日本ハム2回戦
[2002.04.13]

(近鉄 12 - 3 日本ハム)[大阪ドーム]

おーしっ。完勝です:-)すばらしい。贅沢を言っちゃうと、今度は緊迫 した試合での胸のすくようなホームランで勝利ってのを見たいなあ。
# ほんまに贅沢です:-)

今日は、観戦の予定ではなかったのですが、小さな頃からバファローズ ファンになるための英才教育を受けた長男(2.5歳)が、

「おさか(大阪)ドーム行く!!」

# ほんまに言います:-)
ってなことを言ってくれ、さらに最近産まれた二人目の子供の世話だけ でも大変な奥さんを助ける(?)意味も込めて、長男と「おさかドーム」へ いそいそと出かけたのでした。これで毎週、試合観戦できる口実ができ た(^^;;

内野自由席上段からの観戦でしたが、今日は結構入ってましたね。 1万5千人ぐらいかな?まあ、福岡ドームほどは入っていませんが、 ゆったり見れる方がいいので、これぐらいがちょうどいいですね。

さて、入場すると1回裏の近鉄の攻撃。打席には2番:水口。三振でし たが、この時には元気そうに見えていました。しかあし、2回表の守備 では、

「2番:水口に代わりまして高須。」

とのアナウンス。帰ってから知りましたが、1打席目のファウルで 左脇腹の肉離れで、なんと全治1か月とのこと。ええー。打率はそれ ほど高くないものの、2番とセカンドの守備を堅実にこなす水口が 離れるのはちょっと痛い...。やっぱり、年を重ねると故障しやすく なるんかなあ。

しかあし、開幕前から、ベテラン:水口が全試合出場は難しいと は言われていました。バファローズも当然その場合の準備をしてい た訳で、水口の後継者:高須が、その代役を十分に果してくれま した。特に打撃では、2安打・2打点の立派な結果。阿部と共に 将来の二遊間コンビになってくれることを期待しています。高須の 今後に期待しましょう。

さてここで、故障者続出のバファローズ主力選手の状況についてまと めておきます(涙)。

選手名復帰時期
大塚早ければ4月中。遅くても5月には....。頼む、早く 帰って来てくれえ。
北川5月中。サヨナラゲームを見せてくれえ。
水口5月中旬。まだまだ高須にレギュラーは渡せない。
バーグマン4月17日:オリックス戦。 得意のオリックスで復帰予定。

あと、今日のスタメンを見ると、んっ?磯部がいない....。実は、昨日 も日本ハム1回戦を観戦していたのですが、何度も巡ってくる得点のチャン スに磯部はほとんど凡退。やっぱり、スタメン落ちでした。梨田監督は、 日本ハム先発:下柳を5割とカモにしている鷹野を起用したのですが、こ れがずばり的中。3安打の猛打賞に加え先制の打点と、今日のヒーロー インタビューをもぎとりました。慣れない(ゴメンなさい)ヒーローインタ ビューのせいか、どの質問にも

「思いっきりいきました。」

とかなり緊張していたようですが...。昨年も実績を残していますし、鷹野も いい打者です。川口と同じで控えにしておくのがもったいない。西武が投手 を育てるのがうまいのと同じように、近鉄は打者を育てるのがうまいですね。 野手の層の厚さを感じます。

磯部もかなりあせっているかもしれませんが、このまま磯部に今シーズン を終ってしまわれると、優勝はないでしょう。「恐怖の五番打者」に復帰 してもらわないと困ります。あれこれ考えるのはやめにして、バットを 思いっきり振ることだけに集中してください。がんばれー>磯部

さてさて話題は変わって、今日は久ぶりの楽勝モード。鷹野の先制点から 始まり、ノリのレフトスタンドへの第4号ツーラン。さらには、待って ましたウイルソンの第2号ツーラン。仕上げは、本塁打トップに立つ ローズの第6号ホームラン。「150発トリオ」の揃い踏みでした。 すんげえー。

ダイエー戦で負傷したノリのホームランは、「前半戦絶望」とまで 心配したことを払拭する安堵のホームラン。ウイルソンは、昨日まで 当たりが止まっていましたが、ホームランを含む三安打の猛打賞で 復活。川口が控えに回ったことで、ウイルソンにはあまりいい印象 を持っていなかったのですが、前にも書いた通り、ウイルソンの 一生懸命にプレーするひたむきな姿に、今は好印象に変わりました。 さらには、安定した力を発揮するローズも、Good!!

投手では、先発:小池がなんとこれで三勝目。ええどお。大量点 に守られたのはありますが、いつもの近鉄投手陣だと、先日の前川 のように何故かリズムを崩して、3点差ぐらいまで反撃を許してし まうところです。ところが、小池は失点はするものの、どれも最小失点の1 点で切りぬけていきます。これがベテランの持ち味なのでしょう。 昨年の前川と同じように月間MVPを獲得するぐらい、これからも頑 張って!!>小池

あと投手では、小池-関口-高木と左投手のリレーが続きました。 関口は、小笠原に通用するかのテスト的な意味があったかなと 思いますが、見事に今日は抑えました。次回のピンチの時の登板 でもこの調子で投げてくれればいいのですが....。これまでの関口 を見ているとあてにならん....。

最終回は、岩隈と同期の高木が登板。スピードは130km/h後半と それほどありませんが、危なげなく9回をピシャリ。今日の鷹野、 高須がいい例ですが、人間やっぱり腐らずにチャンスを待つ気持ちが 大事やなあと感じました。いつか先発のチャンスがあるはずなの で、準備しときや。>高木

さて、対戦相手の日本ハムに話を移しますと、やはりこのチーム の打線は要注意です。昨年は、故障者続出で遠く離れた最下位に沈み ましたが、今年は故障者もいないようで、小笠原、オバンドーの主軸 を中心に、金子、木元、野口など、一発のある打者が並びます。なん と言っても、今日現在:7勝4敗で近鉄と同率3位。ただ、今日の試合 でも、レフト:中村(豊)の情けない後逸など守備にはかなり不安がある ようですし、近鉄ほどの打線ではなく、恐れる相手ではありません。 足元をすくわれないように注意しましょう。>近鉄

日本ハムと言えば、今日は中継ぎで昨年まで近鉄に在籍した柴田投手が 登板しました。結果は、押し出し四球を含むボロボロの内容でした。 近鉄が勝っていたこともあり、納得できない形で解雇された経緯がある ので頑張って抑えて欲しい気持ちもありましたが....。昨年の悪い近鉄 の投手そのままの結果に、複雑な気持になりました。

さてこれで、日本ハム三連戦を1勝1敗。明日も勝っていいリズムを 続けていきましょう。ダイエーと西武がせっかく潰し合いをしてくれて いるのですから、勝っときましょう。えーと、明日の先発は....。おー、 門倉です。 本人のホームページにもあるように調子は良さそうです。昨年まで の精神的な甘さ(=一発病)を克服できたか、ホームランバッター揃いの 日本ハム打線相手にどこまで奮張ることができるのか、注目したいです。 がんばれよお>門倉


Written by kabada