第30回茨木市秋季少年軟式野球大会
 2010年8月29日  vs山手台サニーズ   〜春日丘運動広場〜
決勝戦
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 TOTAL
郡山フレンズ
山手台サニーズ 4x 7
準決勝の興奮冷めやらぬまま、ダブルヘッダーの2試合目となる熱い闘いの
幕が切って落とされた。先発を任されたのは6年生右腕のユウキ。

初回制球が定まらず無死満塁のピンチを招くも、ここはなんとか2失点で切り
抜けると、2回からロングリリーフの6年生右腕シュンが、コースを丁寧に突い
たピッチングで、相手打線を7回まで失策絡みの1失点と完璧に抑える。

守ってはレフトのコウダイがファインプレー連発で投手を助ける働きをみせた。
攻撃では4回表 四球で出塁のダイヤが、続くタクミのレフト犠牲フライで生還
し1点を返すと、5回にはトモヤのタイムリーヒットで同点。更に6回にはダイキ
の逆転タイムリー2ベースヒットで遂に試合をひっくり返す。

しかしその裏、送球ミスの間に1点を返され3−3と同点にされると、結局7回も
両チーム得点無く、試合はとうとう延長サドンデスルールに突入!

初めて経験する無死満塁から試合再開という特別ルールに、選手をはじめ
ベンチ、観客席も緊張がみなぎる。

8回表 郡山フレンズの攻撃は、ダイヤの内野ゴロの間にまず1点。
更にタクミも2点タイムリーヒットで続き6−3と突き放す。

8回裏 相手チームの攻撃。ここでクローザ―の5年生右腕タクミが登板。
内野ゴロの間に1点を返され6−4とされるも、試合は2点リードのまま2アウト
満塁・カウント2ストライク。あと1球・・・!
タクミ渾身の直球をフルスイングで振り抜いた打球は、レフト最深部まで到達
し走者3人が還る劇的な逆転サヨナラで決着。

<あとがき>
負けたとはいえ、最後までどちらが勝つか全くわからない試合展開。
2回からロングリリーフのシュンは、本当によく試合を作った本日のMVPだね。
コウダイのファインプレー連発や、ダイキの逆転打など見応え満載でした。

特に8回表裏の攻防は、両チームとも小細工無しの真っ向勝負で、存分に
野球の醍醐味を味あわせて貰いました。あの厳しい場面でタクミは最高の
ボールを投げたと思う。あそこは打った相手を褒めるしかない。

でもここがゴールじゃないんだしね。この悔しさをバネに秋の大阪府大会で
また夢の続きを見せて下さい。一回り大きくなった、みんなの活躍を楽しみに
しています。