◆ 悠久の月 ◆

温かい光の中で ふわふわと浮かぶ時の砂
どこから来たのか どこへ行くのか
果てがあるのか 何もないのか

冷たい闇の中で さらさらと零れ落ちる時の砂
現なのか 幻なのか
眠りがあるのか 目覚めるのか

すべては 誰も知らない 儚き彼方
未来は 淡い色の万華鏡

それでも ひとつだけ 確かなこと

あなたが泣けば 私も泣く
私が泣けば あなたも泣く

離れていても この悠久の月の下で


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