第35回卒団記念大会

　2015年2月1日　　vs 中条ウイングス戦　　　　　　　　　　　　　　　～東雲G～

二　回　戦

TEAM	1	2	3	4	5	6	7	計
中条ウイングス	０	０	０	０	５			５
郡山フレンズ	０	１	０	０	２			３
【投】シュウヤ（５回完投）　【捕】ハルト　【本塁打】ユウキ　卒団大会二回戦の相手は、昨年夏季大会で０－７と完敗した中条ウイングさん。なんとその試合では５回を打者１５人で終わるパーフェクトゲームを献上した相手。今日の試合では、何とか一矢を報い夏からの成長の跡を見せて欲しいところ。先発を託されたのは、ここ数試合好調を維持している５年生右腕シュウヤ。初回を危なげない投球内容で三者凡退に打ち取ると、その裏フレンズの攻撃は、先頭のリョウマが気合のヘッドスライディングで内野安打で出塁。３番ハルトもライト前ヒットで繋いで１死２、３塁の好機演出。しかしここは微妙な判定もあり、後続断たれて二者残塁。２回表　相手チームの攻撃は、先頭打者を四球で出すも１アウト後６－４－３の見事なＷプレーを決めノリノリでチェンジ。ベンチも応援席も俄然盛り上がる、流石のプレーを見せてくれた。こうなれば試合の流れは完全にフレンズペース！　２回裏、４年生タイキの右前打に始まり、そこからリョウスケ・リョウマと連続ヒットで２アウトながら満塁のチャンス！ここで６年生コンビのユウキが、低めの難しい球を技でセンター前に弾き返し、１点を先制！１－０３回・４回は両投手が踏ん張って、お互い無得点。試合は１－０と最小得点差のまま終盤５回に突入。５回表　相手チームの攻撃は、１アウトから四球で出塁を許すと、この回からやや真ん中に集まりだした甘い球を見逃さず、６本の長短打を集められ、更に中継や守備の乱れなど、拙いプレーも手伝って一気５失点のビッグイニングに発展してしまった。これで緊迫した試合が一瞬に壊れ、正直見ていた自分も『勝負あったかなぁ…』と天を仰いだ。が、しかし！その裏４点を追いかける選手達の目は、まだ全然死んでいない。今まで劣勢になると、ズルズル尻すぼみで終わっていく敗戦パターンを見てきただけに、誠に嬉しい成長ぶりだ。勿論その気運を引っ張ったのは、二人しかいない６年生コンビのリョウマ＆ユウキだった。５回裏　先頭のリョウマがしぶとく四球で出塁すると、続くユウキが放った打球は、打った瞬間それとわかる左中間真っ二つの２ランホームラン！これで３－５と追い上げムード。しかしながら、最後は相手エースが踏ん張り、後続断たれて３－５のまま時間切れゲームセット！　　　　----------------------------あとがき-------------------------- ゲームセットの瞬間、６年生だけでなく、５年生達も一緒に悔し涙を流している姿に、本当に勝ちたい！という選手達の勝負への執念が感じ取れました。そこが今まで一番欠けていた部分かも知れません。その気持ちがある限り、君達はまだまだ強くなれる筈。あくまでも個人的な感想ですが、今日は納得の負け。本音を言えば勝つに越した事はありませんが、そもそも昨夏に全く歯が立たなかった左腕エースを相手に５年生以下主体のチームが、８本の長短打を浴びせ、最後までがっぷり四つの試合ができた事は大きな成長の証。監督直伝のクロスファイヤー対策の練習効果が十分に発揮できましたね＾＾それにしても、中条さんの５回の驚異的な集中力は、敵ながら天晴れの一言！是非見習ってきたいところです。そして勝敗を分けた少しの守備の綻びは、まだまだ若いこのチームの事。十分修正の時間はあります。逆に６年を相手にこれだけの試合ができた事を、みんなもっと誇りに思ってもいいくらいです。何より嬉しかったのは、あのまま１－５で試合を終わらせる事なく、最後まで意地を見せ、執念の２点をもぎ取った６年生コンビのプレー。本当に胸が熱くなりました。３４期生はこの試合を以て事実上の引退です。元々人数が集まらなかった世代だったが、更に仲間が少しづつ辞めていき、最後は二人だけになってしまった。それでも常に後輩を鼓舞し、チームを牽引し、中々勝てない時期も、腐る事なく最後まで学童野球を続けたその強い精神力は、この先君達一生の宝物になると信じています。勿論そこには、監督さんを始め、指導者、育成会の方々、両親の支えがあって続けられたという事もけして忘れてはなりません。今後も感謝の気持ちを忘れる事なく、胸を張って『フレンズＯＢ』の肩書を背負って下さい。そして３月の卒団式までは、もう少しだけ後輩の面倒をみてやってください。長々とすみません。最後に一言だけ。『リョウマ！ユウキ！今までお疲れさん。沢山の感動を有難う！』郡山フレンズHP管理人 ※試合動画はフレンズチャンネル配信済み