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加茂山弁講座

Since: 9 September 1995

加茂山弁とは

加茂山弁とは、徳島県三好郡三加茂町のとある山で使われている方言です。三加茂弁ではなく加茂山弁としているのは、三加茂町の平野部でも通用しないような言葉があるためです(^^;ほんでも何でやろ？

昔の記憶を頼りにまとめていますので、不正確な情報があるかもしれません。

「よう知っとる人がおったら、ここまで云うてきてな～」

加茂山弁の特徴

勢いがいい: 日常の会話ではそれほどでもありませんが、特につっこむ時の怒った勢いのいい(?)言葉は想像以上です。
怒ってるように聞こえる: あまりに勢いがいいので、日常会話でも怒ってるように聞こえる場合があります。
いろんな方言が混じっている: ベースは阿波（徳島）弁ですが、地理的な位置が四国の中央に近いため、徳島・香川・愛媛・高知の方言が混じっています。特に、讃岐弁の影響が強いようです。
酔ったおっちゃんのしゃべりが最高: 日常会話でも十分ユニークでおもしろいのですが、特に宴会の席での酔ったおっちゃんの加茂山弁は最強です。何の話を聞いても、ごっつい面白い話に聞こえます。
強調する時、動詞は２回 :-): 加茂山弁と言うより阿波弁の特徴ですが、出来事を強調する時は、動詞を２回続けます。「もう昨日雨が降って降って」とかね (^o^)

方言リスト

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行、ら行
わ行、ん

『あ』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
あずる	動詞	苦労する		「昨日は、あずってあずってしたでよ。」
あと	名詞	あいつ	第３者を指すのに用いる。	「あとは、ようやんじょるぞ。」
あんし	代名詞	私	女性が自分のことを呼ぶ場合に用いる。中年の女性がよく使う。	「あんしが言よんのは、...」
あんじゃ	感嘆詞	しまった		「あんじゃだ。」
あんにゃ	名詞	兄さん	兄をこう呼ぶ。	「あんにゃに、おっぱして貰え。」
いかさま	副詞	たいへん、とても	博打のいかさまとは違います:-)	「(うーん、思いだせないっす)」
いがる	動詞	大声で叫ぶ		「ようけおるとこで、いがるな。」
いたんぽ	名詞	いたどり	小学校の帰り道によく生えてるおやつです(^^;	「ようけいたんぽ取ってきたでえ。」
い（去）ぬ	動詞	帰る	犬じゃあないっすよ。	「もう（晩も）遅いけん、いの。」
いよいよ	副詞	大変。本当に。	物事のひどい様子。普通、悪い意味で用いる。	「あとは、いよいよ勉強せんわ。」
えっとぶり	副詞	久しぶり	最近はほとんど使いません。	「まあ、おまはん、えっとぶりじゃなあ。」
おおかた		だいたい		「（仕事が）おおかたできたでよ。」
おがす	動詞	掘り返す。ひっくり返す。		「そこの石おがしたら、ようけミミズがおるわ。」
おかっこまり	名詞	正座	最近ではあんまり聞きませんが。	「よその人が来るきん、おかっこまりしてまっちょりでよ。」
（腹が）おきる	動詞	満腹になる		「腹おきたか？ようけ食えよ。」
おげった	名詞	冗談	大きな下駄じゃないよ。	「もう、おげったばっかりゆうて。」
おじみそ	名詞	臆病者	大阪やと「あかんたれ」	「あとは、ほんまにおじみそじゃのお。」
お（怖）じる	動詞	怖れる	こわがる。びくびくする。	「ほんなに、おじよったら何にもできへんぞ。」
おどれ	代名詞	おまえ	大阪では「おんどれ」	「おどれが悪いんじゃわ。」
おとろしい	形容詞	恐ろしい		「まあ、おとろしげな格好して。」
おぶける	動詞	びっくりする	驚くこと。	「うわっ、ごっついおぶけた。」
おぶげんしゃ	名詞	裕福な家	お金持ちの家のこと。	「ええ家建てたでえ。こりゃ、おぶげんしゃの家じゃわ。」
おっぱ	動詞	おんぶ	おんぶのこと。	「あんにゃ、おっぱして。」
おまはん	代名詞	あなた	相手のことわ指す２人称。	「おまはん、ちょっとそれ取って。」
おみーさん	名詞	おじや(みたいな食べ物)	作り方はよくわかりませんが、いわゆる「おじや」じゃないっす。	「おみーさん作っとるきん、食べて去にで。」
おもっしょい	形容詞	面白い		「あとは、おもっしょいんじゃわ。」

