いやあ今日も勝ちましたね(近鉄 7 - 1 ロッテ)。高村がすんばらしい ピッチング。またノリに2号が出たし、吉岡は調子いいし。月曜日から のダイエー戦はしんどいので今のうちに白星を稼いでおきましょう:-)
さて、今日は野球の話です。プロ野球ファンのためのTV番組が少ない 中、唯一ファンの心に響く番組「(南原清隆の)プロ野球ってナンだ!?」 (確かこんなタイトル)からの話題です。この番組は、ウッチャン・ナン チャンのナンチャンこと南原清隆氏がプロ野球選手を交えて進めていく 番組で、年に何回かしか放送されません。できれば、毎週やって欲しい のですが....。
この中で、「ホームランの打ち方」についての話題が取り上げられ ていました。天敵:ダイエーの小久保選手&松中選手がインタビュー されており、その中で、
「ホームランはバットの芯で打つんじゃなくて、少し外れたところ で打つ」
てなことを仰っていました。私も野球をやっていますが、なんとなく バットの芯で打つもんだと思っていましたので、かなり意外でした。 また、こんな話もありました。
「後ろ側の手で押し込む感じ」
この話は、昨年、松中選手がバットを折りながらも、左手一本 (松中選手は左打者)でスタンドインさせた映像も交えての話でし たので、かなり納得しました。しかし、これまで野球解説者や 一般の指導者は、この逆で
「前の腕で、バットをリードしないといけない」
と力説する場合が多い気がしていたので、松中選手の話は意外でした。
これについては、いつも不思議に思っていたことがあります。それは、 右ききならば右腕の方が腕力(握力?)が強いので、一般的に言われてい る「前の腕で、バットをリード」するのならば、右ききの人ならば、 力のある右腕が前になる左打者の方がいんじゃないかと。
しかし、右ききだと右打席の方がしっくりくるのが自然なので、右 ききの私は、一般論を信じて左腕を意識して鍛えていた時期がありま した。しかあし、ある時先の松中選手の話と同じような話を聞いてか らは止めました。それは、我らが近鉄:中村選手(右打者)が、
「バッティングは、右手で打つ」
てなことを話していたからです。中村選手は、ご存知のフルスイング で有名ですが、あまりにフルスイングするため、左手を何度か骨折 していて、左手があまり使えないのがそのきっかけだと思います。 しかし、今ではパリーグを代表するホームランバッターに成長して いる事実からも、松中選手の「後ろ側の手で押し込む感じ」ってのは 本当かなと感じています。
さらに、小久保選手が
「ボールを跳ね返すのではなくて、
ボールがバットにくっついてから飛んで行く感じ」
と言っていました。これも、中村選手の今季オープン戦のホームラン のインタビューで、
「バットにうまくボールがひっついてくれました。」
と同じようなことを言っています。力をバットに強く伝えるってこと でしょうか?ちょっと、具体的にどうすればいいのかは、わからない んですが.....。
また、その後、中村選手の師匠でもある落合・元選手がホームランの 打ち方について、昨年引退した選手を指導するってな企画がありました。 で、その中で印象深かった練習方法が
「ボールを真上に上げるトスバッティング」
です。通常、トスバッティングは、ボールを芯で捉える練習かと思います が、落合選手の場合は、ボールの下側を叩いて真上に上げる練習がホーム ランを打つ練習になるとのことでした。で、実際に選手がその練習をして から打席に立つと、スタンドインこそしませんでしたが、ホームラン性の あたりがかなり出るようになったのです。この選手は、元々長距離打者で ないのにです。すんげえー。またその後、スポーツ力学かなんかの教授が、
「ボールの中心の7mm下を叩くとホームランになりやすい」
てなことも言ってました。うーん、そうなんやー。
あと、これは個人的な経験と、近鉄:ローズ選手のフォームについて解説者 が言っていたことですが、
「ボールを上から叩く」
ってのがあります。実際、バッティングセンターなどで練習していて、 長打が出なくなってくると、やはりバットが下から出ている場合が多い です。意識して、バットを高い位置に構えて、ボールに当てるまでを 「上から叩く」感じに修正すると、長打が出始めます。ただ、これは いわゆる「ダウンスイング」ではありません。バットがボールに当た った後は、アッパースイングになってもいいのです。これが、まさに ローズ選手の打ち方(だそう)です。
ノリに憧れる中年間近の草野球選手としては、非常に興味深い話でし た:-)で、ここでホームラン(長打?)を打つ秘訣をまとめると....
|
ってなところでしょうか。うーん、ホームラン打ちたいなあ。 さっ、バッティングセンター行こうっと。