西武26回戦 [2001.09.18]

(近鉄 5 - 0 西武)[大阪ドーム]

今日も大阪ドームでの観戦。内野自由席上段に陣取りました。 昨日ほどはお客さんが入っていません が、それでも一塁側の内外野はほぼ満員の状態。うーん、やっぱり勝つ と入るなあ。

さて、試合の方ですが、勝ちました。ふふん。楽勝っす。まずは、先発 の岩隅。「すんげえ」の一言。西武打戦を二安打完封&完投。初回から安定 した投球内容で、ピンチと言えば五回か六回の1,2塁のピンチぐらいで、後は 三塁を踏ませない素晴らしいピッチング。140Km後半の速球と、100Kmぐらいの 緩いカーブによる、いわゆる緩急をつけた内容でした。先日、ORIXの具投手や 金田投手がダイエーを相手に、この100Kmぐらいのスローカーブで勝利を飾って いましたが、この攻め方はかなり有効みたいですね。金田投手の話によると、 元祖は現在阪神に在籍している星野投手から受け継いだようです。

プロと一緒にすると批判を受けそうですが、バッティングセンターなどで 練習する場合、私は最近まで、できるだけ速い球を打てるようにゲージを 選んでいました。しかし、『週刊ベースボール』で、球速が速いか遅いかに 関わらず自分のポイントでミートする練習をすべきってな記事を読んでから は、草野球レベルですが、時速80Km〜120Kmのゲージを行ったり来たりして 練習するようにしています。で、感じるのが、やはり80Kmの後の120Kmは 打てないし、その逆も然り。バッティングセンターでは、当然自分で 球速を選んでいるので、心構えができますが、試合になれば40Km以上の 球速の違いがあるとなかなか打てるものじゃあない気がします。で、たぶん プロのレベルでも人間という動物の限界として、やはり打てないのではない かなあと。

脱線してしまいましたが、岩隅はファームでこのスローカーブを練習して きて、今の近鉄の最後の詰めにかなり貢献しています。ありがたやm(_ _)m 欲を言えば、キャンプでマスターして、前半戦から活躍していれば10勝以上 していたのになあと。もっと、今が楽だったのになあと....。来年は、前半 戦から頼んまっせえ> 岩隅

次に打戦ですが、ホームランはなかったものの、効果的な得点でした。 2回にランナー二三塁から自分の身長より低く、もしかすると大塚の速球 のスピードよりも低くなりそうな打率の古久保が(ゴメンなさいX-)、 なんと三塁打で2点を先制!! ええどー。こーゆう時に打ってくれれば、 打率が低くてもかまへんよ>古久保。この後も、ランナーを三塁に置いて サードに思いっきり叩き付けるパッティングで追加点に貢献。んー、十分 です。これまでは、西武戦と言えばラッキーボーイとして、的山補手が よく打って勝利してきました。西武は、打率の低いバッターをなめてかか ってるんでしょうか?

また、三回には、二塁打のローズを置いて、不調から全く脱出できない中村が 久々のタイムリーで1点。その後、磯部が四球を選んで一二塁として、今度は 復調の気配を見せている吉岡がタイムリーで更に1点。古久保曰く「中心打者で 打てて良かった」。んー、その通り。やっぱりクリーンアップが打たないと、 いてまえ打戦にはなりません。特に不調の二人が打ったのは、意味があると 思います。後は、大村ですが......。

まっ、今日のヒーローはなんと言っても、岩隅、そして古久保の親子(?) バッテリーです。来年は、岩隅だけでなく、打者でもいきのいい選手が どんどん出て来て欲しいなあっと。

これで、西武三連戦に二連勝して、2位西武に1.5ゲーム差。その上、マジック がとうとう近鉄に点灯し、マジック6。とうとう ここまで来ました。しかし、まだまだこれから。全力で頑張ってください。 > 近鉄選手・監督・コーチの皆様。お願いしますm(_ _)m


Written by kabada