ダイエー9回戦
[2003.05.14]

(近鉄 8 - 9 ダイエー)
[福岡ドーム]
順位: 同率1位 / 勝敗: 22勝,15敗,0分 / 貯金: 7

   今日は仕事を早めに切り上げて、自宅でCATVでの観戦だったのですが....

   いや、ええんですよ。ダイエー三連戦の第一戦、二戦と、新垣に打ち勝ち、 和田に投げ勝ち、今日負けたからといっても、2勝1敗。1勝2敗のところ を見事な勝ち越し。ええんですよ....。いや、西武と同率首位といっても、 苦手ダイエーに勝ち越したんですし....。

んなわけないやろっ!!
何やっとんじゃっ(怒)!!
中継ぎ投手陣!!

   今日の近鉄先発は、先発失格のバーンに代わって、二軍でいいピッチングを 続けていた門倉。1回、2回は、四球を出す相変わらずのピッチングですが、 結果的には0点に抑えます。でも、危なっかしくて見ていられない内容。

   一方、ダイエー先発:ナイトも、門倉とどっこいどっこいの内容。四球など でランナーを出しますが、近鉄の併殺打に助けられてこちらも1回、2回と 結果的に抑えます。が、3回にいてまえ打線がナイトを捕まえます。満塁の チャンスに大村が2点タイムリー、続く星野もタイムリーで続き3点目。 ローズ四球、ノリ三振の後、磯部がこれまた2点タイムリーで合計5点。 さらに4回には、鷹野、阿部(真)の二者連続ソロホームランなどで3点を 追加して8対0。

「おおっ、ダイエーを3タテかあ?」

と期待、いや確信を持たせてくれます。今日、絶好調だったのは、大村、 阿部。共に猛打賞で、大村はあとホームランが出ればサイクル安打の活躍。 好調を維持して欲しいです。一方、あかんかったのは、ローズ、ノリと、 昨日どっか痛めた吉岡に代わりファースト:6番北川。北川は2三振と いいところなし。ローズは、安打なしでしたが、いい当たりもあったので 心配ないかと思います。ちょいと心配なのがノリ。第3打席に内野ゴロを 打った時に、足をひきずっていました。次の回の守備にはついていたので、 全然ダメってことではなさそうですが、ちょっと気にかかります。明日は、 ゆっくり休んでください>ノリ。あと、吉岡も気にかかる....。抹消やない やろな...。川口もおらへんのに....。

   話を戻して、5回を終って8対0。が、6回に門倉が城島に2ラン、7回に は代わった省吾が打たれて2点を追加され、7回を終って8対4。8回は、 三澤が走者は出すものの0点に抑え、迎えた9回裏。点差は、4点です。 4点。

   頭から吉田豊彦が登板し、まずは先頭打者:村松をファーストゴロで一死。 続く2番:川崎を内野ゴロに打ち取ったのですが、川崎の足に負けて内野 安打。思えば、ここから悪夢が始まりました。

   ここでピッチャー交替し、なんとバーンが登板。うーん、抑えのテストを しているんでしょうか?このバーン登板が、今日の 敗因やと思います。

   まずは、3番:井口にシングルヒットで一死:1塁、2塁。さらに、門倉に 死球を受けて足をひきずりながらも4番:松中が執念のシングルヒットで、 一死:満塁。さて、ここで打席には、一番迎えたくないバッター:城島。 初球でした。高めの甘い球を左中間2塁打。当然、走者一掃で、なんと8対7 の一点差。ここで左打者に対して、小池が登板し内野ゴロで、二死3塁。

   最後に登板したのが、岡本。最近、出番がまったくなかったので、登録抹消 されたのかと思っていたほど、間隔の空いた登板です。が、岡本がまたもや 福岡ドームでやられてしまいました。二死3塁から、大道にファウルで粘ら れた末、右中間への2塁打で8対8の同点。左打者:芝原は敬遠して、二死 1塁、2塁。

「あー、延長か...」

   いえ、延長ではありませんでした。安全パイだと思っていた打者:ネルソン になんとレフト前ヒットで....

楽勝だった試合をサヨナラ負け(呆)

................ 降板する岡本の後ろ姿が痛々しくて、見ていられなかった。

   もう、ずーっと言われていることですが、今日の敗因は、間違いなく 「リリーフ陣」にあります。今は先発陣が好調&大量点差での勝利が 多いので、まだこの順位にいますが、これからを考えると、さらに リリーフ陣の弱さが敗因となることが多くなってくる気がします。

   ここで、リリーフ陣を整理してみます。

中継ぎ投手陣
投手名5段階評価コメント
吉田豊彦4 梨田監督も信頼をおいています。一時期、不調になりましたが、最近は また安定感を取り戻しています。今、一番安心できます。合格点です。
三澤3 開幕時は調子が悪かったのですが、ここ最近はまあまあの安定感。
岡本2 今日もサヨナラ。最近、1点を守りきれません。昨年の今ごろは セーブもたくさんあげていたのにね...。
愛敬2 先日一軍復帰。が、ボールが高めに浮いています。いずれ、やられ る気がします。
小池2 開幕から一軍で頑張っていますが、ちょっと信頼できません。かと いって、代わりの投手はいません...。
バーン1 先発もダメ、中継ぎ、いや抑えもダメ。だからボールが高いって。 二軍で調整してくるよーに。
山本省吾1 昨年のような安定感がありません。

抑え投手
投手名5段階評価コメント
--いません...- 赤堀はいきなり故障。バーンはもってのほか。マレットはどっか痛いって 帰国したしね。今年の「ラソーダ補強」は結果が出ません....。



   はあああっー。出るのはため息ばかり....。一つ思うんですが、ベンチが 抑えを誰かに「任せる」、つまり「信頼する」ことが必要じゃないんで しょうか?今は、岡本をなんとか中継ぎに使いたいので、マレットやら バーンを抑えでテストしているようです。が、岡本の気持ちとしては、どう でしょう。自分は、中継ぎなのか、それとも抑えなのか?気持の整理がつか ないまま、マウンドに上がっているような気がしてなりません。この不安定 な気持が、今日のような結果になっているんじゃないでしょうか?>Bu首脳陣

   今、Buffaloes にいる投手陣で、実績のある信頼できる抑えは誰でしょう? それは、間違いなく岡本です。ベンチは、一度岡本を「抑え」として、明確 に指名して欲しい。そうすれば、岡本も奮起してくるような気がします。 また、投手の継投も考えやすくなるのではないでしょうか? 結果も大事ですが、まだ序盤戦。今のうちに、「抑え」を確立しないと、 優勝どころの話ではありません。リリーフ陣を考えると、やっぱり今年も 西武の可能性が高い....。うーん....。

   西武と同率首位とはいえ、5月のこれまでの戦いは十分な結果。貯金が7やし ね。本当に、今余裕のある時に、この「抑え」問題をなんとかして欲しい。 5月中の宿題です>Buffaloes。

Buファンの独り言
Written by kabada