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『か』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
がいな	形容詞	じょうぶな。すごい。	気の強い人などのことをよくこう呼びます。	「あの人は、がいなやっちゃで。」
かく	動詞	かつぐ。運ぶ。	年末の大掃除の時よく言われます。	「おい、そこのタンス、てんでにかいてくれや。」
かど	名詞	庭		「かどでキャッチボールせんでか？」
かんまん	（連語）	構わない	差し支えない。気にしない。	「駅まで送ってくれへんか？」「かんまんでよ。」
かんらん	名詞	キャベツ	野菜のキャベツのことをこう呼びます。	「畑行って、かんらん取ってきてくれ。」
きぶい	形容詞	険しい、急な	斜面の傾斜が急な様子。	「あそこの道はきぶいきん、気いつけて行きでよ。」
きやいくそわるい	形容詞	気に入らない	思い通りにならず、いらいらする時の気持ち	「はがいのお。きやいくそ悪いわー。」
きわ	名詞	端	物の中央から遠いところ。	「そんなきわにおったら、どまくれるぞ。」
～きん	接尾語	～だから	よく使われる接尾語です。	「昨日、風呂入ったきん、もう今日はいらんとくわ。」
く	名詞	家	場所、家。	「うちんく（私の家）に来るでよ？」「わんく（私の家）で遊ぶわ。」「おまはんく（あなたの家）で遊んでええ？」
くらっしゃげる	動詞	拳骨をくらわす（？？）	こつっきゃげるよりも強く拳で殴ること。	「よもよも言よったら、くらっしゃげるぞ。」
～げに	接尾語	～みたいに		「おまえが悪いげに、云よってからに。」
ごつい	形容詞	とても	程度の大きな様子。逞しい様子。	「あとは、ごっつい頭ええんじゃわ。」
こつっきゃげる	動詞	拳骨をくらわす（？？）	拳で殴ること。	「言うこと聞かなんだら、こつっきゃげるぞ。」
ごじゃ	名詞	無茶	むちゃくちゃなこと。	「もう、ごじゃばっかり言うたらいかんぞ。」
こじゃんと	副詞	ちゃんと	きちんとすること。	「洗濯物たとんどるきん、こじゃんとつまえときでよ。」
こしらえる	動詞	支度する		「朝早いけん。はよ、こしらえときでよ。」
こまい	形容詞	小さい	回りません:-)	（身長の低い人を見て）「まあ、こまい人じゃなあー。」
こらえる	動詞	我慢する、許す	喧嘩の仲裁によく使われます。	「もう、こらえてあげで。」
こんこ	名刺	たくあん		「また、こんこ買うてきといて。」

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『さ』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
さえあがり	名詞	お調子者	「わっきゃがり」の同義語	「あとは、いかさまさえあがりじゃわ。」
さえあがる	動詞	はしゃぐ	「わっきゃがる」の同義語	「あとは、酒呑んだらすぐにさえあがるんじゃわ。」
さえさえ		たびたび	「さいさい」とも言ってる気がします。	「さえさえ、去んにょるでよ。」
さかし		逆さま		「それは、さかしじゃわ。」
じゃらじゃら	名詞	ふざけ、だらけ	ええ加減にやる態度。	「じゃらじゃらしよったら、こつっきゃげるぞ」
じゅくじゅく	副詞	びちゃびちゃ	水などでひどくぬれた様。	「雨が降ったきん、かどがじゅくじゅくじゃわ。」
しゅむ	動詞	染み込む	液体が布などに染み込むこと。	(コーヒーが服にこぼれて)「はよ、拭かなんだらしゅんでしまうぞ。」
じゅるい	形容詞	ぬかるんでいる	雨などが降って地面がぬかるんでいる様子。	「かどがじゅるいけん、もそっとでこけよったわ。」
じょぼじょぼ	副詞	びちゃびちゃ	水分を非常に多く含んでいる様子。	「雨がようけ降って、服がじょぼじょぼじゃわ。」
しわしわ	副詞	ゆっくりと	額のしわでは、ないんでよ。	「そこの坂、危ないきん、しわしわ降りでよ。」
せこい	副詞	疲れた	これは阿波弁。「けち」の意はない。	(山などに登って）「あー、せこい」
～せんか	接尾語	～しないか	大阪弁なら「～せえへんか」	「野球でもせんか？」

