日本ハム2回戦
[2003.04.13]

(近鉄 9 - 3 日本ハム)
[大阪ドーム]
順位: 1位 / 勝敗: 9勝,4敗,0分 / 貯金: 5

   よっしゃあ。今日で第1節終了。一度も負け越しなく、最高の開幕ダッシュ です。これで貯金5。長いシーズンの序盤の序盤戦ですが、まずは十分に 合格点です:-)

   今日も、大阪ドーム一塁側内野席上段からの観戦。昨日よりは、お客さんは 少なめ。でもまあ、ライトスタンド下段と一塁側内野自由席下段は、ほぼ 満席状態。内野自由席上段に空席が目立ちました。三塁側は、相変わらず ガラガラですが....。まあ、こんなもんでしょうX-)

   さて、試合ですが、まずは初回に一番打者らしくなってきた大村が四球で 出塁して、すかさず盗塁。さらには、2番:高須の内野ゴロの間に、三塁 に進塁。今シーズンの大村は、初球をほとんど振りません。さらに、ツー ストライクまでじっくりと「見る」打席が目立ちます。当然の如く、出塁 率も高くなり、得点も多くなっている気がします。かといって、大村の 思いきりの良さが影を潜めているわけでもなく、素晴らしい働きです。 大村がやっと、「For the team」の意識に目覚めてくれました。このまま なら、ヒットが出ようが出まいが、シーズンを通して1番に定着できます。 ありがとう。>大村

   話を戻しまして、一死三塁で3番:ローズ。ボテボテの内野ゴロでしたが、 大村が判断よくホームインし、まずは先制。おっし。これでええんです。 昨年までの私は、「こんな」得点の仕方を素直に喜べなかったんですが、 今シーズンのバファローズの戦い方が、その価値観を覆してくれました。 この得点も大村の出塁&盗塁、高須の進塁打(?)があったからこその得点 です。「こんな」得点ではなく、ちゃんとそれに継るプレーがあるから こその得点です。うんうん。
# 自分に言い聞かせているみたいですが、本当にそう思います:-)

   先制したバファローズですが、先発:岩隈が、2回表につかまっちまい ます。初回から、ストレートは145km〜150kmで、十分でしたが、なんと なくコントロールが不安定。2回には、日本ハムの下位打線に連打され、 なんと3失点。T.V.で見ていたのですが、打たれたのは、ほぼ「ど真中」 ばかり。岩隈は、いつも立上りが悪いのですが、その原因は、この 「ど真中」に投げてしまうことにあるようです。全開の西武戦も、確か 初回に失点しますが、失点してからやっと本来のピッチングに戻ります。 今日は、打線が中盤に得点したので、勝ち投手になりましたが、相手 投手が好投した場合は、これぢゃあ勝てない。なんとかこの悪癖を早く 矯正して欲しい。>岩隈

   1対3と2点のリードを許したバファローズですが、4回裏に怒涛の 反撃が始まります。まずは、ローズ。日本ハム先発:金村から、センター バックスクリーンに滞空時間の長〜いソロホームランで、2対3。さらに ランナーを1塁、2塁として、7番:川口が、初球を右中間を破る2点 タイムリーヒットで、4対3。最後は、サスペンスの男:的山にもタイム リーが飛び出して5対3。うーん、キャッチャーが打つと負けません:-)

   その後、岩隈は案の定(?)立ち直り、8回まで無失点に抑えます。また、 打線では、吉岡のタイムリー、押し出し、磯部タイムリー、ダブルスチール で合計4点を追加し、9対3。岩隈は、9回を小池にマウンドを譲り、完投 こそ逃しましたが、3勝目。おっし。

   打線では、川口(1安打)、吉岡(2安打)、磯部(猛打賞)にタイムリーも 出て、やっと雪解けの気配。これで明日からの西武戦に期待が持てます。 今日は、チャンスにことごとく凡退したノリですが、まあチームが快勝 したことですし、明日からの西武戦にノリはとっておきましょう。頼む でえ。>ノリ

   さあ、明日から第2節です。まず立ちはだかるは、西武:松坂&カブレラ。 ここを叩きのめして、はずみをつけましょう。頼むで。>ノリ&前川。


# 日本ハムについて

   今年の日本ハムで変わったことと言えば、やはりヒルマン監督。その 影響でしょうか、「日本ハム」も変わっています。守備では、昨年まで 一塁を守っていた小笠原が、今年から三塁へ。また、昨年まで控えだった 森本が、外野でスタメンに定着。阿久根(うーん知らない)も、セカンドで スタメンに定着。

   攻撃面では、やはり「走塁」。盗塁は当然やってくるし、シングルヒット でも少し外野がもたつく素ぶりを見せると、積極的に二塁を狙ってきます。 この「積極的な走塁」は、かなり脅威です。失敗しても構わないから「走る」 印象を受けました。

   ただ、やはり弱点もあります。昨日は、3ランホームランを打たれちまい ましたが、4番:エチェバリアは、今日は3三振といいところなし。はっき り言って、カブレラのような恐さはありません。また、中継ぎ陣も、 バファローズ同様(X-)に、あんまりあてになりそうにありません。

   油断はなりませんが、つけいる隙は十分にあると思います。>バファローズ

Buファンの独り言
Written by kabada