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Created: 2012.5.29
PC-UNIX Tips
2004年に購入した Panasonic DMR-E85H(DVDレコーダー) を現在(2012年当時)も大事に使っています。最近、初めてタイトル分割の機能を使用した ところ、いつまでたってもタイトル分割が終了せず、フリーズしてしまいました。
仕方なく、強制電源OFF/ONして起動したところ、"SELF CHECK"表示の後"U99"と表示され ます。調べてみると、"U99"は本体起動不可のメッセージ。 Panasonic にメールで問い合わせてみたところ、リセット操作を試して欲しいとのこと。 本体電源を約10秒間長押しして強制電源OFFして電源コードを抜き差しして起動。 でも症状は変わらず。
ネットで調べたところ、これは有名なファームウェアのバグの可能性が高いと判断。
ファームウェアは、次の Panasonic サイトからダウンロードできます。 CD-Rに焼いて準備完了。
また、英語ですが、ファームウェアのバージョン確認方法など裏技が記載されているページ もあります。
# snafu って「へま」って意味ですね(^_^;;
まずは、停止ボタン+チャンネルアップボタンを約5秒長押ししてトレーを強制的にオープン。 ファームウェアを焼いたCD-Rをドライブに装填。しかし、電源ONしてもDVDドライブは チェックせず、ドライブ選択ボタンは効かないためCD-Rが認識できません。 サービスモード(停止+タイムワープ+開く/閉じる)も開かないし、どうしよ〜。
数日悩んだ挙句、捨てるのを覚悟で中身を開いてみました。
右端のHDD(ATA)を外して起動すれば、DVDドライブをチェックしてくるのではと期待して、 HDDに繋がる電源ケーブルとATAケーブルを外して本体を起動しました。"SELF CHECK"は 実行されず正常に起動したように見えますが、やはりドライブ選択ボタンは効かず、何度か 起動するとおかしな動作をします。
今度はHDD自体がおかしいかもと推測し、古いPCのATAディスクに交換して本体電源を起動。 何度か電源OFF/ONを繰り返していると、DVDドライブを読み込み、すんなりファームウェア のアップデートが完了 ;-)
サービスモードで確認すると、MAIN(ファームウェア)は1080SL(10805Lかも?)と 表示されました。ファームウェア更新後、元のHDDを接続して本体を起動したところ、 正常に起動しました。問題のタイトル分割も再度実行してみましたが、問題なく完了。
結果オーライではありますが、自力で復活させたことに感動(;_;) ただ、Blu-rayレコーダーを購入するタイミングを失ったことも確かですが...
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Written by kabada