第39回茨木市体育協会会長旗争奪軟式野球大会
2016年4月16日  vs 東太田イーグルス戦                   〜若園G〜
決 勝 戦
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 TOTAL
郡山フレンズ  
東太田イーグルス  
【投】タイキ完投  【捕】フウト
[二塁打] リョウタロウ、フウト

体協旗決勝戦!その相手は、以前ここでも書いた通り36期生達にとっては、
ジュニア時代から公式戦通算4戦4敗と、どうしても勝てないトラウマにもなって
いる東太田イーグルスさん。実に3年越し5度目の挑戦です。未だ優勝経験の
ない36期生達にとって、どうしても倒さねばならない最後の壁。その大事な
決勝戦のマウンドを託されたのは、6年生右腕のタイキ!

初回フレンズの攻撃はトップバッター・ショウエイが左前打で出塁。続くケイスケ
の進塁打で1アウト2塁とすると、ここからダイヤ・タイキのポテンヒットで幸先
よく2点を先制!

2点リードで迎えた4回裏イーグルスの攻撃。連続四球とフィルダースチョイス
で無死満塁のピンチを迎えると、そこから失策と2点タイムリーとなるライトゴで、
2−3と逆転を許す。

しかし続く5回表すぐさま反撃に出たフレンズの攻撃は、ノーアウトからショウエイ
が今度は右前打で出塁。更にダイヤのポテンヒットで1,3塁とすると、続くタイキ
投ゴロの間にまず同点。続くフウトも、しぶとく三遊間を破るタイムリーで4−3と
再逆転に成功!更にリョウタロウにも右中間を破るタイムリーツーベースヒットが
飛出し5−3とその差を2点に広げる。

しかし白熱したシーソーゲームは、ここからまだまだ動き出す。

5回裏イーグルスの攻撃。ヒットとスクイズで追撃点を奪われ5−4とその差は
わずか1点。

そして1点差のまま迎えた最終回フレンズの攻撃。先頭タイキが内野安打で
出塁すると、ケイシがきっちり送って1アウト3塁。ここで6番フウトがライト線に
ポトリと落ちる貴重な、貴重な追加点をあげ6−4と、その差を2点に広げて
いよいよ最後の守りに入る。

2点リードで迎えた最終7回裏。打順は7番から。まずは絶対に出したくない
先頭打者を三振に取ってホッと一息。続く8番にはセンター前ヒットを許すも、
続く9番を抑えて2アウト。あと一人!しかし、ここから最後の試練が・・・。

『頑張れ!踏ん張れ!タイキ!あと一人!』思いはグランドの選手も、ベンチ
も応援団も皆同じ。その声援のボルテージが最高潮に達した時、タイキの
緊張もピークを迎え、連続四球で満塁とすると、ここで3番に痛恨の押出し
四球を与え6−5と1点差に詰め寄られてしまう。更に満塁で4番打者登場
という絶対絶命の大ピンチ!

いったい勝利の女神はどちらに微笑むつもりなのか?まさに、この緊張感は
野球ならではの醍醐味。緊迫した場面のあと、一瞬の静寂を経て訪れる怒涛
のような歓声とため息。果たしてその歓声を上げる事が出来るのはフレンズ
なのか?それともイーグルスか?息詰まる瞬間!全ての視線がマウンドに
注がれる中、フルカウントからタイキが魂を込めて投じた本日142球目の
ストレート!バッターボックスでひと際大きく見えた4番打者が真芯で捉えた
会心のあたりが三塁線を襲う。一瞬『やられた!』と誰もが思ったその刹那、
サード・K.タクトがグラブを高々と上げ、歓喜の雄たけび。
!?捕っている!?サードライナーだ!ゲームセット!優勝!!

まさに決勝戦にふさわしい手に汗握るシーソーゲームでした。その激闘を制し
悲願の初優勝を達成した36期生達。本当におめでとう!今日のこのヒリヒリ
するような緊張感あふれる試合を経験した事は、今後の戦いの中で必ず財産
となってくる事でしょう。それと特筆すべきは、試合中最初から最後までずっと
大声でグランドの選手達を鼓舞し続けたベンチの選手達。今大会のMVPは
間違いなく君達です。本当に見ていて気持ちいいくらい元気があり、その声援
でグランドでプレーしている選手達も俄然乗っていけたんじゃないかな?^^

さぁ、優勝の余韻に浸る間もなく、次週からいよいよ三島大会が始まります。
昨年35期生が三島地区優勝から大阪府予選会進出と、その狭き門をこじ開
けてくれました。是非36期生もその後に続いて欲しいね!

※試合動画フレンズチャンネル配信済

郡山フレンズHP管理人