予防を軸とした診療体系にシフトしてから10年以上が経ちました。

メインテナンスの為、3ヶ月毎に来院して下さる患者さんも増えてきましたので、この度、大規模な実態調査を行いました。

10年間以上、現在も3ヶ月毎にメインテナンスにお越し頂いている患者さんは合計で120名(H29.6月時点)いらっしゃいました。
メインテナンス開始時の年代別に分け、当時の歯数と10年経った現在の歯数と比較してみました。

厚生労働省が行った平成23年歯科疾患実態調査と、ながた歯科医院でのデーターの比較が上のグラフです。


分かりやすく書くと”残念ながら10年間で失ってしまった歯の数”と言う事になります。
グラフを見て頂くと、当医院でメインテナンスを続けて頂いている患者さんの方が圧倒的に数が少ないのが分かります。

診察していても実感はありましたが、こうデーター化して見てみると感慨深いものがあります。
これも10年間以上もの間、きっちり3ヶ月毎に来院して下さる患者さんの努力の賜物です。

しかし残念ながら’0’にはなっていません。
メインテナンスによって、虫歯と歯周病は完全にコントロール出来る事が分かりましたが、唯一、歯を失ってしまう原因は
「歯の破折」なんです。
当医院のデーターでも殆どの原因が、この歯牙破折です。
この問題も解決すべく様々な治療法で対処しております。


                          『目指せ!喪失歯0本!』


そして、皆さんも是非、メインテナンスにお越し下さい。