【投】リョウト(7回完投) 【捕】ハルト
ここまで公式戦1勝3敗と苦戦している34期生。
今シーズン最後の大会が開幕。その初戦マウンドを託されたのは
5年生右腕リョウト。
試合は序盤から投手戦に突入。守っては何度かピンチの場面を
迎えながらも、要所をダブルプレーで切り抜け得点を許さない。
攻めては、相手投手の速球に手こずり中々好機すら作れず・・・。
結局6回表まで0−0という手に汗握る試合展開。そしてその裏、
先頭のタイキが四球で出塁すると三進し、続く内野ゴロで果敢に
本塁突入し、待望の先取点!1−0とこの日初めて得点ボードに
数字が入った。
その裏、先頭打者にエラーで出塁を許すと、ここまで無失点に切り
抜けてきたマウンドのリョウトが、急にテンパり出し、牽制、牽制・・・
また牽制と、打者に集中できないまま四球を与え、無死1,2塁と
ピンチ拡大。1死後、また走者を気にして牽制、牽制、悪送球と無駄
な進塁を許し、1死2,3塁と逆転の走者まで得点圏に進めてしまった。
こうなると流れは完全に相手チームへ・・・。
続く打者にレフト前に運ばれると、2塁走者にまで生還を許し1−2と
あっさり逆転される。
1点を追う最終7回裏の攻撃は、先頭のリョウトが四球で出塁すると
執念の2盗、3盗を決め、無死3塁。ここで迎えるバッターは4番ユウキ
と絶好の同点チャンス!
・・・が、しかし!ここはエンドラン失敗の三振ゲッツーに倒れ、一瞬にして
2死走者なしと最悪の結果。次打者も内野ゴロに倒れゲームセット・・・。
またしても1点差ゲームを勝ちきれない34期生達。今季公式戦全てが
1点差ゲームの惜敗という、何ともやりきれない試合が続く。
ここ一番で、打者との勝負に集中できない投手。ここ一番で失点に
つながるエラーが出てしまう守備陣。ここ一番でバットにかする事も
できない打線。厳しい言い方になりますが、毎回同じような試合内容
で、中々成長の跡が見えてこない。このままずるずると、最終学年の
一年間をあっという間に終えてしまうのか?それとも、これがあの34
期生達か?と逆の意味で期待を裏切ってくれるのか?向こう1年間を
辛い一年にするも、充実した楽しい1年にするも、それは自分達次第。
もう一度監督さんの話をよく思い出して、この敗戦の悔しさをバネに、
自分達の甘さを再認識して下さい。
郡山フレンズHP管理人
|