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FMV CMOSバッテリ交換

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起動でけへん!!
電池取り外し
どこにもないぞ:BR2335
取り付け

起動でけへん!!

ある日突然、セカンダリマシンとして利用していたFMV-DESKPOWER(FMV-499D3) を久しぶりに起動しようとすると、次のようなエラーがBIOS起動時に出力されち まい、起動できない事態が発生しまいました。

...
The following POST errors have been automatically configured:
RT/CMOS Battery Bad or Checksum
Error Video Card Mismatch
...
Bad CMOS Battery
...
	

エラーメッセージで気になるのは、CMOSうんたらってところ。どっかで 聞いた気がする...。FMVの説明書を眺めるとありました。

CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor
BIOS設定値を保存する集積回路。実際には、CMOS RAMと呼ばれる メモリにバッテリにより記録した内容を保存。標準の使用状態で 約5年間使用ぐらいは使用可能。 [参考]CMOS (e-Wordsより)
Bad CMOS Battery
バッテリの交換が必要。

どうも、BIOS設定を記録しているCMOS RAMのバッテリが切れて、BIOS設定値が ないため起動できないようです。 Googleなんかで調べると、バッテリつまりは電池を交換すればいいようです。

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電池取り外し

日本橋に行く前に、やっぱり実物を持参した方がいいかなってことで、FMVから CMOSの電池を取り外しました。ただ、これが結構取り外しにくくて苦労しました。 上部のフレームを取り外してマイナスドライバでこねくり出しました:-)

FMV-CMOS

わかりにくいですが、写真中央の丸い黒色の円盤がCMOSバッテリの 台座(?)です。また、写真右側のものが取り外したフレームです。 左は電源です。

電池の表面を見ると、"BR2335"と書かれています。 インターネットでこの型番を検索すると、同じFMV-DESKPOWER(FMV-499D3)につ いて詳細に解説されたページに、「リチウムボタン電池:BR2335(3V)」と記載が ありました。ありがたや。

後は、単純にこの型番の電池を日本橋で買ってくればいいやと、高を括っていま した。またもや、悲劇はこの後に起こるのでした...。

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どこにもないぞ:BR2335

後日、日本橋でBR2335なるボタン型電池を探しに回りました。がっ、どこにも ないんです。これが。やっと、BR2325(リチウムボタン電池3V)ってのを一軒だけ 見つけましたが、型番が違うので購入するのは控えました。

「こーゆのは、パーツ屋にあるんやろ。たぶん。」

とそこいらのパーツ屋をあたりましたが、ありません。店員の兄ちゃん曰く、

「こんなのは、パーツ屋にはないっすよ。そこいらの普通の電器屋か、コンビニ にありますよ。」

とにべもありません。

こーゆー時にやっぱり役に立つのは、インターネットってことで、モデムの生産 が追い付かないADSLX-)の店頭デモをやっているPCで、探してみました。おいおい:-)

rec BR2335
ボタン電池:BR2335についてのスレッド。
極楽プログラマの日記1998年6月号 (14) いろいろ
CR2354で代用
FMV-4100C2の増設・ハード交換 マザーボードの電池交換
CR2330で代用
ひろしのメモ
CR2032で代用
マザーボードの仕様[Gateway]
代用について

上記のサイトでわかったことは、次のとーり。

  1. BR2335って電池はどこにも売っていないらしい。
  2. リチウムボタン電池3Vで直径と厚さが同じであれば代用品でもOK。 [代用品候補:CR2330,CR2032,CR2354]

代用品でもOKについては、 BR2335 の一連のスレッドを御覧ください。松下電池の方が、リチウムボタン電池の 型番について詳しく説明してくれています。BR2335だと、

BR:
電池の種類。BRはフッ化黒鉛リチウム電池。
23:
電池の直径(mm)
35:
電池の厚み(mm)

とゆーことだそうです。知らんかったあ。

で、結局実績もあって直径と厚みが一番近い次の電池を購入しました。CR2335 ってのがあれば理想なんですが、ありませんでした。

メーカ
Panasonic
型番
CR2330(リチウム電池3V)
価格
\240-(税抜き)

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取り付け

最後に取り付けですが、ここでもちょっとだけ問題が発生しました。

電池を取り付けたのですが、厚みが5mmほど薄いため上部から押しつけている 金属板が電池から離れてしまいます。都合が悪いので、金属板をドライバで押し つけて取り付けました。厚みのあるCR2354の方が良かったのかもしれません。

次にいよいよマシンの電源を投入してみます。すると、電池交換前と同様の エラーメッセージが出力されます。うーん...

はい、その通りです。CMOS RAMはバッテリによってBIOS設定値が保存されて いるので、電池切れとともに、BIOS 設定がすべてクリアされてしまっているのです。現在のシステムにあったBIOS 設定で保存してから再度システムを起動すると、問題なく起動できました。 ただ、実際にはBIOS設定を控えていなかったので、元通りのBIOS設定 にするのに時間がかかってしまいました...。

今回は、CMOSバッテリが切れてからの交換でしたが、もし事前に交換する場 合は、BIOS設定を必ず控えてから行なう必要があります。

PC-UNIX Tips

Written by kabada