韓国周遊旅行
番外:KTX編
4日目に乗ったKTXも〜ちょっと詳しく

旦那オリジナルページ



9:00出発だけど、改札は15分前にしか開かない。その間にどんどん改札は混雑するので
もっと早くに開ければいいのに。兵役の休暇から戻る人も姿もちらほら。日本では見れない光景だな。
電光掲示板の案内にはDelay(遅延)の欄も。韓国の鉄道はよく遅れるとは聞くけど、そんなに多いのか?
あまりの多さに時間によっては一部料金払い戻しもあると聞いたけど。この時間の遅延はなかったです。

 
左:「改札が開くまでKTXの改札で待っている様子
右:「電光掲示板

駅構内の各電車の電光掲示板案内。日本とよく似ています。

電光掲示板


15分前にやっと改札。ホームではお弁当も売ってた。興味あり。
カメラ小僧のように出発までホームで記念撮影。

 
左:「ホームに下りる案内板
右:「釜山と書かれた駅表

車両は雑な作りに感じた日本の新幹線のような繊細さは無く、
塗装はくすんだ様な感じを受けた。曲線の板金の仕上げ具合が滑らかではなく,板金の継ぎ目
が大きいように感じた。日本の新幹線を贔屓目に見ているからかな?。

  
左:「先頭車両
中:「先頭車両(拡大)
右:「連結部,連接台車

車両はフランスのTGVを輸入しているようです。.連結部分は連接台車方式が採用されており、
車両と車両の継ぎ目部分に台車があります。1つの台車で車両2両を支えています。
日本では2つの台車で1つの車両を支えています。
利点は車両の安定性が増す, 編成重量が軽くなるなどがありますが、
編成変更や検査時に手間がかかるという短所もあります。他も長所短所色々あると思いますが専門ページを.......。

  
左:「先頭車両,機関車方式
中:「ホームと電車の隙間
右:「乗車ステップ

KTXは機関車方式を採用されており、先頭車両と最後尾車両は座席は無く
原動機(モータ)が搭載されていて先頭車両と最後尾車両間にある客車を牽引します。
日本の新幹線は電車方式と呼ばれているもので全ての車両(または一部)
に原動機が付いていて長い編成の車両を走らせます。

輸入したフランスの車両が韓国の規格に合わなかったのかどうか解りませんが、
ホームと車両の間隔が凄くありました。200mm以上はあったでしょう。
多分その影響だと思いますが、ドアが開くときに乗車ステップが延びるようです。
ドアが閉まったときにステップが収納されているところを確認していませんから本当のところは解りませんね〜

  
左:「ホーム全景
中:「軌道
右:「ソウル方向

ホームは日本と同じ、どこの国も同じかな?。
ホームの高さは低かった。私の乗った範囲では韓国国鉄はホームが低かった。
地下鉄は日本と同じぐらいでした。
軌道の幅(線路の間隔)は、日本より広く標準軌道(1.4m幅)でした。
ちなみに日本は、狭軌軌道(1.0m幅)です。

定刻通り9:00出発です。今回は奮発して特室(グリーン)に乗車(*^^)v
釜山からソウルまで約2時間40分、最高時速は300キロを超えます。
2時間40分といえば、東京−大阪間、もしくは大阪−博多間くらい。
そのグリーン席でなんとお値段1人63000ウォン=約6300円ですよ!

釜山を出発してしばらくは従来の線路を使用するのであまりスピードは出ない。

   
車内

特室は横2席+1席なのでゆったり。
前の席との間もゆったり(しすぎで私は足のせるところに足が届かない(゜o゜))。
一般席は2席+2席で狭いらしい。また座席の半分が後ろ向きで方向転換不可のため、
不満が多いそう。その分割引もあるらしいですが。

出発してからしばらくして、特室には無料のドリンクサービスがあります。
駅に停車するたび(この列車はソウルまであと2駅止まる)に、このサービスの
お姉さんがまわるので水やらコーヒーやらお茶やらをもらいました。
でも、テーブルはあるけど、ドリンクホルダーがないのがイマイチ。
途中で時速300キロを超えていたけど、快適でした。
トンネルがうるさいとか、トイレが汚いとか聞いていたけどそんなこともなかったです。
高速路線が建設されていて、今後釜山−ソウル間が1時間50分に短縮されるそうです。
KTXは韓国国内では思っていたより人気がないようですが、のんびりとした景色も見れるし、十分楽しめました。



  

  
釜山からソウルまでの車窓、右下がソウルの街中を流れる大きな川、漢江(ハンガン)です。

釜山,ソウルは都会ですが、途中は田舎。新幹線でもそうですが、
気が付くと田園風景って感じですか?。
僕は外を子供のように見てましたので、徐々に田舎になって行きましたが。

  

  
ソウル駅

11:40、ソウル駅着。近代的な駅でした。
新駅舎の近くには旧駅舎もあります。日本統治時代に立てられたようです。
駅の雰囲気がとても日本の明治時代を感じました。


 
ソウル駅(旧駅舎)


・おまけ

ソウル駅に止まっていた電気機関車。




旅行記topへ→