地蔵山(梨ノ木谷から砥石谷) (巡り来る,若葉の山に癒される) |
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アンテナ板から地蔵山 |
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2015年 4月18日(土) 晴れ 森の旅人M
コース: 清滝〜梨ノ木谷〜砥石谷〜地蔵辻〜地蔵山出合〜アンテナ板〜地蔵山〜地蔵山出合〜ジープ道月輪寺分岐〜月輪寺道・大杉谷分岐〜大杉谷〜第4ベンチ〜ヒグラシの滝〜大杉谷出合〜清滝 ![]() ![]() ![]() 行事が重なり久しぶりの山行となったため,近場の地蔵山へ行くことを決めました。黄砂が気になったものの,天気が良いのでレッツゴー,まずは清滝へ。予定時間より出発が遅れたためか駐車場には20台以上の車両が既に入っています。千円也を入り口で払います。トイレを済ませて出発です。 今日は砥石谷を遡り,地蔵辻に出て地蔵山へ向かいます。天気がよく気持ちよい山行です。梨木林道に人の姿は前方に一人見えるものの他に人影はありません。月輪寺道を過ぎると全く人気はなくなり柔らかい日差しの中,明るく静かな林道を歩きます。梨木大神石碑手前で三人を見るが全員,首無地蔵へ向かうようです。
砥石谷へ入谷後しばらく左岸を歩きますが,大岩を過ぎて右岸へ渡渉。そのまま砥石谷に沿って高巻き道の急坂道を上って行くところを,手前に脇道があったので急遽その道を探索,大きく南東へ巻きながら上っていく。尾根を回り込み,今度は谷を南へ上っていく。倒木と道が薄くなってきたので探索はここまで,無駄な時間を費やしたようだ。しかし,月輪寺方面に向かっていることは判った。多くの作業道があるので迷い込むと大変だ。 砥石谷の正規の道に戻り杉林の中,急坂道を谷最上流部まで上っていく。結構しんどいため一休みを取りながら高度を上げていく。谷最上流部で左岸へ,雑木に変わりひと上りすると分岐がある尾根に達する。周辺はすっかり伐採が進み景観が変わってしまった。見通しが良くなった分,記憶の山道でなくなっている。 尾根を上り続いての二つ目の分岐で砥石谷最上流へ向かうが,ロープが張ってある。気になるがロープを越えて先へ。この先3つの谷を越えていくが,最初の谷は,多くの岩にコケが生えて落ち着いた感じがする。三つ目の谷に来ると道が見あたらないが,滑りそうな斜面道を巻いて上り次の谷へ。
雑木道から杉林へ,ここでは杉林に入らず左手にある尾根道へ「くの字」のように折り返し上っていく。分岐がある,以前そのまま進み道の無い急斜面を登ったものの,しんどい割に体力消耗が大だった。今日は左の尾根道を上ることにした。急斜面の道が続く,道はまだしっかりしている。前方上方にも谷の急斜面が続く中,ようやく上り切ると作業道のカーブに出ました。この道もしんどいです。 首無地蔵からの道に出てから地蔵辻へ。時間ロスがあり愛宕神社はパス。直接地蔵山へ向かいます。昼前となり芦見谷口で昼食としました。数人がジープ道を通り過ぎて行きます。
昼食後は,竜ヶ岳分岐を通り地蔵山分岐から地蔵山に向かいます。明るい日差しの中,気持ちよい山歩きが続きます。一旦下り鞍部から上り返してアンテナ板までは,今はアセビの白い花が満開のため,白いトンネルを潜って行けるのだろうと期待したが,見事に裏切られ,余り日頃と変わらないアセビのトンネル状態でした。ただ,脇に咲き誇っているアセビは白い花を多く付けています。
アンテナ板までに昼食中の男女3人グループと単独男性の姿以外見ませんでした。山頂に到着,無人です。すると先ほど追い抜いた3人グループがやって来ました。山頂の写真を撮ると,電波がつながるため友人に写真を送信しているようでした,それが済むと直ぐに去って行きました。山頂からは全く展望は取れませんが,今日はアセビの群生が山頂角にありアセビに近づくと,ほんのり甘い香りがしました。
地蔵山からの下山は,ジープ道に出て月輪寺道から下ります。さすがに大岩の辺りの広場には多くの人が食事中で賑わっていました。分岐から大杉谷道へ下り,杉林の急坂の折り返し道を下ります。第4ベンチでひと休み,途中ヒグラシの滝にも寄りましたが,日頃と変わらぬ水量を滝つぼへ落下させていました。名残のヤマサクラとツツジを見ながら下ります。 大杉谷出合では10人近い女性登山グループと一緒になり,清滝近くまで後方から付いて歩くことになりました。久しぶりの山行でしたが,天気にも恵まれ,若葉の山歩きができて心が癒されて良い一日となりました。
【 記: 森の旅人M 】 ![]() ![]() ![]() |
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