第37回全国スポーツ少年団軟式野球親善交流大会
大阪府予選会

 2015年5月31日  vs 河南少年野球クラブ戦        〜貝塚市ふれあい運動広場〜
三 位 決 定 戦
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 TOTAL
郡山フレンズ
河南少年野球 X
【投】シュウヤ  【捕】ハルト
[二塁打] タイヨウ [本塁打] ハルトx2本 [猛打賞] ハルト

★★ 第37回全国スポーツ少年団大阪府予選会最終日 観戦記 ★★

 昨日は0−1と僅差の敗戦で叶わなかった決勝進出の夢。その悔しかった
試合から一夜明け、気持ちを切り替えて挑んだ三位決定戦。勝てば近畿交流
大会出場というご褒美もある大事な一戦。

 その相手は、大阪でも常に上位に入る強豪河南少年野球クラブさん。春の
マクドナルドトーナメント大阪府大会では、長曽根ストロングさんと決勝を
戦った超ビッグネームです。余談ですが、私もその決勝戦を住之江球場で生
で観戦しており、両チームのレベルの高さに舌を巻く思いでした。まさかその
チームと、こんなにすぐ対戦が実現するとは思ってもみませんでしたが、さて
フレンズ35期生達がいったいどんな試合を見せてくれるのか、非常に楽しみ
な一戦です。

 この日は、午前中に池田大会で1試合消化してからの長距離移動と、5月
とは思えない酷暑で、選手達の疲労も心配される中、午後4時プレーボール。

 先発は6年生右腕シュウヤ。連戦の疲れかいつもの球威はなく、球がやや
高めに浮く不安な立ち上がり。その甘い球を相手打線が見逃すべくもなく、
初回からガンガン積極的に振ってくる。何とか先頭打者は打ち取ったものの、
2番打者にはレフト頭上を越える、特大ホームランで先制される。

 一方フレンズ打線は相手エースの速球に手こずり、3回までハルトの内野
安打一本と封じ込まれる。そして0−1で迎えた3回裏河南の攻撃。1アウト
を取った後、次打者のセンター前に抜けるゴロを中堅手が後逸。ボールが外野
を転々とする間に、打者走者が一気にホーム生還し手痛い2点目を献上。

 0−2と2点差で迎えた4回表フレンズの攻撃は、主将ハルトが反撃の狼煙
となるソロホームランを放ち、2−1と俄然試合が面白くなってきた。中盤以降
はフレンズバッテリーの緩急を駆使したピッチングと、5年生ショート・タイキの
再三にわたるファインプレーが、ことごとくピンチの芽を摘み追加点を許さない。

 1点差のまま試合は終盤6回へ突入。先頭のリョウスケが、しぶとく四球を
選び出塁するも牽制で刺され1アウト。その嫌な流れを断ち切ったのはこの日、
2安打のハルト!ベンチのサインを見る顔が何故か半笑い(笑)『まぁ…これ
だけリラックスできてれば大丈夫かな・・?』 と思った通り、相手エースの次元
の違う速球にも臆する事なく、フルスイングで真っ向勝負!難しい球はきっちり
カットして粘り続け、最後はセンター強襲の2打席連続本塁打で、ついに試合を
振り出しに戻した。

 まさか本当に ” ジャイアントキリング ” を起こしてくれるのか!?と
期待は膨らんだが、その裏2アウトから失策で出した走者を、代打の一振りで
還され決勝点を許してしまう。最終回フレンズの攻撃も2アウト2塁と一打同点
の場面を作るも、あと一本が出ずゲームセット!昨日に続いて1点差の惜敗で
大会全日程を終えた。

 チームとして始めて出場した今大会。結果4位と、目標の近畿大会出場は
叶わなかったが、各ブロックの代表が集うハイレベルの大会で、格上の強豪
チーム相手に、がっぷりよつの試合ができた事は非常に誇らしく思います。
どの試合も見ていて本当に熱くなれました。手に汗握るナイスゲームでした!
とはいえ、やはりその1点差の接戦をきっちり守り、勝利につなげるチームが
” 真の強者” なんだろうな…とも感じた大会でした。今大会の経験を活かし、
今度はフレンズが1点差勝利を掴む事ができるチームに、もう一皮剥けて
くれる事を期待しています。

最後に!35期生達と監督コーチ陣の皆さん、こんな熱い、熱い大会に連れて
きてくれて本当に有難う!感謝です^^またこれからも、夢はでっかく大阪大会
〜近畿、そしていつの日か全国へ!と郡山フレンズの挑戦はまだまだ続くので
あった・・・完(笑)


【追記】
育成会の皆さん。5月とは思えない酷暑の中、連日の長距離移動ご苦労様
でした。飲み物等の差し入れいつもすみません。紫外線が強い季節ですので、
お肌のお手入れも怠りなく(^_-)-☆ 大きなお世話?(笑)

※試合動画はフレンズチャンネル配信済み

郡山フレンズHP管理人