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(Update: Saturdy 26 Oct 1996)
丹田古墳は、加茂山の中腹にある古墳です。今は、木が生い茂り三加茂町の平野 部を見ることはできませんが、おそらく当時は三加茂の平野を一望できたのでし ょう。墓をここに作ろうと思うのも無理もない気がします。
丹田古墳は、全長37メートル、後円部の径19メートル、前方部の幅8メートル 、長さ18メートルの規模をもつ前方後円墳(前方後方墳という説もある)である。 一般の前方後円墳とちがい墳丘は、割石を積み上げてつくられた特色もあるもの である。(出典:現地の石碑より)
後円部の中央に、長さ4.5メートル、幅1.3メートル、高さ1.3メートルの竪穴式 石室があり、両側壁をよせ合って例の少ない天井を作っている。中国製の白銅 鏡一面の他鉄剣や斧なで副葬されていた。吉野川流域における古墳時代前期(4世紀) の代表的な古墳である。(出典:現地の石碑より)