◆ 忘却の彼方 ◆
何かを知るたびに想う この街は
幾千の悲しいものたちで 溢れてる
想い出を辿り いつか気づく
静寂に消えた 愛の詩
何かを見るたびに想う この街は
幾千の温かいものたちで 溢れてる
戻らぬ時計を 眺め気づく
決して還らない この旅路
それでも気づかぬふりをして 歩き出す
忘却の彼方に……
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