第39回三島地区軟式野球6年生大会
 2015年5月4日  vs 玉櫛スラッガー戦                      〜西河原北G〜
決 勝 戦
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 TOTAL
富田ブレーブス
郡山フレンズ
【投】シュウヤ完投  【捕】ハルト
[二塁打] シュウヤx 2、ハルト

 4月18日体協旗決勝戦の戦評で書いた通り〈二度あることは
三度ある〉か、〈三度目の正直〉となるか?早くもその答えが
はっきりとする日がきた。それにしても今季開幕から3大会連続
決勝進出とは・・・恐れ入りました(笑)とはいえ、過去2大会は
惜しくも決勝で涙を呑んでの準優勝。今度こその思いを胸に挑んだ
三島大会。その決勝の相手は、奇しくも先の体協旗決勝戦にて、
悪夢の最終回逆転サヨナラHRを浴び初優勝を逃した玉櫛スラッガー
さん。舞台もその時と同じ西河原北グランドという、リベンジには
最高のシチュエーションが整った。

 先発は勿論6年生右腕シュウヤ。ここまで制球に苦しみながらも、
致命的な失点を許す事なくチームを牽引してきたシュウヤ。その立ち
上がり、いきなり先頭打者を死球で歩かすと、次打者の内野ゴロが
フィルダースチョイスとなり無死1,2塁のピンチを背負う。しかしここは、
次打者のインフィールドフライをあえて落球する(笑)シュウヤの頭脳
プレー(?)に惑わされた走者が飛び出し、挟殺プレーで一瞬にして
2アウト。後続もレフトフライで無失点に切り抜けた。

 0−0で迎えた2回裏フレンズの攻撃、先頭のダイヤがセンター前
ヒットで出塁すると、続くアツシ四球、タイキがきっちり送りバントを決め
一死2,3塁。次打者シュウヤの時にパスボールでまず1点を先制!
更にそのシュウヤが、自らを援護する貴重なタイムリーツーベースを
放ち2−0とリードを広げた。

 2点リードで迎えた4回表相手チームの攻撃。ここまで丁寧に低めを
意識したナイスピッチングで無失点に抑えていたシュウヤだったが、
この回ついにつかまった。2者連続ヒットと連続四球で1点を返され
尚無死満塁。更にライト前ヒットで2−2とついに試合を振り出しに
戻される。しかしここは、何とか後続のスクイズを連続で阻止し、
勝ち越しは許さず試合は後半戦に突入。

 後半も相手エースは抜群の制球力で中々崩れる気配を見せず、
簡単には追加点が奪う事ができない。一方シュウヤも、この日は4回表
以外は安定したピッチングを見せ、ついに試合は同点のまま最終回へ・・・。
表の相手の攻撃をリズムよく3者凡退で切り抜け、流れを引き寄せた
形でフレンズ最後の攻撃に突入。その先頭打者シュウヤが、自ら
ツーベースHを放ちサヨナラの好機を演出。続くタクトが送る事が
出来ず1死二塁のまま、次打者リョウスケ。ここでベンチが選択した
サインは送りバント。全てを次打者ハルトに託す作戦。その意思を
きっちり汲み取ったリョウスケが、会心の送りバントを決めて二死3塁。
フレンズ応援団のボルテージは最高潮。その期待を一身に背負った
ハルトが、1ボールからの2球目、やや真ん中高めの球をフルスイング
すると、打球は左中間を真っ二つに破る劇的なサヨナラヒットで、
今季初優勝を成し遂げた。

 創部35年目にしてチーム初の三島大会制覇。これでスポ少全国
大会へとつながる大阪府予選会への出場が確定。夢は近畿大会出場と・・・
まだまだ
35期生達の挑戦は続く。



郡山フレンズHP管理人が勝手に選ぶ(笑)
大会MVP(最優秀選手賞) 主将:ハルト

※試合動画はフレンズチャンネル配信済み

郡山フレンズHP管理人