車場です 登山口
正確にゆうと富士見台恵那山縦走ルートの
途中になります
第一ピーク(パノラマコース山頂)
なんやよくわかりません
恵那山です
何処が山頂かわかりませんが
確かにゆったりとした山容です

 そのあといったん下ります、これが結構な下りで、帰路でオヤジを苦しめることになるのですが、そんなことは関係なく天気はピーカン、ヨシヨシ久しぶりの山歩きを楽しみながら、(えらい余裕あるやんか)そうなんです、鳥越峠から大判山あたりまでは比較的に平坦部が多く、時折見える御岳や東側には南アルプスでしょうか、見ながらヨタヨタ進みます。

南アルプスの山々かな〜東の方角ですが 富士見台山頂、後ろは御岳でしょうか
鳥越峠 比較的に歩きやすい登山道
ウバナギの崩落跡が正面、後ろが御岳山 大渕山山頂

 大判山からいったん急降下して厳しい登りが始まります。天狗ナギと呼ばれる稜線から、300メータ以上の高度を上げて前宮コース分岐に到着するわけですが、この間が一番厳しい歩きでしょうか、その先山頂まではほとんど登りらしい所はなく、避難小屋を経ていくつかの祠を見ながら山頂到着です。(えらい端折るなー)まあ特別取り立ててお話しすることもない、とにかく静かな、静かな、山歩きです。ポイントは写真でご説明させていただきます。(相変わらずズボラなやっちゃな〜)

天狗ナギあたりでしょうか
ちょっとガスッてきました
恵那山コースの典型的な雰囲気
前宮登山道分岐です なんか大台みたいですが
高度感はそれなりに感じられます 山頂避難小屋 綺麗です
内部です
きれいに片付いています
どこかの山みたいに緊急時以外使用禁止と
ゆうことはないみたいです
山頂です
展望台に上っても何も見えません
今日あった3人目の登山者がおられました

 山頂では男性が一人食事をされていました、おそらく神坂峠でオヤジより先に出発された方でしょうか、挨拶だけしてオヤジはすぐに避難小屋まで戻って食事にします。時間はちょうど正午です、5時間かかっています、オヤジ歩きではしょうがないです。珍しくおにぎりやパンを持ってこなかったので(なんでやダイエットか)行動食とラーメン、コーンスープなど(結局食べ過ぎてんのや)オヤジにしては時間がかかり40分以上小屋の中で休んでいました。

 まあそれだけバテテいたのでしょうか、まあちょっとブランクが空きすぎました。日頃のトレーニングもさぼり勝ち、愛宕に何回か参詣トレーニングしましたが、それだけではこの齢になるとアカンみたいです。食事を終えてもと来たコースを戻ります、13時前になっています。まあ戻るのやから夜道になっても大丈夫やろ(ほんまは、それが一番ヤバイのや!)

 最初は来るとき気が付かなかった花の写真など撮りながら、チンタラチンタラ戻っていたのですが、なんや〜遠いな〜こんなに遠かったかいな〜、まあコースは間違いようがないコースですが、来るときに下った所がもろに応えます、特に最後の鳥越峠から第一ピークまでの登りは、は〜なんで、この年寄りをいじめるのやあーとゆう感じでした。

ゴゼンタチバナの赤い実 コウメバチソウ?
アキノキリンソウ ムラサキホウキタケ?

 何とか駐車場にたどり着いたのはもう16時半を回っていました、9時間以上の歩きでオヤジにはなかなか厳しい歩きでした。やっと装具を外して(オヤジの場合はこれも大変なんです)着替えます。よし次はおなじみ温泉やあ!と、その前に神坂峠遺跡とゆう案内があります、野次馬オヤジはヨタヨタ見学に行きましたが、 遺跡そのものはなんとゆうこともないものですが、キタヤマブシ(こちらはそうは言わないのか)がたくさん 遺跡の周りに咲いていて、チョット得した気分で車に戻りました。

やっと戻れたあー 神坂峠遺跡
歴史の勉強です いい雰囲気でたくさん周りに
咲いていました

 さー温泉は、来るときに見つけておいたクアリゾート湯舟沢とゆう宿泊施設を兼ねたところでお馴染み美人の湯をうたい文句に、ぬるぬる感が売りの重曹泉でゆっくり、しっかり男前を上げて(気持ち悪い!)中津川インターから戻ってきました。

 遅くなったので、これも毎度おなじみ多賀サービスエリア、近江ちゃんぽん一日野菜盛りを食べて「カーチャンただいま!」は23時を回っていました。本当に、本当に久しぶりの山歩き、まあ地味で静かでそれでいて結構ハードなコースでした。一日でも山歩きの時間を与えていただいた幸運に、感謝 感謝。

                             【洛西オヤジ記】