看護師

 

看護師になる方法

 看護師になるには大きく二つの方法がある。
 一つは高校卒業後、高等看護専門学校に入り、そこで3年間勉強をして、その後国家試験を受けて合格し、看護師になる方法である。高等看護専門学校の入学試験のレベルは、かなり高い。

 もう一つの方法は、高校卒業後、4年生の看護大学や医学部保健学科(看護学専攻)に入学し、そこで4年間勉強をしたあと国家試験を受けて看護 師になる方法である。最近は、医学の進歩とともに移植医療・人工授精・遺伝子治療など、看護 師にも高度な知識が求められるようになり、4年生の大学を経て看護師になる人もふえている。

 看護師数は、女性95万人、男性6万人で、合計101万人である(2012年)。大学進学にあたっては、一部の大学で文系からでも看護大学 に進学できるところもあるが、基本的には理系である。特に医学部保健学科看護学専攻は理科系を選択しておかないと、ほとんど合格不可能である。なお、准看護 師の制度もあるが、長期的には廃止の方向にある。

 

(コラム) 職場からのレポート
  看護師は忙しい職業のチャンピオンといっていいかも知れません。夜勤もあります。夜勤はやはりしんどいです。しかし、いろんな職業や年齢の患者さんを相手に話ができ、日々変化があり、刺激があります。それによって、人間として自分が成長できる喜びもあります。

 患者さんに一言「ありがとう」と言われたときや、患者さんが退院するときがいちばんうれしい。

 

 

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