[HOME] > PC-UNIX Tips > pppd-2.2 PAP利用の注意点
Created: 1999.6.4
PC-UNIX Tips
べっこうあめ(http://www.bekkoame.ne.jp/)をプロバイダとして 利用しており、それまではlinux-2.0.28 + pppd-2.2の環境で、 無手順(?login:プロンプトに対してユーザ名とパスワードを入力 する)により接続していました。
しかし、1999年4月ごろに、べっこうあめがアクセスポイントを テレウエイのものに変更してから、無手順で接続ができなくなって しまいました。べっこうあめに確認したところ、「一部のアクセス ポイントでは、無手順での接続ができなくなっています。PAPで認証 して下さい」とのこと。確認してみると、無手順で接続できないアクセス ポイントでは、ダイヤルアップすると、
System Password:
と表示され、無手順が期待するプロンプト
login:
が返ってきませんでした。また、無手順で接続可能なAPと、できないAP があり、統一がとれていなくておかしい気がします。あと、"System Password:" ってプロンプトが返ってくるのって、とっても危ない気が...
ま、それはおいといて...
で、仕方なく(?)、PAP認証を利用するようにダイヤルアップ シェルスクリプトを変更しました。以下のようなスクリプトです。
オリジナルは、「RunRunLinu(ISBN4-7561-1605-1)」に記載されて いるスクリプトで、これに、JFの Linux PPP HOWTOを参考にPAP認証するようにしました。
しかし、ここでトラブルに見舞われました。どうも、PAP認証がうまく いっていないのです。試行錯誤の結果、ダイヤルアップする時のパスワード に記号を利用している場合、/etc/ppp/pap-sectorsのパスワードはシングル クオーテーション(')で括らないとダメでした。
# わかってみると情けない原因でした。
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Written by kabada