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『た』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
だい	名詞	だるい	体がだるい。めんどくさい。	「ほんな、だいなことようするな。」
たいそい	名詞	わずらわしい	めんどくさい。	「今日はたいそいきん、いんで寝よ。」
たぐる	動詞	せきこむ	季節の変わり目にはよくこうゆう人を見かけます。	「いかんわ、風邪ひいてたぐってばっかりじゃわ。」
たすい	形容詞	つまらない	おもしろくないこと。	「なんや、これ。たすうー。」
(引き戸を)たてる	動詞	(引き戸を)閉める	襖を「立てる」んではありません :-)	「そこの襖、たてといて。」
たとむ	動詞	たたむ	広がっている物を小さく折重ねる。	「洗濯物、たとんどきでよ。」
たる	動詞	飽きる		「このゲーム、もうたったわ。」
ちっか	名詞	竹輪	かまぼこに穴があいてる食物	「あほよ、ちっかに指通して遊ぶなで。」
ちびる	動詞	すりへる。消耗する。	おもらしじゃございません(^^;	「この車よう走っとんじゃなあ。ごついタイヤがちびとるでえ。」
ちみきる	動詞	？？？	爪を立てて皮膚をひねる	「どしたん、何泣っきょん？」「あの子に、ちみきられたあX-)」
つれて		一緒に、together	「つぇーて」と聞こえる場合がよくあります。	「はよ、つれて去ね。」
～つか	接尾語	～ね	よく使われる接尾語です。	「その荷、とってつか。」
つくなむ	動詞	しゃがむ	座り込むこと。	「どしたん、こんなとこでつくなんで。」
つばえる	動詞	騒ぐ、ふざける	"わっきゃがり"がよくする行動です。	「あとは、体育館でつばえよったわ。」
つまえる	動詞	しまう	物を収納する意味。	「はよ、洗濯もんつまえとけよ。」
てがう	動詞	相手にする		「もう、てがうな。喧嘩になる。」
てご	名詞	部下		「偉うなったなあ。もうてごがおるんか。」
てんが	名詞	鍬	農作業には必需品	「そこのてんが取ってくれ。」
てんで	副詞	一緒	何かを人と一緒にやる時に用いる。	「てんでに、木切ってや」
でんち	名詞	ちゃんちゃんこ(？)	冬に着る防寒着で、袖のないもの。乾電池ぢゃあないっす。	「おー、寒う。でんちでも着とこ。」
てんにゃわん	（慣用句）	手に負えない	手に余る。	「あとは悪うて、てんにゃわんぞ。」
どうぶく	名詞	はおり	冬に着る防寒着の名称。	「そんな寒げな格好しよったら、風ひくぞ。どうぶくでも着とけ。」
どせこい	副詞	とっても疲れた	｢せこい」の比較級。阿波弁ではあまり使われない。	「そんなどせこい事誰がするか。」
どちらいか	(あいさつ)	どういたしまして	英語ならYou are welcome.だよん。	(人に道を教えて)「すんまへんでした。」「いやいや、どちらいか。」
とっしょり	名詞	年寄り	言い方が訛っただかけかも？	「とっしょりがようけおったわ。」
どぼれ	名詞	ばかやろう(?)	「ほれ」の比較級	「どぼれよ、ええ出来じゃわ」(皮肉の意:-)
どぼれくそ	名詞	おおばかやろう(???)	「ほれ」の最上級	「ほれほれ言うな。どぼれくそよ。」
どまくれる	動詞	とっても(^^;転がる	「まくれる」の比較級	「どしたん、その怪我。どっから、どまくれたん？」
どんどこどんどこ	副詞？	勢い良く（水が流れる様子）	桃が流れてきそうですが（笑）	「ようけ雨が降って、水がどんどこどんどこ流れよったわ。」

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『な』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
なしんなる	動詞	なくなってしまった	何か物がなくなってしまった様子。	「あんじゃ、もう肉食うてしもんたんか。なしんなってしもうたでえ。」
ねぶる	動詞	舐める		「飴でも、ねぶっときで。」
ねんご	名詞	へ理屈、いいがかり	めんどい人がよく言います。	「ねんごばっかり言よったら、こつっきゃげられるぞ。」
のお	？	ねえ	人に話かける時に用いる。	「のお、のお、昨日何しよったん？」
のへとな	形容詞	ずぶとい、いい加減な	どちらかと言うと、ずぶとい神経な人を批判する時に用いる。	「あの人は、ほんまに、のへとな人じゃなあ」

