第32回ジュニア軟式野球大会
 2013年12月1日  vs 小手毬                       〜東雲G〜
決 勝 戦
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 TOTAL
玉島アニマルズ  
郡山フレンズ  
【投】 シュウヤ(5回完封)  【捕】 ハルト 
[本塁打]
シュウヤ

あれよあれよという間の決勝進出。今年のジュニアチームの快進撃を、
新チーム発足当時、いったい誰が予想できたでしょうか?(笑)しかも
その相手は、部長杯・三島大会に続き三度目の対戦となる小手毬さん。

 春の部長杯では辛くも逆転勝利したものの、続く三島大会では、完膚
なきまでに叩きのめされ、実力の違いをまざまざと見せつけられた試合
だっただけに、何としても雪辱したいという気持ちが強い一戦。

 先発シュウヤは、今大会ここまで3試合連続完封という、抜群の安定感
を見せチームを牽引。この日も立上がりを三者凡退で切り抜けると、
そこからエンジン全開!球威のある速球で三振の山を築くNICEピッチング!
守っては、センター前に抜けそうな打球を、2年生遊撃手のダイヤがうまく
捌いてアウトにしたり、主将ハルトが難しいキャッチャーフライを好捕したり、
随所でバックもピッチャーを盛り立てた。

 一方相手の先発投手は、女の子ながら勢いのある球をテンポよく低めに
集められ、なかなかフレンズ打線も得点の糸口がつかめない。0−0のまま
迎えた3回裏ついに均衡が破られた。まずシュンペイが四球で出塁すると、
リョウスケのピッチャーゴロがフィルダースチョイスを招き、一死1,2塁と
好機拡大。一人倒れて二死から、3年生タイキが低めの難しい球をうまく
センター前に弾き返し、1点を先制!更にタイヨーのライト前ヒットで満塁と
チャンスを広げると、迎えるバッターはここ一番に強いハルト。打った瞬間
『いったー!』 と思った打球は、相手レフトの守備範囲で追加点はならず。

 4回表も無失点で切り抜けると、その裏先頭のシュウヤに”まさかの…”
失礼(笑)もとい”特大の”ソロホームランが飛び出し、貴重な追加点が入る。
最終回も三者三振で締め2−0の完封勝利。ジュニア最後の大会を”優勝”
という最高の結果で締めくくった。結局先発のシュウヤは、今大会4試合
連続完封の偉業で文句無しのMVP!勿論そこには、バックの固い守りが
うまくかみ合った”チーム全体としての偉業”という事も、けして忘れては
ならない。何はともあれ、優勝おめでとう!とはいえ、喜びに浸る余韻は
短く、間もなく本格的にレギュラー陣としての一年が始まります。
練習の厳しさも、ますます激しくなる事でしょう。負けるなよ〜!

<余談>
 この試合、怪我で出場できずベンチスタートとなった相手エースの5番君。
春の大会から注目していた逸材だけに、対戦を非常に楽しみにしていたの
だが、残念なからその願いは叶わなかった。ボールボーイに徹し一所懸命
ベンチから声援を送る姿を見て、『投げたかったろうなぁ…』と胸が痛んだ。
 しかしながら、控えの投手がしっかり試合を作るあたりに、小手鞠さんの
層の厚さを感じました。これから先2年間、また何度も名勝負を繰り広げて
くれそうな予感。好敵手の存在は、必然お互いを高めてくれる筈。今度は
5番君に打ち勝ち、真の勝利を掴もう!頑張れ35期生