とっしーのひとり言
第1回 「指定校推薦を考える」
今回は第一回という事で私が大学に入って3年間常に考え続けていることについて書きたいと思います。
私は同志社大学に指定校推薦で入学しました。つまり面接のみの試験でした。行っていた高校にたった1人分だけ工学部物質化学工学科の推薦枠があったのです。推薦条件は「本学で学ぶ事を強く望んでいる。英、数、理の評定平均が4.2以上。成績、人物共に優れている。」とまぁこんな感じだったような気がします。運のいい事に私の他にこの枠を希望する人はいませんでしたので私の大学進学はあっさり決まりました。こうして高校の授業の勉強以外殆どした事の無い、実力の伴わない、苦労知らずの同大生が一人誕生したのでした。
講義が始まると周りの苦労して入ってきた人達とのレベルの違い、授業内容がなかなか理解できず友達に助けてもらいっぱなしであることに次第に私は焦りを感じました。そして指定校推薦という物の存在意義を考えました。
ただ頭の良い学生だけを集めたいなら推薦なんて必要無いはずだ。では推薦で集めた人間に大学側、学部、学科が期待する事は何なのだろう? 学力以外の面、例えば人間性で集められたとして、この大学という大きな組織の中での行動は何処で評価されるのだろう? ここで何かをすればこの学生を推薦で入学させて良かったという評価があるのだろうか? 考えれば考えるほど結論は冷めた方向に進みました。別に学部、学科は何も考えていないのでは?ただ大学全体の恒例として行われているだけでは?と。では自分がするべき事は…?まず高校に迷惑をかけないようにする。サークル活動にも力を入れ人間関係を大事にする。広げた人脈から得た講義、テスト情報で友達に恩返しをする。結果サークルでは2回生から代表の座に就き、活動に力を注ぎました。学科でも勉強以外に仲間内で何かする時は積極的に行動しています。精一杯生きています。あっ それから実験とかね。
学科ではこれからも勉強面で皆さんにはお世話になると思いますが、見捨てないでやってください。お願いします。 皆さんは指定校推薦についてどの様にお考えですか?
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