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『は』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
はがい	形容詞	はがゆい	いらいらして、落ち着かない様子。	「ごっつい、はがいわ～。」
ばばい	形容詞	まぶしい	ぎらぎらしたまぶしさ。	（懐中電灯を顔に向けられて）「ばばいわ。」
ばんげ	名詞	夕方		「ばんげになったけん、もう去ぬでよ。」
はらさげ	名詞	下痢	「腹が下がる」ってこと	「ほんなに、アイス（クリーム）ばっかり食べよったら、はらさげするぞ。」
はんりゃげる	動詞	平手打ちをくらわす（？）	平手で顔を殴ること。	「じゃらじゃら言よったら、はんりゃげるぞ。」
ぶる	動詞	漏れる	液体が容器から漏れること。	「あんじゃだ。（鍋から）水がぶんじょるでよ。」
ひしとい		一日、一日中	よく聞いていましたが、意味を知らなかった。	「ひしといで、できるでよ。」
ひねしる	動詞	つねる	子供がいかんことをした時にする行動X-)	「ほんなことしよったら、父ちゃんにひねしられるぞっ。」
ひんずに	副詞	頻繁に	たびたび繰り返されること。	「あとは、ひんずに何処ぞ行っきょるけど、どこ行っきょかえ？」
ふぁふぁ	副詞	騒ぎたてて	どうでもええことを言って騒いでいる様子。くだをまく(?)。	「また、あとがふぁふぁ言よったわ。」
ふきぶり（吹き降り）	名詞	雨が激しく横殴りに降ること	標準語かもしれません。短いのによく様子を表している言葉ですね。	「よんべは吹き降りで、おとろしかった。」
へ[いど]ぐ	動詞	剥がす		「ちょお、背中のシップへいで。」
へける	動詞	自慢する	あんまりやると嫌われます(^^;;	「あの子は、アイスをへけりながら食いよるんじゃわ。」
へらこい	名詞	ずるがしこい	頭がきれて、やり手の人のことの意。世渡り上手。	「あとは、へらこいんじゃわ。」
ほれ	名詞	ばか	冗談などで"つっこむ"場合に用いる。	「ほれよ、何言よんじゃ」
ほんじゃけん[な]	接続詞	だからね	よく使われる接続詞。	「ほんじゃけんな、わしが言よんのは....」
ほんで[な]	接続詞	それで	これもよく使われる言葉です。	「ほんでな、...」
ほんなん	形容動詞	そんな	これもよく使われる言葉です。	「ほんなん、あるかいや。」

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『ま』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
まくれる	動詞	転がる	物、人が転がる意味。「スカートがまくれる」とは区別される。	「ありゃ、牛がまくれよるわ。」
まがる		邪魔になる		「それ、まがるけん、のけといてくれ。」
まけまけ	名詞	満タン	液体が容器いっぱいになっている様子。	「(浴槽のお湯が満タンになっているのを見て)もう、まけまけじゃわ。」
まける	動詞	こぼれる	液体がこぼれること。勝負に負けることではないです。	「風呂の水がまけんように見よれよ。」
まるた		まるごと		「（その仕事）まるたで、おまはんがやんじょるんか？」
まんが	副詞	たまに、珍しく	Comicじゃないよーん。	「お前も、まんがにはええことするでえ。」
むつごい	形容詞	甘い	どろどろとした甘さの形容。	「このジュースは、むつごい。」
めぐ	動詞	壊す	物を壊すこと。	「ほんなに根つめてやんじょんったら、体めぐぞ。」
めげる	動詞	壊れる	物が壊れてしまったこと。	「車がめげとる。」
めんどい	形容詞	気難しい、難しい	扱いにくい人のこと。物事が難しいこと。	「今日の試験はめんどかったわ。」
めんめ		それぞれで、各自で		「後は、めんめでしでよ。」
もそっと	副詞	もう少し	もそもそするのとは違うんじょー。	「もそっと、ゆっくり運転してや。」
もんた	動詞	戻った		「今、もんたでよ。」

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『や』『ら』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
やりこい	形容詞	やわらかい	反語は「硬い」と普通です。	「この餅やりこうて、うまいのお。」
よこまくれ	名詞	わがまま	無理難題を言う。人の嫌がることをする。	「もう、よこまくればっかり言よったら、誰っちゃ相手にしてくれんようになるんぞ。」
よもよも	副詞	ぐちぐち、のろのろ	人がいらつく態度の総称。	「あとは、酒呑んだら、すぐによもよも言うんじゃわ。」
～ょる	接尾語	～している	何かの動作をしている(していた)様子を指します。	「父ちゃんだったら、車乗ってどこぞ行っきょたわ。」
よんべ	名詞	昨夜	last night :-)	「よんべ、ようけ呑んでせこいわあ。」

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『わ』『ん』

加茂山弁	品詞	標準語	解説	使用例
わが	代名詞	自分	自分自身のことを指す	「そのぐらいのこと、わがでせえ。」
わかいし	名詞	若い人		「わかいしがおらんけん、わがらでせないかんわ。」
わっきゃがる	動詞	はしゃぐ	ひどく騒ぐこと	「わっきゃがりすぎじゃ。」
わっきゃがり	名詞	お調子者	すぐに調子にのって騒ぐ人のことです。(わたしもその一人(^^;	「あとは、わっきゃがりじゃわ。」
わっち	代名詞	私	女性が自分のことを呼ぶ場合に用いる。一度、岡山で同じ方言を聞いたことがある。	「わっちが胡瓜とってくるわ。」

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Written by kabada