ヨーロッパの旅

(ロンドン・ローマ・アテネ・パリ)

(1994年12月)

 

(イギリス)

 大英博物館でロゼッタストーンを見学した。博物館の入館料は無料であった。そりゃそうだろう。よその国からかっぱらってきたものを金を取って見せたら罰が当たるというものだ。


(ロゼッタストーン)

 

 

(ローマ)

 ロンドンからローマに飛ぶ。ローマといえば、トレビの泉 。そのほか「真実の口」、スペイン広場なども見学。アッピア街道をタクシーで飛ばし、カタコンベにも足を伸ばす。


(トレビの泉)

 

コロッセウムに行ったが、やたらとネコが多かった。


(コロッセウム)

 

今回の訪問で一番感激したのが、バチカンであった。ともかく
デカイ!
 これを見て、中世ヨーロッパにおけるローマ法王の権力の大きさを初めて実感できた。写真では表現しきれない大きさだ。こんな馬鹿でっかいものを作ればお金がかかる。お金を集めるために免罪符を売った理由も頷けるというものだ。教科書や写真集で分かったつもりになってはいけないことを実感する。


(サンピエトロ寺院)

 

 

(ギリシャ)

見慣れた写真だが、これも実際に訪れないとギリシアのすごさは理解できない。下の写真の柱の大きさを見よ!


(パルテノン神殿)

地中海クルージングを楽しんだ。夕焼けがきれいだった。

 

 

(パリ)

ベルサイユ宮殿を見る予定だったが、あいにく休館日だった。代わりにフォンテーヌブロー城を見る。中にはフランソワ1世(1515年〜1547年)の回廊、アンリー2世(フランソワの息子)の舞踏の間、ルイ13世の肖像、ルイ15世の紋章、ナポレオンの玉座の間などがあ った。ナポレオンはこの城に住んでいた。


(フォンテーヌブロー城にて)

 エルバ島から戻り百日天下を取ったものの、ワーテルローの戦いで敗れ、セント・ヘレナ島に流されるとき、ナポレオンが最後に言った言葉が、「サリュート」。ちょっとポーズを取ってみる。

 

ルーブル美術館は30万点のコレクションを誇る。全部見ると述べ43qに及ぶ。一番の人気はやっぱりモナリザ。 1820年、ギリシアのミロ(メロス)島で発見された。BC100年頃の作品。高校の国語の教科書に片腕が無くてかえって想像力がかき立てられるという評論文があったが、そんなことはない。やっぱり、完全な形で出てきて欲しかった。  


(この方向からの写真はちょっと珍しいかも)

 

1830年の7月革命を主題として描かれたドラクロワの作品。   


(民衆を率いる自由の女神)

 

民衆を率いる自由の女神」はルーブル紙幣にも使われている。100フラン紙幣。1フラン=20円。ユーロ紙幣となった今では貴重な紙幣か。

 

海外旅行目次に戻る

 

トップメニューに戻る