とっしーのひとり言
第3回 「幼なじみ」
皆さんには、幼なじみという存在がいますか?浩ちゃんの地元の友達は幼なじみですか?私には幼なじみと言う名の友達はいません。というのも私の父は公務員なので小さい頃から引越しを繰り返していたからです。まず生まれたのは福岡県久留米市でした。その後、約2年ごとに新潟県、東京都、静岡県、宮崎県、埼玉県大宮市と続きました。4年ほど前に大宮に家を買ったのと、父の定年が近いのでもう大宮に落ち着きましたが我ながらなかなか激動の引越し人生でした。保育園は2ヶ所、小学校は3ヶ所行きました。引越しはとてもつらいです。まず慣れ親しんだ土地、友達と別れなければなりません。次に新しい地では自分の力で土地に馴染み、クラスに馴染み、友達を作らなければなりません。私が特に嫌だったのは自己紹介です。あれはマジで緊張しますよ。いじめられないだろうかと不安だし。転校生は必ずいじめられるものと言うのを良く聞きますが、運良く私が入ったクラスはどこもとても良いクラスでした。
引越しの最大のメリットは自分の世界が広がると言う事です。さすがに静岡以前の友達とはもう途絶えてしまいましたが、小3から小5までいた宮崎の友達とは今も連絡を取り合っていますし、99年の春には9年半ぶりに宮崎に行って友達や当時の担任の先生やお世話になった少年野球の監督や役員さんを訪ねて来ました。今でも私の事を覚えてくれていて訪ねた事をとても喜んでくださり、思いも寄らぬ歓迎を受け感動しました。
引越し癖がついたのかそうでないのか私は高校は新潟に大学は京都に来ました。地元の親しい友達はその事を知っていますが、それ以外の友達に会った時に「お前高校遠くに行ってなかったっけ?今何してんの?」と聞いてきます。私が「今は京都におんねん。」と関西弁訛りで答えると、驚いたり羨ましがったりします。実質6年間親元を離れているのはやはり自分の世界を広げたいという思いが強いからだと自分でも思います。
私には宮崎、地元埼玉、関西、高校時代の寮の友達が新潟と全国にいます。彼らは幼なじみという存在の無い私にとってそれに劣るとも勝らない大切な財産です。
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