第25回部長杯争奪軟式野球四年生大会
 2014年4月5日  vs 東太田イーグルス戦              〜東雲運動広場〜
1 回 戦
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 TOTAL
東太田イーグルス  
郡山フレンズ  
【投】ダイヤ(5回完投) 【捕】タイキ
[二塁打] ダイヤ

新生ジュニアチーム初の公式戦となる部長杯の初戦。先発のマウンドを
託されたのは、3年生右腕のダイヤ。

その立ち上がり先頭打者にレフト前ヒットを許すと、そこからバントと内野
ゴロの間に2点を先制される。

一方2点追いかけるフレンズは、1、2回と打線が沈黙。しかし3回裏二死
から、リョウが四球で出塁すると、続くダイヤがレフトオーバーのタイムリー
二塁打で一点を返す。

4回表、四球とエラー絡みで2点を追加されるが、その裏センター前ヒットで
出塁したタクトが、内野ゴロの間に生還して4−2と追い上げる。

しかし最終回に再び試練が・・・。一死から四球とヒットで走者を背負うと、
ここでもスクイズと、内野ゴロの間に相次いで生還を許し、手痛い2点を
追加される。

6−2と4点差で迎えたフレンズ最後の攻撃は、先頭のフウトがレフト前ヒット
で出塁。続く途中出場のソラも四球で続き、無死1,2塁の好機。しかし後続
を三振とピッチャーフライに打ち取られ、たちまち2死。

しかし、ここから意地の粘りを見せる。ケイスケが内野安打で、満塁と好機を
拡大すると、続くタクトがこの日2本目のヒットを放ち、1点返して6−3。更に
主将タイキもショート強襲ヒットのタイムリーで6−4!尚満塁で、一打逆転の
場面。去年の部長杯のミラクル再現か!?と俄然盛上がるフレンズ応援団。

ここで迎えるバッターは頼れる5番ケイシ!1ボールからの2球目、痛烈な
ピッチャー返しは、そのグラブを弾き内野を転々。誰もが内野安打と思った
その瞬間、相手ショートが華麗なフィールディングでこれを処理し一塁転送
アウト!ゲームセット!

試合後悔しさを前面に出す子供がほとんどいない中、ただ一人目を真っ赤に
泣き腫らしていたケイシの気持ちが、痛いほど伝わってきた。その悔しさが
ある限り、今日の負けは必ず次につながるはずです。

正直今日の対戦は『経験値』の違いがはっきりと見えた試合でもあった。実戦
慣れした相手チームの選手達は、一人一人が場面に応じて何をするべきか、
頭で理解した上で、身体が反応していました。一方フレンズ選手達は、走攻守
全てにおいて、次のプレーの予測や場面に応じたシュミレーションがまったく
できてない中、いきあたりばったりでプレーしているようにも見えました。

しかしこれは、中々練習だけで一朝一夕に身につくものではありません。これ
からの試合経験の中で貪欲に吸収していってください。まだまだ君達の戦いは、
いま始まったばかりです。

それにしても、そんな状況下で最後まで相手を苦しめ、2点差まで追いあげた
事は誇りに思って下さい。打撃はけして負けてません。あとは守備力と野球脳
をもう少しレベルアップして、次の三島大会に臨んでください。

フレンズHP管理人