ダイエー16回戦
[2004.06.27]

(ダイエー 12 - 2 近鉄)
[大阪ドーム]
順位: 4位 / 勝敗: 32勝,39敗,2分 / 借金: 7

  このダイエー三連戦、大阪ドームで観戦しました。14回戦は調子の良くない 先発:和田に抑えられ、打たれちゃいけない城島に2ホームランされちまい 「完敗」。しかし、15回戦は近鉄先発:高木がその役目を果たして6回まで 無失点、さらには4番:ノリがタイムリー&ソロホーマーで2打点と活躍 して、高木の今季初勝利をアシストして「快勝」。で、今日の試合を勝てば 昨日の高木の頑張りが活きるのでしたが、その試合結果は...

「大敗」

でした。いい所なしで、最後は呆然としてしまいました。

  近鉄先発:パウエルは、初回は無難な立ち上り。その裏、近鉄の攻撃では 1番:大村がいきなりライト前ヒットで、一気に先制点のチャンス。が、 水口、礒部と凡退して、大村がダイエー先発:グーリンに誘い出されて タッチアウトでチェンジ。いやーな感じがし始めました。

  2回表、先頭の天敵:城島がレフト前ヒットで出塁。ダイエーのキーマン: ズレータを三振に切ってとります。ここまでは良かった。続く柴原がライト 前ヒットで一死一塁二塁。8番:宮地の場面にワイルドピッチで一死二塁 三塁としてしまい、宮地の打球はサード:ノリへのイージーゴロ。ホームに 送球し挟殺プレーのはずが、ノリのグラブからをボールが弾き出されてし まい、三塁走者が生還で1点を献上。その後も9番:瑞季、2番:川崎kに タイムリーされちまい合計4失点。

  さらに、5回表には4番:松中の2ランホームラン。天敵:城島にソロ ホームランで3失点され、ここでバウエル降板。代わった関口もタイム リーを許して、合計4失点。パウエルは前回の登板がかなり良かったので 期待していたのですが、今年はなかなか勝てません。さらに、関口は昔と 変わらずピンチを招くか失点しないと終りません。うーん。

  攻撃では、5回裏に水口が2ランをセンターに放ちますが、たったこれだ け。軟投派:グーリンを打ち崩すことができません。ただ、一人だけグーリ ンを打っていた印象があるのは、8番:阿部ちゃん。結果は2安打でしたが、 凡打の打席でも結構いい当たりを放っていました。14回戦の和田からもヒット を打っており、また昨年は和田を吉岡と並んで打ち込んでいます。左投手キラ ーと言えば、鷹野がすぐに浮かんできますが、実は

阿部ちゃんも左投手キラー

なんですね。あと、この三連戦ともダイエー:和田、近鉄:高木、ダイエー: グーリンと勝ったチームは全て先発が左投手でした。また、どの投手も140km 未満のスピードですが、変化球をうまく使って打者のタイミングを外す緩急を 利用した投球内容。どの試合も左投手のメリットを全開にして掴んだ勝利かも しれません。

  その後近鉄は、二軍から昇格した朝井-長坂バッテリーを送りだします。点差が 開いたこともあったのでしょうが...。しかし、あまりいい所はありませんでし た。ワイルドピッチあり、ボークあり、タイムリー、ホームランで、6回二死か ら9回まで登板して、4失点。ストレートも一度だけ147kmを計測しましたが、後 は142km止まりでした。朝井の強気のピッチングを期待していたのですが...

  結局、まったくいい所なしの敗戦。本当に呆然とするしかありませんでした。


  この三連戦は、手作りの「合併反対」プチ横断幕を持参して応援しました。 一塁側内野席上段で掲げていましたが、上段で掲げている人は他にはいませ んでした。ライトスタンドや内野下段席には大きな横断幕やプラカードがたく さん揺れていたので、上段にもいると思っていたのですが...

Buファンの独り言
Written by kabada